つい先日手離してしまった86なのですが、折角なので86と過ごした3年間を振り返っていきたいと思います。
【1年悩んだ末の結論、トヨタ86】
Fit RSの車検を通して1年ほど、いろんなところでいろんな車種を見ていろいろ悩みました。前車と同じ形のサイズアップモデルになるハッチバックなアクセラ、インプレッサスポーツ、オーリス、はやりのSUVなCX-5、C-HR、荷物がたくさん乗る使い勝手のいいレヴォーグ、スポーツモデルになる86/BRZ、ロードスター、WRX STi等。そんな中でもサバゲ等行くのに2ドアで平気か、ハイオクで燃費悪い車なんて維持できるのか、そもそもこんなに鼻先の長い車乗れるのか。色々悩みどころがありましたが、悩むなら乗ってみたくなり、新車で86を迎え入れてみることにしました。
△2018/5
来た日の86サン。ほんとにホイール以外はどノーマルです。
【カスタムパーツの沼、トヨタ86】
納車されて乗ってるうちに色々不満が出てくるのは車好きの性です。最初に気になったのは車高でした。折角の流麗なるクーペフォルム、フェンダーとの隙間を小さく出来ればより流麗なフォルムになると思い納車後わずか3週間で車高調を導入したのはいまだに記憶によく残っております。
その次はTom'sエアロ、Grazioトランクリップ、ガナドールマフラーとなり年末ごろには一通りの外見は完成いたしました。
△2018/11
基本的なスタイルが決まった頃の86サン。ある意味この頃が1番シンプルだったかもしれません。
【機能性パーツも沼、トヨタ86】
無論エアロ等も機能性パーツになるわけなのですが、何せこの車、機能部分を弄る部品がとにかく多いのなんの。
サーキットを走るようになってオイルクーラーの投入を最初に、リヤバンパー、GTウィング等色々いじってたと思います。
中でも個人的に大きかったのは感度MAX。体感的には後ほど話題に出てくるエキマニ並みに大きな体感ながら値段は4万円。スロコンとしては高いですが値段対効果で考えればコスパは抜群に良いと思います。今や大流行になった感度MAXですが、聞いた話だと感度MAXの付け出しの走りはどうやら私と神ちゃんさんだとか…そんなことないと思うんですけどねぇ?
△2019/1
なんだかんだ長く付き合わせていただいてる130R YOKOHAMA。何人かここに連れ込んで岡田店長に感度MAXをつけてもらい試走してそのままお持ち帰りした人を見ているだけにアレは恐ろしい部品だと思うんです。まぁワタクシもそのうちの1人なのですけども。
GRヤリスの開発もやってくれないかしら…
【みんなでワイワイ、トヨタ86】
この車だけの魅力ってわけではないですがとにかくいろんな人がいろんな形でオフ会を開いているイメージがあります。大規模なものだと年1で開催される86 style With BRZ、通称86スタイルなんて呼ばれているFSWのイベント。これ規模的にメーカー主催なのかと思ったらそうではないようです。個人でやってる方で有名なのは神奈川や静岡で大規模なオフ会を開いていらっしゃる86熱の方々。主催の米田さんがターンパイクやうみえ〜る、茶臼山などで大規模なオフ会を開いていらっしゃいます。他にもFacebookやTwitterでいろいろな86乗りの方々の輪が広がっていて、とてもオーナー間が仲良く、とても暖かさのある車種だと思います。
△2020/10
86熱のグループ内での時森自動車オフ。この時は86熱の皆様と濃厚接触(?)させていただきましたネ!
【そして高級志向へ、トヨタ86】
別に安物ばかりつけていたわけではないのですが、納車から2年が経ち色々な部品が2周目に入っていきました。そうなると以前より良いもの、となっていき部品はどんどん高価格化。ある意味1番お金のかかってた時期かもしれません。
車高調はブリッツからrevolutionオリジナルへ、マフラーはガナドールからブリッツ、さらにエキマニごとパワークラフトへ、コンピュータはMAX ORIDO ECUを追加、ブレーキはパッド交換のみからAP Recingのキャリパーキットへ。
これで立派なGR86並みの車の出来上がりです。
△2020/3
1番仕上がってたかもしれない86サン。でものとあともう一度ホイールが更新されまさかの事態でエアロも変わります。
【そしてフィナーレへ、トヨタ86】
乗り出して2年強、そろそろ初回車検が来る時期になります。その時点で噂にあったGRヤリス がデビュー。見れば見るほど魅力的に見えるものの86はまだまだ乗るつもりでした。その意思表示(買わない為の縛り)に新作のTE37SAGAを投入。でも車検通した後に買い取り金額を聞いてみたらまさかの新車価格と対して変わらない金額を提示され一気に乗り換えの線も現実味を帯びて来ました。
△2021/1
結局3ヶ月も履かなかった37SAGA。割と勿体無いと自分でも思っております。今は同じ市内の赤い86についております。
【またどこかで会おうぜ、トヨタ86】
再三にわたりいじり倒した86、次期型が出るのは知っていたのですが、結果気分を変えてGRヤリスに乗り換えることにしました。
新車価格は280万、売却価格は260万ですので価格だけで考えれば相当にコスパは良かったのだと思います。
△実車同士は並べられなかったのでせめてトミカで。
【再考、トヨタ86】
思えばこの3年間、常にこの車と過ごしてきて本当に楽しかったことをなくなった今になって体感しております。クルマ好きの相棒となれる素養を持ったクルマ、トヨタ86。へっぽこなところもたくさんありますがそれも含めて愛せる相棒だった思います。
私がこの車を3年所有した結論は、ユーザーとともに育っていくクルマ。というものです。
名は体を表すとはよく言ったもので、AE86も非力だけどもその素性の良さを買われてユーザーとともに育っていって名車となった車。良くも悪くもトヨタ86はその後釜として相応しい存在だと思います。
そう考えるとトヨタ86はまだ発展途上。これからさらにユーザーが育てていってくれる車だと思います。
ついに次期型も出て参りました。しかもいろんな部分がキャリーオーバー。現行86の部品も使えるってことです。さらに育って昇華していく86を他車種のオーナーとして見守っていきたいと思います。
じゃあな86、またどこかで。
Posted at 2021/07/06 00:17:06 | |
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