
2月18日に開催されたスノーチャレンジカップ 第3戦(開催地:北海道千歳市)に参戦してきました。ウインターラリーシーズンの締めくくりとして行われるJAF公認競技「北海道ブリザードラリー」冬季3戦で開催されるスノーチャレンジカップにとってはこれが最終戦となります。
すでに行われた第1戦、第2戦は共にクローズド2WDクラス4位にとどまり、あと1歩で入賞を逃す悔しい展開が続いていました。今回は是が非でも入賞、いや優勝したいという強い気持ちを持って臨んだのですが、ラリー当日の早朝から次々とハプニングが発生し、ラリーに集中できない状況に陥っていました。でも、今となっては笑える話なので、その辺りも含めて書いていきたいと思います。(長文です)
■寝坊×寝坊
今回はラリー観戦を希望する友人を1名、私が乗せていく事になっていました。集合は札幌市内の某スーパーに午前4時40分。しかし、15分を経過しても友人は姿を見せること無く、単独でラリー会場のある千歳市へと移動を開始しました。
ラリーの参加確認は午前5時30分から6時10分まで。
到着が参加確認の締め切り間際になりそうなので、現地待ち合わせのコ・ドライバーにその旨をラインしました。が、既読になりません・・。現地に到着してもコドラの姿は見当たらず・・。もう嫌な予感しかありません。ラインで「現地に着いたぜ」と送信するとすぐに既読になりました。そして返信が飛んで来ました。
コドラ 「いま起きた」 俺 「マジか・・」
■ラリーの助け合い精神
本戦には間に合いそうだけど、レッキ(コース下見)が出来ないかもしれません。
レッキの時間は午前6時30分から7時10分まで。
ラリー会場でうろたえる私(ドライバー)に助け舟を出そうとする人が複数いました。ルールに抵触するかもしれないので詳しい内容は書けないのですが、私がコース下見を出来るように様々な提案をしてくれたのです。その中には今回のラリーで必ず僅差の勝負となるライバル選手も含まれていました。その選手は自分たちのレッキ時間を削ってまで私のことを心配してくれて、ギリギリまで走行せずに待機してくれていました。今、その時のことを思い出しながら文章を書いているのですが、ちょっと目がウルウルしてしまいます。花粉症でしょうか・・。
■結局コ・ドライバー間に合う
いや全然間に合ってないのですが、6時59分にコドラが到着しました。
レッキ終了まであと11分。
クローズドクラスは新千歳モーターランド内にある2箇所の特設コースでSSが行われる為、レッキは短時間で回れるのですが、それでも1周回しか走行出来ないと諦めていました。(ルール上は各SS最大2回まで走行可)
しかし、7時9分(=終了1分前)に自力で全レッキを終了することが出来たのです。💦
この件に関しては主催者、CRO、運営スタッフ、他選手、他チームのサービス隊の方々に多大なるご迷惑、ご心配をお掛けしてしまいました。本当に申し訳ありませんでした。
■クローズド2WDクラス展望
参加台数は12台。上位陣の顔ぶれに大きな変化はありません。今シーズンはEP82のS選手がハードルを1段上げてしまったので、近年稀にみるハイレベルな戦いとなっています。それはチャンピオン戦やジュニア戦の2WD勢とのタイム差からも明らかで、ワンミスが絶対に許されないしびれる展開が予想されます。
■SS1(バイクコース1)
トップから1.2秒遅れの4番時計。
さっそくシリーズランキング1位のEP82と2位の白ZC33Sが同秒トップタイムでやり合っています。(笑)この2台に離されないよう「走りは熱く、頭はクールに」を合言葉に最後まで頑張ります!
↓カースポーツクラブコクピット様の動画でSS1がご覧になれます
2024年スノーチャレンジカップ第3戦/北海道ブリザードラリー (youtube.com)
■SS2(カートコース1)
トップタイムです!(白ZC33SのT選手と同秒ベスト)
総合でもクラス2位に浮上。過去2戦の序盤の遅れを技術面では無くメンタルのせいではないか?とコドラから指摘されて、そのアドバイスを受け入れてからは肩の力が抜けて本当に楽しく走れている気がします。
■中間サービス(35分間)
セッティングに変更は無く、空気圧は前後2.2です。サービスパークではクローズドクラスのコドラたちがタイムの情報交換(集計)をしています。おそらくSS2のタイムを聞いてだと思うのですが、誰かが「エッセ怖い」「エッセ怖いってー」と絶叫しているのが聞こえてきました。(笑)
■SS3(バイクコース2)
トップから0.5秒遅れの2番時計。
総合でも2位をキープ出来ていますが、前後とのタイム差がそれぞれ1秒以内なので最終SSまで順位変動の可能性はありそうです。予断を許さないしびれる展開になってきました。
■SS4(カートコース2)
トップから1.0秒遅れの2番時計。
2コーナーから3コーナ-に差し掛かった時に1巡目(SS2)よりグリップが格段に上がっていることが分かりました。ここからコース後半にかけてコーナリング速度を1段階上げることも可能でしたが、ミスは絶対に出来ないというプレッシャーもあり、中途半端な攻めになってしまったかもしれません・・。だけど総合2位はキープ出来ました。
優勝はT選手のもとへ、おめでとうございます!
■正式結果


