原宿の竹下通りの中ほどにあるバイク屋をでると
キラキラした女の子たちに
取り囲まれたかのような錯覚を覚える
エンジンオイルで汚れた手が恥ずかしくなり
そっと私はもう一度ハンカチでこすってみた
女の子はみなカラフルな色をまとって
あまったるい香りをただよわせ
まるで小鳥のようにさえずっている
その色の波におされるかのように歩いて
人口密度の高すぎる通りをやっとの思いで抜けると
その車は銀色のまぶたで眠たそうな顔をして
のんびりと停まっていた
思わず目があってしまって私は微笑む
「きみ、原宿に案外とけこんでるね」
その車は私にゆっくりとまばたきをした
そんなことがあったような
なかったような
…いや、
「あったはずだ」と思わせる
それがダイハツミラジーノのもつ魅力だ
乗ったこともなかった車なのに
いろんなシーンが脳内に浮かんでくる
市営の駐車場ですれ違った
登板車線で追い抜いた
すっかりホコリをかぶってしまっているセダンの横
妙にテカテカした顔で停まってた
………
まるくてどっか抜けてる顔
なぜにそんな大きいのと思わせるテールランプ
フォグランプは飾りバンパーのツメも飾り
そんな感じ
イマドキの車と見比べると…
背が低い分とても小さく見える
その小ささに私は安堵する
でも乗ってみると案外車内は広いのよ
そういって私は乗り込んだ
が、シートベルトを手に取ろうとすると…
サイドの設計の問題か非常に狭く
取り出しにくい
「ああやっぱり今の車ではない」
そこに私は フフッ と微笑をこぼす
そんな
ダイハツミラジーノ君
6月7日に我が家の末弟としてやってきました
筑西市の結城自動車さんにて整備車検していただきました
エンジンもすこぶる感じよくトテトテいってます
このホイールはやっぱりかわいいですね
この少しメタリックはいった青を選んだことに
友だちは皆驚きました
自分ですら予想外のチョイスなのですが…
はげてる感じがとても気に入ったのです
でもそのおかげで、きらきらした念願の
「青い車」のオーナーです
一回海にも行こうね、ブルジーノ君
君の青はきっと夏に似合う
結城自動車の木下さん
なんとケーキをご用意してくださっていました
祝ミラジーノ!
ありがとうございます!
苺が中にもいっぱいはいったとても美味しいケーキでした
青とのコントラストで黄色がとてもかわいい
眠そうなガチャピン目
なぜかアンテナが
ふわっふわに白く毛羽立ってる!
でも感度はビンビンなんだぜ!(笑
さあ、いざ参ろうか
ユーノスさんと同じ感覚でアクセルをふむと…
とろとろとろ
おっと、これは失礼、もっと踏まないとダメなのね
ぶいいいいーーん!
わお、意外にも野太い音ですね!
でも、 進 ま な い !(笑
ナニコレー(ё_ё)
段差にはふわっと対応
ふっかふかのシートに感じます
一生懸命走っているような音がします
坂ではベタ踏みでも進まないし
回転数が5000に達するしで
とまどいながらも始まった二人三脚
どうぞよろしくお願いいたします!
ユ「さあ、行きますよ!」
ミ「はい!」
姉のユーノスさんと比較をしてみましょう
>>>窓の開け閉め
弟ミラ「電動です!」
ユーノ「私もデス!」
ウイイイイイイイン
弟ミラ「あの、あの、あの…お姉さん大丈夫ですか」
ユーノ「あああ?怒」
なんということでしょう、まさかの周回遅れ発生
電動ウインドウの開け閉めのスピード歴然の差です
>>>ワイパー
弟ミラ「はい、こんな感じです!」
ユーノ「はい、私もデス!」
ユノコ「あーーーーひさしぶりにINTみたあ笑」
弟ミラ「お姉さんワイパーのスピード
ぜ、ぜ、ぜ全部一緒…ではありませんか?!」
ユーノ「あ”あ”あ?怒」
>>>空調
弟ミラ「はい、冷やします!」
ユーノ「私だって!」
ユノコ「うわああああ
音が静か!それにデフが効くぅ!」
弟ミラ「お姉さん、それほんとうに冷房ですか?」
ユーノ「あ”あ”あ”?怒」
あまりの快適さにうっかり お姉さんの尊厳を
ふみにじるところでした
当たり前のことを当たり前にかきます
あくまでこの2台を比較する、ことが間違い
それをふまえての感想
まさにY'sインプレッション
(Yは無責任YUNOKOのYです!)
お姉さんは走ってなんぼ
弟は(私を)運んでなんぼ
お姉さんはどこまでも走って
弟はどこまでも私を大事に乗せて
馬の如く
おもちゃの如く
かろやかに
とっとことっとこに
風に全身をはためかせながら
風に鼻先をこすりつけながら
姉は姉らしく
弟は弟らしく
ーーーーーー本日の一枚ーーーーーー
モトコパイセン「ああーーー実に惜しい」
ユーノスさん「ほんとですよねーーー」
モ「私もユーちゃんも希望ナンバーではないよね」
ユ「はいそうです」
モ「私のナンバーめちゃくちゃいい数字だよね」
ユ「はい、かわいい字面で覚えやすい」
モ「ユーちゃんのナンバーなんて
ユノコの誕生日だもんね」
ユ「はい 偶然にして出来すぎ笑」
モ・ユ「………あと一歩足りぬ、我が弟よ…」
いっこずれてりゃ最高の番号でした
↓
フロイク
2619
兄より優れた弟なぞいないのだ!笑
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Posted at
2019/06/12 01:23:49