ツボりすぎて、ユノコさんゼッコーチョー!
天気はもうかなりの下り坂
気温は昨日までの猛暑がウソのように低い
の、ですが、
ゼッコーチョーなので前向きに前進です
前へ前へ…
嗚呼なにがわたしをそんなに
駆り立てるのでしょうか
(しらんがな)
走行順路を考えるときに一筆書きにこだわるのに、迷子で似たようなとこぐるぐるまわっているため
ハイドラの履歴がすごいことなっています
走行線でぬりつぶされとるやんけ!と自らにつっこむほどです
ばびゅーん
ハハハハハ
横殴りの雨になってきた!と思ったら晴れた!
降ってきた!やんだ!
……さすが結構な山の中です
くねくね道こえるたびに天気がかわります
ここは阿蘇山のおひざもと
活火山の実力やいわんや、どこみても
温泉マークだらけですが
目的地に近づくにつれ寂しい雰囲気に
あれ?また迷子?と思ったら
急に集落っぽいとこにたどり着きました
とうっ!到着
満願寺温泉です
私は川辺の温泉が大好きなのです
三つ子の魂百まで。状態なのです)
ほぼ川と同じ高さで入れる露天風呂
ってことで期待しまくってきました
日本一恥ずかしい温泉とも書いてありましたが
大丈夫私湯浴みもってきたし!
満願寺駐車場にユーノスさんを停め
橋を渡ると…
立護山満願寺です
北条時定が元寇の役の戦勝を祈願して建立
(と、看板にかいてありました…
そこを右に折れて進むと…
満願寺温泉共同浴場がみえてきました
露天のほうってどこ?
思わず素通りして振り返ってしまいました
これがそうなの???
疑
あまりにフルオープンなので
お風呂に見えません!
???と思いながら
コソコソおりてさわってみると
あらまあなんといい湯加減の湯船
よくみれば湯銭箱もあります
脱衣所がないのか…
きょ、強敵じゃないか…
(いつものリサーチ不足露見
どうしよう 車戻って着替えて…いや
駐車場からここまで結構な距離がある
湯浴みで歩くほうが痛い どーしよっかな
あ、よくみたら
この目の前の建物、温泉宿さんじゃないか(喜)
ここの人に皆さんどうやって入っているか
聞いてみよう!
お宿さん「あーはいはい川湯ね、川湯はここで」
お宿さん「ここで着替えてね、で、入る」
ユノコ「ここ…?」
お宿さん「はい! あ、湯浴みとかタオルとか
なんでもいいよ。いつもは長湯のじいさんいるんだけど
今日は雨すごかったからいないしね
好きな格好でどうぞ」
ユノコ「……ここ…?」
お宿さん「まあ,外だけど、ここに荷物おいてくださいね!
貴重品は気をつけてね」
派手でちょーかわいいアロハきた
お宿のご主人はスタスタとどっかいってしまいました
うう、宿の軒先内で着替えさせてもらう作戦
こっぱみじんです
雨がまたふってきました
うわーーーーまさか
路上で服を脱ぐことになるとは!
脱衣所かもしれないが
ここはっきりいって路上です!
何十年ぶりでしょうか
ワンピースを脱がずに中身を全部着替える
小学校のときやってたよねーーーっていう
あの着替え方!
無理しまくりでワンピースがのびちゃいそうーーきゃーーー!
ゼッコーチョーー!
そう、私はぜっこーちょー!
謎の気合いで自分にハッパをかけます
バッとワンピース脱いで
一気に階段かけおりて
洗面器かりて、かけ湯3杯
そしてすぐ入る!
い、意外に深い!
