
数日前にアーシングを施したわけですが、本日ターミナルの位置替えを行いました。それに伴って、多少のケーブル配置移動となりました。
さて、先日アーシングを終えてから、しばらく乗ってみたのですが、いつもなら変化のある燃費計がピタリと一定数値から動かなくなりました。多少の落ちはあるのですが、なかなか燃費が向上してこないという、いつもと違った挙動を始めました。ちなみに壊れた挙動ではありません。メーター類も正常に動いております。
今日も買い物など、クルマを動かしましたが、どうも、やっぱり、いつもと燃費計の動きが違うようです。やはり最近のおクルマはデリケートなようです。

「充電制御車」というのを聞いたことがあると思います。最近のおクルマは燃費向上を狙って、ある一定数の充電値を超えるとオルタネーターの動きを制御して、エンジン負荷を軽減させるそうです。そのセンサーが(たいがい)バッテリーから延びるマイナスラインとボディ間に設置されています。一部のおクルマでは、バッテリーのマイナス端子あたりに(プラス側にある車種もあるそうですが)装置が付いるそうですが。
ちなみに、自分のおクルマが充電制御車かどうかを確かめるには、車検証の型式欄を見るといいようです。DBA、CBAで始まる型式なら、充電制御車の模様。

この充電制御車が、実はアーシングを行うばやいにくせ者になります。
アーシングターミナルは、これまでバッテリーのマイナス端子のボルトに共締めするのが一般的でしたよね。市販ターミナルもそれを考えたデザインになっていますしね。

がしかし、バッテリーのマイナス端子からボディにアーシングしてしまうと、本来のアーシング線途中にある「電流センサー」をバイパスしてしまい、センサーが機能しなくなります。それはワタシも知識としてちっさいアタマには入ってました。が、それほど、それほど(燃費に)大きな影響はないだろうと思ってましたが…。
で、前述の燃費計の挙動不審になるわけですね、仕方ない…。
というわけで、ターミナル位置をバッテリーマイナス端子から外して、ボディに移し、そのターミナルから本来のアーシング線のボディアースに繋ぐように変更しました。ちなみに、ターミナルとボディ部分の接点は、ボディ側からターミナルにケーブル接続されるので、アースされていなくても構いませんよ。要するに、ここは気にする所ではありません。
いろいろと場所を考慮した結果、ヘッドランプユニットの端っこのネジ様を拝借して取り付けました。ドンピシャで付きました。ヒューズボックスのカバーもちゃんと開きます。

これに伴って若干のケーブルライン移動がありました。こっちの方がなかなか面倒でした…orz

結局、先日留めたタイラップをすべて交換。●ソタイラップだったのでちょうどよかったかも。すべて手持ちのタイラップに換えました。
これで燃費計が気前よく動いてくれるはずです。(たぶん)

ちなみにアースポイントは変更していません。ポイントのボルトを緩めて端子の向きを若干動かしたくらいです。
●
アーシング取付け
●後日
ターミナル位置変更前は、燃費計がまったく動かなかったのですが、移動後、通勤で使ったら動く(向上する)ようになりました。やれやれ…。
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2020/03/01 17:18:31