
アーシング。
何十年も前にやっていたことがありましたね、そーいえば。
当時はケーブルもかなり高価で、ワンセットで「万」を軽く超えました。しかもまだまだ時代が未熟?だったせいか、効果もねぇ、アレでしたし…(^^ゞ ちなみに99.9%「見た目」でしたね、あの頃は…。
しかし最近は科学の進歩、技術の向上から、過去のこうしたパーツも再検証されてきていて、理論的な裏付けも確立されてきたわけで。
てなわけで、久方ぶりのアーシング施工です。
ケーブルはすでにカットされたものを購入。
●
アーシングケーブルキット ターミナル付き
しかし収縮チューブで隠されてはいるものの、圧着部分はトーシロ並の仕上がりw

他の人は収縮チューブを外して、端子を自分で圧着したとか。それもよくわかりますわ。
さて配線ですが、接続する前にどこのボルトに共締めするのかを位置決めして、長さ合わせをしておきましょう。ここ大事です。
ワタシは以下のポイント5箇所に接続。
● ボディ(標準の場所)
● オルタネーター(本体ネジが固かったので、その近くのステーに)
● バルクヘッド
● エンジンヘッド
● エキマニ(近く)
ケーブルが既製品で、長さが限定されていたのでこんな感じです。また予定していたボルトが固くて外れず、例えばオルタネーターも、オルタネーター本体から伸びているステーの固定ボルトに共締めしました…orz
とりあえずポイント側に仮止め(まだ締め上げない)。すべてのルートが決まったらバッテリーマイナス端子にターミナルを接続。が、ターミナルがバッテリー側の端子根本と干渉してしまい、締め上げるとバッテリーがヤバそうなので、スペーサー代わりの厚目のナットを一つカマして固定。

ターミナルのバッテリーボルトは先に本締め。
あとはポイントに繋いだケーブルを引き込んで、ターミナルに付属のボルトナットで仮止め。ケーブルがきれいに揃うように、レイアウト。アーシングの難しいのはこのレイアウト。ぐちゃぐちゃだと見栄えが悪くなるのでね、念入りに。

レイアウトが出来たらポイント側→ターミナル側の順で本締め。あとは、付属のタイラップでケーブル固定。しかしこの付属のタイラップがやたらくせ者。安物らしく、パキッと折れるやつやら、ストッパー部が破壊してしまうものやら最悪。タイラップの故障なんて初めての体験でしたわ(^^ゞ

ケーブルレイアウトの際の注意点は、振動でケーブルがエンジン本体やその他の接触する部分と擦れてしまわないようにすること。すなわち這わしたままではアウト。必ずどこかしらと固定して擦れない(動かない)ようにね。
それと、ワタシのクルマも「充電制御車」ですが、となると、設置したアーシングケーブルが「電流センサー」をパイパスしてしまうことになり、充電制御が効かなくなるそうです。なので、電圧センサーから延びるボディアース側にターミナルを設置するのがいいらしいですね。

このままでの接続でもクルマが壊れることはないので、とりあえず様子見で走ってみることにします。
ちなみにエンジンの回転がスムーズになりましたね。アイドリングもけっこう静かになった気がします。やっぱちゃうわぁ。
一時間位で取り付けできると思ってたけど、外れないボルトやケーブルの取り回し、オマケにボックスソケットを面倒くさいところに落としてしまって救出したりと、結局作業に2時間弱もかかってしまった。
はー、ちかれた。
●
マフラーアースの取付け
●
充電制御車とアーシング
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2020/02/27 14:02:35