公衆浴場　元湯　漆仁の湯（出雲湯村温泉）@島根県雲南市

ヤマタノオロチが逃げ込んだのが
この温泉の横流れる斐伊川沿い

須佐之男尊が追いかけ退治したところ
出てきたのが
三種の神器のひとつ

草薙の剣

その大活躍ののち、薬湯でるってことで
須佐之男尊が奥さんとお家たてて隠居したのが
この温泉の起源だそうです


ほかの温泉郷が

白鷺が足の傷癒してたのを村人が…
とか
鹿が入って行くのを村人が…
とか
他にも やれ亀だ鶴だクマだと
第一発見者は動物という起源が多い。

もう一つ多いのは「お告げ系」
お釈迦さまが、神の使いが、お地蔵様が
「ここを掘れ」
お湯がでたー！ というもの

白猿が射られたら実は阿弥陀さまで
枕元に立った阿弥陀さまの言う通り
掘ったところ…
なんて複雑複合パターンも数多




そんな中、
この出雲湯村温泉の起源はかなり
異色な気がします

端的に言うと

きれいでかわいい嫁さんもらって
楽隠居して温泉三昧な家（庵）立てた…

でしょう？
う、うらやましいぞ！
ずるいずるい！

#須佐之男尊はかの悪名高きヤマタノオロチと大死闘を繰り広げています
当然の報酬か（笑





そんなこと思いつつ、しかも
3種の神器がスラスラ言えない
ユノコさんなのですが、
お風呂いただいちゃいます






きゅん！
とってもきれい！
デザインもだし
ふんだんに使われてる木材も
かなり良いもので、杉の香りがまだまだ
生きてる露天風呂は最高！

川の流れも見え、風がゆるやかに
髪をなでてくれました





ですが、基本お湯が熱いので
ほぼほぼ半身浴です




こ





れ





で





も





くらえー！


とばかりに
あちこちからお湯が出てきてます
なぜこんなにも？と思ったほど。
かけ湯すら掛け流し！笑



須佐之男尊は鉄を流し込んで
ヤマタノオロチをやっつけたんだとか

これへのオマージュなんでしょうか
ビャービャー流し込まれてます



たまたまご一緒になったマダムが
あっというまに
「うち、あかん。こんな熱いのむり」

もちろん私も真っ赤です

露天のほうがまだ温度は低かったかも？
とにかくロケーションもお湯も
「庵」にふさわしいのんびり優雅な
すてきな場所でした






足湯や休憩所もありました
和みます、すてき








楽しみにしていた露天風呂のほうは…
雨で増水、川の水の中…









こちらのは温泉ではなく




内湯はボーリングして出てきたお湯

露天のは川の底より湧いているもの

だそうで、ぽこぽこ泡立つそうです
（この日も泡立つのは見えました）
ああ無念、次回を楽しみにします