※先におことわり
ユノコブログは長いです…が、いいお湯だと更にのびます。鼻の下がのびにのびて…なほど今回も長いです
そんだけの名湯でした!
「下の湯」好きとして必ず行こうと思っていた、こちら
七里田温泉 下湯共同浴場
やってきましたよーどんどんパフパフー!
まず近づいてきて感動したのが
その風景…
天気は残念でしたが…
これぞ「日本の里山」的な風景
あえて丘からの眺めは載せません
みなさんどうぞその目で…オススメです
小さな丘をこえて続く緑の畑
ゆるくカーブを描く道
その道をくだるにつれ小さな小川も出現
なんとものどけきかな
白い花
白いうさこ 白い小屋
黒いくま 黄色い(?)ピカ
なんともいいロケーションです!
(テンションMAX!!)
目の前の駐車場にとめて…
さあ、入ろう!
日本無類の炭酸泉ってかいてある!
(テンションMAX!!!)
あれ、あかない、どしたらよいの
(一気に急降下)
私のような不勉強な人のために、人を感知するスピーカーから説明がながれはじめました
こことは違う建物で入湯券を入手しなくちゃいけないようで…
焦るな私、お湯は逃げない
テクテク戻っていきます
とてもきれいな水が流れています
福島の三島町や西山温泉
和歌山の川湯も群馬の松渓館も
水がきれいなとこの温泉はもれなくいい!
ますますワクワクしながら…
「七里田温泉館 木乃葉の湯」
こちらで2つの湯の共通チケット買って、すこしお得になりました
(300円と500円が700円的な…)←あいまいな記憶
それとは別に保証金1,000円と引き換えに下の湯の鍵を貸してくれます。
下の湯入浴料は500円です
さて、やっとウワサの「ラムネ湯」です
いざ参ろうか
そっけない気もする外観
さらにそっけない内観
入浴時間1時間と制限があるようです
脱衣所の中に入るとたくさんの話し声がきこえてきました!
はやる気持ちをおさえて服をぬぎ扉を開くと…
浴槽にびっしり人がいてびっくり
小さなお風呂に6名サマ
そしてお湯のスグ横でバンバンまわされている
換気扇にさらに(゚Д゚≡)ビックリ!
横というかもうこんなに湯に直近なのです!
泡はじけたらすぐ吸い取るぞ!
といわんばかりに
ガンガンすいこんでいるではないですか!(笑
そのくらい炭酸量がすごいってことだよね?と
惚れ惚れみつつもまずは身体を洗っていました
どうも会話からうかがうに
地元の常連さん3名
県外3名って感じでしょうか
私は7番目
もうお風呂のど真ん中に入るしか
あいてるスペースがない
どうしたものかと思っていたら
すぐさまお姉様方から
「ここにおいで、
ここがお湯が流れ込んできているとこだから」
とつめなおしてくださり
一番いい源泉そそぎ口真横を譲ってくださったのです
ハラショー!
調子にのるワテクシ「東京からきました
記念に写真撮っても良いですか」とおうかがいしたら、皆さん一斉にどうぞどうぞ
「あ、私も東京からです」という温泉ガールもいた!
「私の腕についてる泡を撮って!」
ノリノリのお姉様たち
ゴイス−!!!
ほんとにすごい 大きな泡に小さな泡に
もうほんとうにすごい泡なんです
人工的に作るバブル泡風呂よりすごいカモ
こんなのが地面から湧き出ているなんて!
たのしいぞ!ものすごく楽しいぞ!
「腕のラインがわからないくらい
水泡隠れしてますね」
といったら
「忍者っぽいな」
とみなさんに非常に気に入っていただき
みなさんと「水泡隠れの術」ニンニン!
もちろん「飲泉のおすすめ」もいただき
1杯のんでもすぐさま次のお湯がそそがれる
お約束の展開も…(苦行はじまる笑
シュワシュワ口の中でもはげしく踊るこの炭酸
まさに 日本無類の…!!!
ニンニン!(感無量 ま、まずいよ!ニンニン!
炭酸あるから飲めるけど、ないと厳しい!(苦笑
析出もびっしりなこのお湯に
初めての人(私含む)も
何年も通ってる人もみなニコニコ
つかってものの数分で肌がピンクになります
「いい色になってきたねえ」と言われました
自分の手みたらほんとです
ピンク…(もちろん水泡隠れ状態)
末端の血管まで拡張中です!
温度ははっきりいって「ぬるい温度」
源泉そのままの温度だそうですが詳細書かれてません
みなさんついつい長湯
誰も出ないのでこの混みっぷりになるのも納得
(時間制限あるのも納得)
地元の方に質問してみると…
「冬はこのへんは雪がふるよ〜」とのこと
でも皆さんは入りに来るのだそうです
「寒い時くるとこの階段が
地獄の三段階段!」
「一段あがって下半身が冷え
二段で腕が冷え
三段でお湯に逆戻り!」
なんてこった!無限ループ階段!
まさに地獄の三段階段!!(笑
ますます長湯になりますね(*´-ω・)
「そうそう、なかなか出られない
でもね、帰り道は汗が出るほど
あったまってるのよ」
恐るべし七里田下湯!(しもんゆ)
そしてこの日は13日の金曜日
これは私、魅入られた悪魔の湯だ
またくる絶対、絶対ここにくる!と契約書にサイン
いやむしろもうここにずっといたい
魂もってっちゃってくださいよ!ほんと!
東京かえりたくねえええええ
水泡隠れしてたーーーいニンニン
嗚呼 年季入りスギなお風呂の栓よ
「ひっぱったら抜けるよ、カンタンに」とのこと
皆さんさわらないようにしましょう…
嗚呼 キラキラ光こぼれるトタンの屋根よ
嗚呼 析出が織り込んだ壁の虹よ
嗚呼 蕩々と粛々と注ぎ込まれるお湯よ
次々とお客さんがいれかわっていくけど
この揺るぎない風情…
ゴイスーーー!!
私もそろそろ1時間…いや気づいたら2時間!
あっというますぎてわかんなかったぎゃーごめんなさい
「大丈夫、私いま3時間、おこられないよ」
風呂内の場所を譲って床でのんびりしていた地元の方曰わく
譲り合ってはいる
これさえ守ればOK。夏の大混雑時でないかぎり1時間ってナンセンス
時間でなくそれぞれの身体が満足した時間区切りでいいのよ
好きなだけ入るべきいいお湯なのよ
のお言葉になんだか涙が出そうになりました
温泉のある日本ってほんとにいいな!
と言ったらみなさんにまたオオウケしていただいて
「特に大分がね!」「七里田よ!」と地元愛もしっかりキャッチ
七里田は秘湯とよぶにふさわしい場所ですが
ここにみなさんがせっせと通うのも納得
12月13日金曜日
行く気満々でしたが諸事情で流れちゃいました
でもまだまだ悪魔はささやく
いっちゃいなよYOU
気持ちよかっただろ?
水泡に帰す と言う言葉がありますが
この地へ行く努力は消えたりしないです
(ユノコ保障つけます←強気発言
嗚呼
あの水泡にチュッチュしたい、帰りたい!
水泡隠れしたいよ!ニンニン
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Posted at
2019/12/09 10:37:20