上位入賞者の皆さん
今シーズンの目標はスノーチャレンジカップ全戦出場とシリーズ2位以上でした。
シリーズ順位は3位に終わりましたが、最後に速さを見せることが出来たので満足しています。
スノーチャレンジカップへの出場は今年が最後のつもりです。
来シーズンの目標は林道SSを走ること・・。
長いオフシーズンを利用して準備に入りたいと思います。
※スペシャルサンクス
・アルトバンのI選手(第1戦のみ出場予定を私に合わせて全戦出場)
・コドラのさったん(第1・2戦)
・コドラのKTHR(第3戦)
・現地より念を送ってくれたミネケンさん(みん友)
・愛知より念を送ってくれたMori.さん(みん友)

1月21日と28日に開催されたスノーチャレンジカップ(開催地:北海道千歳市)に参戦してきました。
2週連続のラリーとあって、関西から遠征する私にとってはエントリー手続きや往復の交通手段の手配などで大変だったのですが、雪の感覚を忘れる前に2戦目を迎えられるので、ここはポジティブに捉えたいと思います。
(SS走行時の画像はJMRC北海道様ご提供のものを使用しています。ありがとうございます。)
昨年はトータルタイムでトップから20秒前後も離されていました。
その対策として以下の2点を準備してきました。
1.つるつる路面でのトラクション確保のため機械式LSDを導入(昨年まではヘリカルLSD仕様)
2.軽量なエッセ(車重710kg)が得意とする制動距離の短さを生かすため自身の体重を約10kg減(減ってようやく標準体重ですが..)
最初に結果を申し上げると2戦とも4位でした。
昨年の最終戦も4位ですから結果は変わらないのですが、リザルトを分析すると進歩していることが分かります。
第1戦 スノーチャレンジカップin千歳
第2戦 EZOエンドレスラリー
■良かった点
つるつるでストップ&ゴーが多いカートコース側のSSは、昨年はトップから10秒近く引き離されていました。
しかし、機械式LSDを装着した今回は上位陣に肉薄するタイムが出せています。
雪道最強アイテムの導入で、その利点を引き出すスキルさえあれば、エッセ(NA660cc)でも勝負になることが証明出来たと思います。
■悪かった点
特に抑えているつもりは無いのですが、前半のSSタイムが伸びないことです。
雪の全くない土地に暮らして20年以上..。
アイスバーンでの走行イメージと実際の挙動がリンクするまで、体が勝手にセーフティモードになっているように感じました。
いかに早く当日の路面コンディションに適応できるかが、次回入賞へのカギとなりそうです。
次回開催は2月18日(日)
スノーチャレンジカップ最終戦(第3戦)が新千歳モーターランドで開催されます。
午前10時頃から正午までの約2時間のあいだに4本のSSを走行します。
北海道のエッセ乗りの皆さん、SS観戦出来ますので是非応援に来て下さい。
そして、NA660ccがハイパワーターボに立ち向かうところを目撃して下さい。
上位入賞できるよう目一杯チャレンジします!
2024年スノーチャレンジカップin千歳/SS6 - YouTube
エッセ決死の走りは5分22秒から



