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カルナバワックスの作り方を解説します

材料は特別なものはなく
amazonなんかでも手に入ります
2,000〜3,000円程度で揃います
夏休みの自由研究にいかがでしょうか


必要なもの



上段左から

・カルナバ　袋の白い粉

カルナバにはグレードがあります
4種類　T1からT4まで　
食用まで入れるともっとありますが

T1がトップグレード　こちらは
T1の中でもコスメティックと言う
化粧品に入れる最上級　人畜無害です
オススメしませんが食べても大丈夫😄

SurLusterさん上位グレードのワックスなどに
使用されています

・グレープシードオイル　
植物油ならなんでもOK🙆🏻‍♂️
サラダオイルでもOK
パーム油がカルナバと相性良さそうです
どちらも椰子の木なので

グレープシードとオリーブオイルは
臭いので避けた方が良いと思います
今日はコレしかないので

・アーモンドオイル
今回は使いません量が少ないので

・シリコンオイル　粘度50CS
低温度用のシリコンオイルですが
本来なら99と言う粘度が撥水性に
優れていますので1番良いと思います
カルナバは疎水性なので
シリコンオイルを入れないと撥水しません

・オレンジオイル
こちらは香り付けです

下段左から

・シェラカップ2個　
・軽量スプーン
・すり切り棒　コレは攪拌に使用


作り方

カルナバの粉末を大さじ2杯シェラカップに




ベースオイル作り
グレープシードオイルを30ml



オレンジオイルを5ml



シリコンオイルを5ml



シリコンオイルは石油系なので
分離します



両方を湯煎します
カルナバの融点は80〜86°Cです






カルナバが充分に液化したら
ベースオイルに10ml投入します
コレでカルナバ含有率20％です



カルナバを加えてベースオイルを
丁寧に良く攪拌します
カルナバでベースオイルを固めて行くと
考えて下さい
シリコンオイルとカルナバは相性が悪く
カルナバが固形に戻ろうとしますので
カルナバを入れすぎてはダメです
撥水性を捨てればもうちょっと配合できますが
30％くらいがカーワックスとしては
限界かと思います



よく混ぜたら容器に入れて


攪拌しながら自然冷却します



冷めたら完成です
中央付近の白っぽくなっているところは
中に気泡が入っているだけです



実際に使ってみます
テープの右側に施工してあります
見事に撥水しております






動画は編集できたらUPします

材料や配合を変え　
ワックス特性の変化を楽しめます

自分でワックスを作ると
どの市販品が信用できる製品か
すぐにわかる様になりますよ


参考
カルナバ100％だとこうなります


樹脂的な硬度です
蝋人形や蝋燭の様な硬さです
カッチカッチやぞ

コレ78％でWaxなんて無理だろ