
勝手なひとり言です。
ふーんと読み流していただければ結構です。
DIYをすると言うことは、プロでない者が自己責任において何かを為すと言う事だと思います。
情報や道具が溢れている現代では、多くの場面でそれがやり易くなっています。
みんカラでも多くの方がDIYを楽しんでいることと思います。
DIY自体は非常に楽しい事ですし、決して悪い事ではありません。
では何故、突然このような事を言い始めるのかと言うと、自分への戒めの為です。
先日、DIYで前後の足廻りをほぼ総取っ替えをしたのは整備手帳の通りです。
私はプロの整備士ではありません。
アマチュアです。
作業から数日して、駐車場でハンドルを切りながらバックをしたりすると、左前から「ゴキっ」と言う音がするようになりました。
最初はたまにだったのですが、徐々にその頻度は高くなってきました。
勘の良い方は「ハブナックルの下のボールジョイントが悪いんじゃないか?」と思われるでしょう。
はい、私も初めはそう思いましたが、ボールジョイントは新品に交換して一年も経っていません。
更に、走行中にブレーキを踏むと「カチャ」と言う音もするようになりました。
何かが起こっているとしか思えない状況です。
このまま走らせ続ける事に危険を感じ始めました。
もちろん、現車セッティングを前にしてこのままショップに出す訳にもいきません。
チューナーさんも運転される訳ですから。
となれば、自分で触った箇所を総点検するしかありません。
おおよそのあたりを付けて点検をしました。
音の原因はすぐに判明しました。
赤マルをつけたボルトと、更にもう一本同じボルトの2本が緩んできていました。
お察しの通り、増し締めを忘れており、仮止めのままだったということです。
(画像は増し締め後です)
それが走行による振動で少しずつ緩んでいき、ハブナックルとロアボールジョイント、つまりロアアームとの間に隙間ができていたと言う事です。
このまま放置すれば、いずれボルトは抜け落ちてハブナックルとロアアームとの接続は切られていたでしょう。
場合によってはタイヤがもげて、それが歩行者に衝突していたかもしれませんし、一輪を失ってコントロール不能になった私の車が歩行者に突っ込んでいたかもしれません。
次にニュースを賑わす大惨事を引き起こしていたのは自分自身だったかもしれません。
大袈裟に思われるかもしれませんが、起こり得ない話ではありません。
※他の箇所に異常はありませんでした。
何事も起きなかったのは偶然でしかありません。
今回の件で深く反省をしました。
だからと言って、DIYをするべきでは無いと言う訳でもありませんし、私自身もやめるつもりはありません。
自己責任とは言いますが、公道を走る以上、自分だけで済む話ではありません。
その事を肝に銘じ、今後も最大の集中力と細心のの注意を以ってDIYをやっていこうと思います。
この様なミスをするのは私だけでしょうが、皆さんも十分気をつけてDIYを楽しんでいただきたいと思います。
Posted at 2019/05/12 07:24:06 | |
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