
458イタリアについて、いろいろありまして、歴代最短となる約2か月で手放すことになりました。その経緯についてお話ししたいと思います。
まず前提として、私には人生で一度は所有してみたい車が3台ありました。それが、458、ウラカン、そして911です。
なぜこの3台なのかという理由まで書くと長くなってしまうので、今回は割愛します。
当初は、458 → ウラカン → 911という順番で所有したいと考えていました。その理由は、3台の中で458が最も年式が古く、今後ますます程度の良い個体が減っていくと考えたこと。そして、911を所有してしまうと、あまりの完成度の高さに「もうポルシェ以外には乗れなくなるのではないか」と思ったからです。
そうして458を購入したのですが、実際に所有してみると、自分にはいくつか気になる点がありました。
まず一つ目は、車幅の大きさです。全幅1,937mmというサイズは、走行中はもちろん、駐車時にも想像以上のストレスがありました。隣に車が停まると、乗り降りできるか心配になる場面も少なくありませんでした。
二つ目は、想像以上に目立つことです。こんな車を購入しておいて矛盾しているようですが、私はあまり人目を集めることが得意ではありません。迫力のある排気音や存在感のあるデザインは458の大きな魅力である一方で、私にとっては少し気を遣いすぎてしまう部分でもありました。
三つ目は、メンテナンス環境です。実は納車当日からエラー表示が出ており、販売店からは「走行に問題がなく、実際に故障していなければ気にしなくて大丈夫。イタリア車ではよくあることです。」と説明を受けました。しかし、販売店が県外だったため気軽に点検を依頼することもできず、近隣でも安心して任せられるショップを見つけることができませんでした。私は少し神経質な性格でもあるので、エラー表示が出たまま乗り続けることが、思っていた以上にストレスになっていました。
もちろん、V8フラットプレーン NAエンジンのサウンドは、本当に素晴らしいものでした。それだけは間違いなく、一生忘れられない体験になったと思います。
しかし、改めて「自分は車に何を求めているのか」を考え直しました。
私にとって車は、飾るものでも、人に見せるものでもなく、「走らせてこそ楽しいもの」です。一人で気持ちよく走る時間が何より好きなのだと改めて実感しました。
さらに、どこへでも気兼ねなく行けるサイズ感と信頼性、そして安心して整備を任せられるショップが近くにあることも、自分にとっては非常に重要な条件でした。
そう考えた結果、458を手放し、ウラカンを飛ばして911を購入することにしました。
実際に911を見に行き、運転席へ座った瞬間、「これだ」と直感的に感じました。458では味わえなかった、不思議な安心感のようなものがありました。試乗を終えた頃には、その気持ちはさらに強くなり、購入を決意しました。
振り返ると、頭ではある程度分かっていたことだったのかもしれません。それでも私は、実際に経験してみないと納得できない性格ですので、458イタリアの売却ではそれなりの損失も出ましたが、それ以上に多くのことを学ぶことができました。
人生で一度はフェラーリを所有するという夢を叶えられたことに後悔はありません。そして、その経験があったからこそ、自分に本当に合う一台が何なのかを知ることができました。
長くなりましたが、これが乗り換えに至った理由です。
今後とも、宜しくお願い致します。
Posted at 2026/07/07 02:28:12 | |
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