
今回は「PORMIDO専用降圧ケーブル」を取付け、接続しました。
前回の記事はこちら↓
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PORMIDO PR996 [Ⅱ]使用感レポ
一般的なドラレコの場合、エンジンオフでドラレコもオフになりますが、「PORMIDO専用降圧ケーブル」を利用することで、エンジンオフ後もドラレコが機能し続けます。

ちなみに「降圧ケーブル」とは、エンジンオフ後も録画を行うシステム用ケーブルのことで、車両側に、ある一定の電圧降下(11.8V以下)が認められると機能を停止するようになっています。これが装備されていないと、ドラレコはクルマのバッテリーを使い果たしてしまいます。すなわち「バッテリー上がり」となってしまいます。それを防ぐための専用システムで、常時監視するなら必須のアイテムとなります。

PORMIDO PR996では、常時監視モードと共に、「タイムラプスモード」があり、このモードを利用するためには、この「PORMIDO専用降圧ケーブル」が必要になってきます。このケーブルで接続すると、本体設定画面にタイムラプスの項目が出現します。ちなみに他社製品の降圧ケーブルでは、PORMIDO PR996のこの機能は使えません。

タイムラプスモードはフレームレートは当然通常撮影より落ちますが、ほぼ常時監視みたいなモードで、衝撃を受ける受けないに関係なく、常に録画する感じになります。

フレームレートは一秒1フレームから5フレームまで3種選択できます。またタイムラプス録画の時間も、12時間と24時間の2種で選択できます。要するに指定時間が経過すると自動的にドラレコが停止するシステムで、保存する通常録画ファイルスペースを消費させないもの、と考えるといいかもしれません。
通常のドラレコでは、衝撃を受けるとファイルはロック(保存)されますが、その時間はごく限られた時間のみです。しかしPORMIDO PR996タイムラプスモードがあると、その前後の経過もすべて見ることができるようになります。ただし、フレームレート選択における「倍速モード動画再生」です。
ただ、ロックされたファイルがタイムラプスモードなのか、通常モードなのかの確認がまだ取れていませんので、それについてはまた後日検証します。
それと、タイムラプスモードを任意でオン・オフする場合は、設定画面から「タイムラプス電源オフ」→「オフ」を選択するとタイムラプスモードが解除されます。
例えば自宅車庫などに駐車する場合は、タイムラプスをオフにし、出掛けたときの一時的な駐車の場合だけ、タイムラプスモードをオンにするという使い方も可能です。シチュエーションに合わせて使うといいかと思います。

接続ですが、専用ケーブル先端にはヒューズが固定接続されていますが、ワタシは前ドラレコがシガープラグ接続だったので、そのまま利用するために汎用シガープラグを接続、常時電源のヒューズも外して(切断して)接続させました。
ちなみに、専用ケーブルには、接続先を示すネームスリーブがケーブルに取り付けられているので、それに従って接続すれば問題はありません。

ちなみに、今回接続したもののまったく動作しなくて慌てました。接続部分の接触不良を疑ってグリグリすると、やはり圧着スリーブの接触不良でした。その際に、画面にこのような警告が表示されたのでメモっておきます。

「ACC(アクセサリ電源)の接続エラーで接続できません」と言うようなダイアログです。しかしこのダイアログが表示されるということは、常時電源線は繋がっていることを示します。この表示が出てきたら、アクセサリ電源の接触不良を疑ってください。
もし、常時電源線の接触不良の場合は、設定画面にタイムラプス項目が出てきませんので、覚えておいてください。
それと、万が一の時のために、通常のケーブルは取り外さないで、そのまま残しておくといいかもしれません(配線したまま)。何かのトラブルで降圧ケーブルが使用できなくなっても、ノーマルのケーブルがあれば、助かることもあるかもしれませんしね。
※秋頃、突然ミラーが不調に陥りました。
走行中に突然電源が落ちるという感じで、何やら「バックカメラが接続されていません」のようなエラー画面が出現してミラーの電源が落ちてしまいます。
接続されたコネクターを外し、再び差し込むと起動しますが、しばらく使っているとまた落ちる(電源オフ)という具合です。
たまたま電源コネクターを抜き差ししているとき、この部分の接触不良の疑いが出てきました。指でコネクターを動かすと、ミラー電源が入ったり落ちたりしました。
とりあえず(後述する)新型降圧ケーブルを注文、それまではすでに配線されていた通常電源ケーブルを使用することに。やはり電源エラーは出ませんでした。どうも旧型降圧ケーブルのコネクターが怪しかったようです。
現在新型降圧ケーブルを使用していますが、問題なく動作しています。
【その後】
しばらく使った後、タイムラプスモードをOFFにしました。
やはり通常の「常時監視」の方が使いやすい気がします。タイムラプスモードはいわゆる「監視カメラモード」であり、そのような使い方をするにはベストですが、通常の駐車監視では必要性を感じなくなりました。
その代わりに、ケーブル接続はそのままに、常時監視を「任意でONOFF」するようにしました。
操作は簡単です。
タイムラプスモードをOFFにすると、エンジンOFFでPORMIDO PR996も終了しますが(3秒〜4秒ほどかかります)、そこで再び本体の電源ボタンをポンと押すと、常時監視モードとなり、本体ディスプレイもONになります。要するにPORMIDO PR996が常時起動した状態になります。ここで、再び電源ボタンを押すとディスプレイは消灯します。が、常時監視モードで動作します。
この際のポイントですが、降圧ケーブルを接続していると、終了タイミングがどうも遅くなる感じです。なので、本体が終了する前にドアを開け閉めすると、衝撃検知してファイルが保存されてしまいます。ということは、常時監視状態でドアを開閉すると、衝撃検知で保存ファイルが出来てしまいます(衝撃感度は本体側で調整可で、「高」が感度が最高で、小さな衝撃でも記録するようです)。なので時々緊急保存ファイルを確認して、不要なファイルがあれば手動で削除することをおすすめします。ちなみに緊急保存ファイルは前後同時に保存されていますので、両方削除することをお忘れなく。放置すると、ドア開け閉めファイルがどんどん溜まってしまいます(笑)
ワタシは買い物に行った際などの駐車時に、この方法で常時監視をしています。この方が衝撃検知記録もするので使い勝手が向上しました。
ちなみに、接続した降圧ケーブルはそのままです。接続ケーブルをつなぎ直す必要は一切ありません。また、エンジンONで通常ドラレコモードに自動で変わり、常時監視モードではなくなりますので、着け忘れもありません。
【追記】
これまでの降圧ケーブルが1度ネットから消えたあと、それに代わる新モデルが登場しました。

今回のモデルはダッシュボード上に置けるインジケーターユニットが付属しており、現在の電源、動作状況が目視できるようになったようです。あとの作りはこれまでと同じです。
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Pormido専用降圧ケーブルPR02X 新型
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2020/02/11 14:23:38