スライドドアのアウターハンドル交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
右側のスライドドアのハンドルの手を掛ける部分がパコパコになりドアロックが開くこともなく明らかに何かが破損し機構に繋がっていない様子です。なので修理するにも何処が壊れたのか調べるためドアを一度分解しました。これは写真の部分の交換が必要と分かり以下のものをモノタロウで発注しました。税、送料込みで4,400円程度です。スバルの純正品でした。
(6215)R/ドアアウトサイドハンドル RH
2
ドア分解に当たってはロック解除レバーとウインドウ開閉ハンドルを外す必要があり、それらはロックピンバネで固定されているので写真のようにマイナスの精密ドライバーを滑り込ませピンに引っ掛けて引き揚げます。勢いあまってピンを何処かに飛ばして無くさないように慎重に行います。
3
取り去ったハンドルは抜き取ったピンを写真のように嵌めておきます。取り付けの時はこのまま差し込めばロックされます。
4
これで内張が外せます。内張は外周に十数本と中央付近に2本の樹脂ピンで板金に留めてあるので角部分から指を掛けてゆっくり剥がして行きます。内張が剥がせるとビニルシートでさらに覆ってあるので剥がします。周囲に低粘度のゴムで貼ってあるので、ゴムがビヨーンと伸びたところでカッタ刃ーで切れ込みを入れると綺麗に剥がすことができます。機構が触れると良いだけなので左上のみで全部を剥がす必要はありません。
5
機構部が現れました。目的のアウターハンドルは外側の板金にナットで留められているので手前の機構を外す必要があります。それは2本のネジで留められているので取り去ります。
6
機構を写真用にずらせば奥にアウターハンドルを留めているナット2個を目にすることが出来ます。写真では奥に上側のナットを目することができます。下側はカメラのアングルで見えませんが視認することができます。取り外しにはスパナは入らないのでT字のボックスレンチを差し込み外します。注意することはナットをドア内に落とさないようにすることで落としたら取り出すことはできません。なので写真をよく見れば分かりますが開口下部に紙を詰め込んでいます。一度この上にナットが転がりました。助かったー。
7
ナットが外せたらアウターハンドルは外側から取り去ることが出来ます。新しいものを交換しロック解除のロッドを黄色い部分にはめ込み、先ほど外したナットで固定します。以降は逆手順で組み付けて行きます。写真は取り外したものですが、カム機構の主軸部分が根元から折れています。樹脂の疲労骨折ですね。車自体も高齢なので仕方ありません。
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