
「ユノコさんは東京にお住まいのようですが
関西やはては島根、山口、九州などまで遠征
どうして関東圏の温泉は出てこないんですか?」
みたいなメッセージをときどきいただきます
(くまみねさんの仕事猫!大好き!)
どうして?と言われましても…(焦
……
「もしかして関東の温泉は行き尽くしてるんですか?」
いやいやそんなまさかまさか
無限に広がる「どうして」
関東圏の行った温泉を写真で見返していると…
びっくりするほど雨です
どうして……
♪君にあう日は不思議なくらい
雨が多くて
水のトンネルくぐるみたいで…
この日は途中から曇りだったね SAY YES…
そんな天候の中有名な
四万温泉に突撃だー!
ガラスがバキバキに割れてた…
どうし…いや、どうした!てえへんだー!
ガラスは大変なコトなってましたが
お湯は大変タイヘン気持ち良くて…
誰も入ってこないのをいいことに
ぐうたらぐうたら…うとうと…
でもここ結構な量が投入されていて
気づいたら頭にのせていたてぬぐいが流されて
排水口をふさいでました(笑
うとうとでなく本気で寝てました……
四万温泉の名前の由来は
湯が『四万(よんまん)の病を癒す霊泉』であるとする伝説
さもありなんさもありなん
お風呂の中からはもちろん見えませんが
外に出ればどどーん川
まさに河原の湯です
この川の上流に向かうと…
有名な「積善館」です
なんと重要文化財!
グッとくる外観
ぼーーーーっと見てたら人がひけて
あわてて写真をパチリ
増改築の見えるこの佇まい
サッシと木のもちつもたれつなこの感じ
垂木がつるされたちょうちんのように上下にゆれています
さすが有名温泉、いよっ重要文化財!
沢山の人がいます わさわさがやがや
ああそういえば、、、ここ千と千尋のモデルのひとつなんでしたっけね
そんな雰囲気あります
しっかりと暗い建物の影に目をこらしていたら…
急に人がひけてまたまた慌ててパチリ
あれ、ほんとに人がいないよ?
どうして?
ああ。でも
ほらほら無数の足跡
たしかにたくさんの人がいたのよ
って思いながら建物内に入ると…
(公式HPより)
ああーーーーーーこりゃ…(絶句
そりゃみなさん急いでここにきますよね!
納得!
これはいい、すごくいいです
やられたー!
積善館本館 元禄の湯
床面=お湯面好きとしてほんと
ひっくり返ってバタバタしたいほどいい!
沢山の人がこのお風呂に入っていました
ざっと見ても20人ほど
湯船のマダムたちと温泉談義
マダム「サウナは入りましたか?」
ユノコ「???」
マダム「あの小さな扉の向こうがサウナというか
蒸し風呂なんです」
ユノコ「わわ。気持ちよさそうですね」
マダム「苦笑 怖いわよ、頑張ってはいってきて」

(ネットより拝借)
このかがんでやっと入れる扉の奥に
タイルでできたベッド(?)みたいなのがあり
そこに腰掛け(私は寝そべりました)じっくり蒸らすことができます
中はかなり暗くて、たしかにマダムのおっしゃるとおり
「ちょっと怖い」感じもします
なんだか くずれてきそうなそんな感じ
輪郭線が甘いんだよなー大正くらいの建物って
なんて思ってたら
小さな黒い瞳が私を
小さな戸の隙間からのぞいているではないですか!
ユノ「!?」
さっと逃げてしまった黒い瞳…
じっと静かにしていると小さな指が入ってきました
ユノ「ふっ!」
軽く息をふきかけたら
??「いやーん!」
かわいい声がしました、いやーん!って!(笑
今度は大胆に手が全部つっこまれてきたので
ユノ「ふぅ!ふぅ!ふぅ!」
キャッキャと喜ぶ声が外から聞こえてきます
どうもオトナの気配はしないので…これはもう少し
蒸らせてもらおうと思ってゆっくりしていたら…
スススと入ってきた小さな手と黒い瞳の持ち主さん
よいしょ と私の膝の上にすわってきた!
かわいい!
千尋ちゃん…というよりトトロのメイちゃん…より少し小さいかな
メイ「どこからきたのぉ」
ユノ「東京〜あなたはどこからきたのぉ〜?」
メイ「秘密!」
うんうんこのくらいのレディはなかなか教えてくれない
メイ「何がすき?」
ユノ「温泉〜」
メイ「お風呂やだーーーー><」
うんうんこのくらいのレディはいやいや期
メイ「あの窓しめて」
ユノ「きっとすごく暗くなるよ〜?こわいぞぉ〜〜〜」
ヘン顔をしたら大喜びするメイ(仮)ちゃん
メイ「きゃー!きゃー!しめてしめて!」
ぎゅっと私にだきついてきます、
あまりにかわいいので
パタン!としめてすぐあけて
しめてキャー!あけてキャー!
しめてキャー!あけてキャー!
大正時代の重文で遊んではいけません!(笑
ついに自分で完全にしめちゃったメイちゃん
ほんとに真っ暗に!
ぶるぶるっと震えています
そうそう子供の頃ほんとうに真っ暗が怖かった
ぎゅっと抱っこしたら神妙な顔でうなづいています
そのまま一緒に蒸し風呂を出たら
満面の笑顔 キャー!
一目散におばあちゃんぽい人のところへ
ふりかえって律儀に私に
ばいばい と私に手をふってくれてます
外に出れば雲が途切れだしてました
四万温泉は街自体の雰囲気もすこぶるよし
ーーー本日のオマケ(という名の写真ほりこみ箱ーーー
積善館 岩風呂(混浴)
まさかの独泉
道中みかけたレトロパン屋さん
(この頃は白い帽子もかぶってないハゲジーノさん)
Hジーノ「僕にもあのくらい青がつやっていた時代があります…」
本当のグンマーへ行った理由(仕事)
どらきりゅう君見学!
全部ぜーんぶはずれました
とてもきれいな場内
グッときた1枚
ま、またもガラスバリバリ!
Posted at 2020/02/17 00:32:25 | |
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温泉 | 日記