2017年04月04日
マツダのガソリンエンジン改良のタイミングから妄想中w
こんにちは。
最近、肉料理を大食いすると次の日胃もたれが起きます^_^;
昔はこんなこと無かったのになぁと、自分が着実に年齢を重ねているのを身体で感じはじめています。
最近、また妄想にふけっております。
「マツダ、2018年にHCCI投入」
「マツダ、2017年度末にマイルドハイブリッドと気筒休止を組み込む」
という情報はマツダ自身が発表したのではなく、新聞が報道しています。
公式発表ではないのですが、新聞なのでガセでは無いと思われます。
この記事を、目にした時は(skyactiv-gにもやっと改良が入る!)と喜びました。
しかし、?と思う部分もあります。
マイルドハイブリッドは「いろんな車種に投入する」のに対して、気筒休止は「大型SUV等の大排気量車に組み込む」とのことで、おそらくcx-5やアテンザに載せてるg-2.5のことだろうと思われます(もしくは2.5tも!?)。
マイルドハイブリッドに関しては、マツダが公表している中期経営計画の商品開発の部分で、2021年時点でのgen2の段階で電動駆動強化と公表されているので、電動化の導入はタイミングは予定通りかはわかりませんが、道筋的に公表通りの方向へ向かっていると見えます。
しかし、気筒休止に関しては。。。
確かに、マツダのエンジン開発の人見光夫さんは以前、「気筒休止には意味がある」と言われていました。
この発言から察するに気筒休止導入は驚くべきことでは無いのかもしれません。
しかし、マイルドハイブリッド&気筒休止が導入されるのは2017年度末。
2018年度末にHCCIが導入されるとの記事も出ている。
1年後にHCCI導入を控えているのに、5年以上ほったらかしていたガソリンエンジンに何故このタイミングで改良を?と考えていました。
いろいろ考えた結果
「g-2.5に置き換わるHCCIエンジンがまだ用意出来ないので、それまでのツナギにするためではないのか」
という風に思いました。
普通、商品を改良をする場合はある程度の期間、その商品価値をキープするためにするはず
。
つまり、g-2.5にはまだしばらくの間、商品価値が必要だということでは?
だとすると、g-2.5は少なくとも2018年度末以降もラインナップに残るのかもしれません。
このエンジンが残るということは、これに置き換わる新しいHCCIエンジンはまだ用意出来ない可能性が高いんじゃないかというのが、僕の予想です。
マツダはマイルドハイブリッドを皮切りに今後は電動化をもっと進化させていくでしょう。
気筒休止も、マイルドハイブリッドのように継続進化していくかもしれないと少し考えましたが、HCCIエンジンでは少なくとも出始めでは気筒休止は採用してこないのではと、僕は考えます。
HCCIとは均質予混合圧縮自己着火
ですが、HCCIでは均質希薄燃焼(超リーンバーン)という燃料の割合がめちゃ薄い混合気を燃やします。
空燃比が高くなる(燃料が薄くなる)につれ反比例でエンジンパワーが落ちます。
つまりHCCIエンジンでは従来のsi燃焼エンジンと同じ排気量ならパワーが下がるということ。
なら、今まで低負荷で余裕があって気筒休止していたのも、HCCIではパワーに余裕がなく気筒休止している場合じゃなさそう。(そもそもこのパワーダウンによって低負荷のポンピングロスが減るので気筒休止しなくてもいいのかもしれませんが)
この、パワーダウンを補うため人見さんはアップサイジングしていくと言っています。
将来的には、空燃比30:1の燃焼を全域HCCIで運転して(現在のストイキ燃焼は14.7:1)エンジン最大パワーが約半分になるのをアップサイジングと過給を組み合わせて対応していくそうです。しかし、HCCIの出始めはHCCIでは難しい高負荷域と冷間始動時を火花着火で運転するという噂なので、初っ端から過給は使わないんじゃないかなと思っています。
HCCIで過給を使ってパワーを稼げるようになるまで、気筒休止はお休みの可能性が高いと僕は予想します。
ということで、今回のg-2.5の気筒休止導入は、HCCIの導入までの間しばらく商品価値キープのための施策だと、妄想してますw
気筒休止とマイルドハイブリッドでどこまで燃費が良くなるのか楽しみですし、HCCIにも夢が膨らみますね(๑•̀ㅁ•́๑)✧(アテンザの2.5t導入にも期待大です!)
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2017/04/09 22:03:58
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