帰路は苫小牧港を19:00に出港する仙台行きフェリーに乗船しました。
大洗行きはこの日は深夜便しかなく、火曜日の出社に間に合わないためパス。
日本海ルートはこの時期選択の余地無しです。
翌日は仙台港から自宅のある関西圏まで約900kmのベリーロングな自走旅となりました。何度も休息を入れたため所要時間は15時間30分。
私のエンドレスラリーは終了しました。

2月5日に開催されたJAF北海道ラリー選手権内に併設される「スノーチャレンジカップ」に出場してきました。このカップ戦は一般車両で出場できる国内唯一のSSラリーで、私のエッセにはロールケージも消火器も付いてないのですが、それでもOKなラリーなのです。
■ 開催概要
スノーチャレンジカップのクラス分けはAWDと2WDのみ。排気量による区分けはありません。(Myエッセは2WDクラス/11台エントリー)
選手権クラスとの大きな違いはラリー用冬タイヤ(通称:ラリスタ)の使用が禁止されていることです。
SSは4本。2箇所のSSを2回ループする構成で、距離も非常に短く、競技時間は約2時間半で終了します。
■ 開催場所&往路の交通手段
サービスパーク及びSSは北海道千歳市にある新千歳モーターランド。
新千歳空港の滑走路のすぐ東側に位置します。
私の住む関西からは日本海ルートのフェリーを利用して北上するのが一般的ですが、冬の日本海の恐ろしさを知っている身としては絶対に避けたいルートであり、早々に太平洋ルート(大洗→苫小牧)を選択するのでした。(笑)

■ ラリー前日
午後2時頃に苫小牧港に上陸し、空路で道内入りするコ・ドライバーとランデブーするべく新千歳空港へと向かいます。
今回パートナーを組むのは、みんトモでもあるMori.さん。
ラリーも北海道も初めてなMori.さんのために出来ることを一気にこなし、宿泊先の岩見沢市へと向かいました。
■ 当日の朝
起床は午前3時。軽く除雪をして岩見沢市を4時頃に出発しました。
ゲートオープン時の千歳市郊外の気温はマイナス15℃を余裕で下回っていますが、競技がスタートする9時半過ぎにはマイナス5℃ぐらいまで上昇するとの予報になっています。

ラリー車の集うサービスパークの雰囲気、久しぶりでテンションが上がります。
受付、レッキ、ブリーフィング、車検をスムーズにこなし、あとはスタートを待つのみ。

■ SS1
スタートで上手くトラクションを掛けることに成功。
エッセにとっては望外なセカンドベストを記録しました。
タイヤの空気圧は冷間で前後2.1です。

■ SS2
このSSは非常に滑りやすくスリップアンダーに注意が必要ですが、インベタ走法でタイムロスを最小限にするせこい走りでクリア。(笑)
ここでもサードベストを刻み、順調な滑り出しとなったセクション1でした。

■ 中間サービス(35分間)
タイヤの空気圧を一気に下げてみました。(前1.8/後1.7に設定)
これが良くなかったのか、続くセクション2で大幅にタイムが落ちます。(涙)
■ SS3
クラストップから約6秒遅れの6番時計。
途中前走車がコースアウトしており、このクラスの車両は普段生活で使われている方も多いと思われるので、万が一を考えてゆっくり通過することにしました。ただ、そのロスを差っ引いたとしても、かなり悪いタイムです。

■ SS4
1巡目のSS2より10秒ダウンの7番時計。終盤の左コーナーで1箇所スリップアンダーを出して大回りになりましたが、せいぜい2秒ぐらいのロスのはずです。
チャンピオンRA-3クラス(FF/1500cc以下)の上位陣が約3秒落ちという結果と照らし合わせると、このタイムダウンはちょっと首をかしげたくなります。
思い当たるのは空気圧の変更しかないので、次の機会があるなら純正の指定空気圧からあまり冒険しないようにしたいです。(BLIZZAK VRX 145/80R13)
■ 正式結果
セクション1のアドバンテージのお陰でクラス3位/11台中をゲットしました。
下表(リザルト)の車両型式からエッセの奮闘ぶりをご想像ください。(笑)

半年ほど前に購入しておきながら物置に放置していたリアスタビライザー。その効果を確認したくて美浜サーキットへ行ってきました。