そして予想外に、快適です、至極快適です(笑
雨のせいで迫力ありすぎる川面を眺めながら、じっくり肩までつかっても、なんともいえぬ適温ぶりで、しばしぼーーーーっとしてしまいます。
ほんとに川にそのまんま入ってるようなそんな感覚
ものすごく車高が低い車とか通らないかな−と期待しますが、なんも通りません(苦笑
一回だけ郵便局の人が通って手をふってくださったので、振りかえしたらシカトされました。なんでですかー(ちょっと傷つきました…
結構な勢いで雨が屋根を叩きはじめましたが、この屋根の下はパラダイス。
もうすっかりくつろいでいる私。(笑
雨のおかげで独占状態なので、いうほどそんな恥ずかしくないよね、ラッキー♪♪
この流れ出ていく勢いで
コンクリのふちまではしっかりお湯で
そのすぐ先は真水でした
さわりくらべて気づくのが、
ここのお湯のやわらかさ
とろみというかまろやかなさわり心地です。川の水の感触がまさにシャッキシャキに感じるほど
底からわいているこの温泉
なんと文永11年(1274年)から!
鎌倉時代!
その頃から延々わいているのです
うっかりタイムスリップというか
川に流されそうになってしまいます
というのもちょっとこの湯船
ぬるぬるするのです
浴槽(?)の内側
藻のせいでしょうか、滑る!
慎重にすすむために
底に手をつきながら移動していたら
なにかが手にあたりました
カ、カニちゃ−−ん(号泣)
真っ赤じゃないですか!
うわーーーん
ゆであがるほど温泉にはいっちゃったんだね
・゚・(つД`)・゚・.
と思ってたらいきなり人の気配です
「あーーどもどもー!」
さっきのアロハご主人!
いきなり座り込んで洗濯をはじめました
この雨の中?
わざわざそこで?
と思いましたが
ゴ「どうですかー気持ちイイですか」
と振り返って手をふってくださるので
ユ「はーい気持ちイイです」
ゴ「絶妙でしょーほんといい温度なんだよ
源泉そのまんまなんだけど、それが一番の温度なんだよ」
と、こっちの湯船に手を入れてかきまぜてらっしゃいます
ユ「……加水も加温もなしって珍しいですよね」
ゴ「そうなんだよ、ほんと、すごいでしょ」
ユ「洗濯もしていいんですね」
ゴ「そうなんだよ、あと野菜も洗ったり
いろいろみんなここでやるんだよ」
完全に洗濯の手とまってらっしゃいますけどね(笑
ここで井戸端会議しながら
洗濯とかしてみたいなー
楽しいよ絶対!
湯船2つと洗い場1つという構成です
満願寺川湯の温度を私は覚えているので
お湯に見えちゃうんですが
はっきりいって↓この写真は
ただの流れがゆるやかな
川底写真にしかみえないよなー
なんて思いながら、今編集しています
そして
屋根あるので雨でも快適ですが
屋根あるなし関係なしで
ぶっちぎりの開放感です
made date
KAMAKURAなり!
鎌倉時代の人もこのお湯につかっていたかと思うとほんと面白い
私と同じようにゆであがったカニみつけたりしてたカニ?
さて、そろそろおいとまいたしましょうか…
私の作戦はこうです
この川湯の脱衣所
事実上の路上で
湯浴みをぬいで
身体ふくのは無理と判断
共同浴場のほうにソッコーはいり
すみやかにきがえて出てくる!
全く人気もなく電気もついてないが
ネットで見る限り
今日は休みではないことは
確認済みである!
健闘を祈る!
コソコソ階段をのぼり
自分の荷物をとり
脱衣所にはりつき
まわりをしっかりうかがってから…
鞄をたぐりよせ、200円を探しだし
にぎりしめダッシュです!
ドア!クリアー!
バァーーーン!
料金箱、チャリンチャリン!
クリアー!
開いててよかったぁぁぁぁ
満願寺共同浴場 完全制圧!
ありがてえありがてえ
ほんとワテクシいい歳して
なにしてんでしょうね
嗚呼
なにがわたしをそんなに
駆り立てるのでしょうか
(しらんがな)
ーーー本日の真実な一枚ーーー
クリアーならず!
お風呂場はわかりやすかったのですが
廊下はスイッチがどこにあるかよくわからず
真っ暗なまま使わせていただきました(笑
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Posted at
2019/10/30 23:18:51