
今回私は完全にワテクシの趣味のために
旅を計画…
「趣味って…温泉でしょう?(半笑」
そ、そうなんですけどー(笑
今最もワテクシを熱くしてるのは
\ 船 /
2020年船関係の方にお話をきく仕事発生
船の仕組み、船での生活をきくにつれ
「船熱」がますます上がり
決定打は船のエンジンを見せていただいたこと!
地鳴りのような轟音を響かせ
大量の熱を放ち
6列に並んだ巨大なエンジンは
まさに船の心臓
「V6だー!」(チガウ)
X JAPANばりに叫んで一人テンションMAX状態。
まさに紅状態のエンジン
エンジンが大きく鼓動するたびに
膨大なエネルギーが船全体にまわり
そのエネルギーは巨大な推進力となり
船のへさきは海水を切り裂き
前へ前へと進む…
車ダイスキーなみんカラの皆さんも
船のエンジンルームに入れば
テンション爆あがりなること間違いなし
余談ですが
その熱量がどのくらいすごいかというと
その熱を一部利用して何百人もの食事調理も
対応できてしまうほど
無駄のない循環システムもつんでいる
その仕組みも非常に面白く興味はつきません
取材は3日間に渡ったので
ゼイタクにも個室を与えてもらい寝ていると…
トントン…と静かな控えめなノック音
「起きてますか? 月がすごいですよ
あと…いいものが来てます」
デッキ下のかなり海面に近い通路に
連れて行ってもらいました
月に照らされ
おどろくほど海面はあかるい
その中にキラキラ光るものが…!
月の光をあびて滑空する
無数のトビウオです!
その数ザッと数百、大きな群れです
※画像はネットより拝借
水面ギリギリを長く長く滑空するさまは
面白くて面白くて思わず身を乗り出し
船員さんに服をひっぱられたほど(笑
ユノ「なぜこんなにもトビウオは
船に併走してくれるんですか」
船員「船の音や光に反応して飛んでいるんですよ
このあたりの海域は…
マンボウなんかもよく見かけますね」
マンボウ!? ほかにも
ハンマーヘッドシャークなどもよく見るそうです
なんともワンダーな職場(船)ですこと!
普段陸に暮らすものとしては
「海」といえば ざざーん…ざざーん…
波打ち音を連想しますが
見渡す限りの水平線の中浮かんでいると
無音
なんだそうです。
海(海水)は
岩や砂などにあたって音を出しているのであり
水のみでは音を出さないため、波があっても無音
てっきり水の音の中包まれるのかと思いきや…
無音…
想像するだけで空恐ろしく感じました
いやはやほんとワンダーな世界、船!
※補足説明
もちろん船の出す音は常にあり
船の先端では波と船があたる音がしていますが
圧倒的な海の無音を耳よりもカラダが感じるそうです
そして…
うええええええ
・゚・(つД`)・゚・.
ぴえん ではすまないよ これ!
・゚・(つД`)・゚・.
お月様がやさしく私を照らす
ポツンと海に浮かぶ船と同じ
無音な世界に立ち尽くすユノコさん
夜中の0時にはりきって東京を出航
ビシバシ走ってやってきたのは
新潟県阿賀野市
華報寺共同浴場
なんていう丁寧な貼り紙…
大変急なお願いでございますが
見事今回の旅程に完全一致です
タイル補修ーーーーー><
あーー入りたかったなーとうろうろしていたら
無音を切り裂く鐘の音…!
ゴーーーンンンンンン
お寺の方が鳴らしまくる諸行無常の鐘の音か!
そうか6時になったんですね…
冷え切ってしまった体をさすりながら
やり場のない気持ちをおさえきれず
周辺をうろうろしていたら…(不審者
前方から ほっこほこした汗掻いた男性が…
ユノ「あの、温泉入りに来たんですけど…」
男性「おーーー6時からだけど
いつもそれより早く開くから
もうあったまってきちまったよ」
ユノ「それどこですか!?」
男性「その角まがったとこ!笑」
捨てる神あれば拾う神あり
ありがてえありがてえ
ノーマークでしたが、こちらにザブーン
入港です!
出湯温泉浴場
中はわいわい地元のみなさんで
大盛り上がり中でした
外の無音世界と真逆の世界
私も嬉しくなって
出でよお湯!ちちんぽいぽい!
とばかりに、
「源泉」とかかれた蛇口をおもいきりひねったら…
冷泉がドバーー!
地元の方があわてて
「こっちの蛇口つかって!」
ゆずってくださいました(水道水ですが温水)
かすかな硫黄のニオイのする
ほぼ真水温度の源泉蛇口…
夏なら大喜びで浴びていたと思います…
でも今日は無理です…涙
へっくしょーい
浴槽は10人くらいは入れそうな広さ
最近作り直されたそうで
しかも源泉も新規のものなんだとか
ぬるめのお湯がドッバドバかけ流されています
だから地元の方からするとこのお湯は
「新湯」
なんだそうです
「お寺の湯」はもうちょっとぬるっとするよ
とのこと。次絶対はいりたいなー
湯船にゆっくりとつかると
すーーーっと長時間運転の疲れが
しずかにしずかに流れ出て
かけ流しのお湯といっしょにバイバーイ
外に出ると
お月様もバイバイ
太陽とバトンタッチしてました
闇の中沈んでいた華報寺もその存在をあらわに
右手の建物が 華報寺の湯小屋
おお、太陽だ
雪囲いがかわいい
なんだかイカみたいでゲソ
新潟の旅 スタートです!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーツヅク
Posted at 2020/12/12 21:52:11 | |
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