
新しいBMW X2との生活がスタート。
とは言え、慣らしがまだ終わっていないのできちんとしたインプレッションは後日書きたいと思いますが、ひとまず決めるまでの道のりを。
〜〜〜
どうしてもどの車も完璧はいない。
人間と同じですよね。笑
なのに、大好きなレクサスISの次の子としては期待値高く持ってしまいがちで、どうしてもISとも比較してしまったりしちゃいます(自ら異なるジャンルのタイプ見てるクセに)。
試乗したのち、何度も、やっぱりISええな〜、と黒い子を運転していて改めてふと思う場面あり。
実際にしっくりとくるんですよね、IS。
きっと相性が良いんだと思います。うん、相性良かったです。
完璧じゃない部分が、うまいこと良い点にカバーされたり、全体のインプレッションの中ではちっぽけな事であれば、「やっぱりええな〜」という単純な感想に集約されるのかしら。
その域に入りだすと欠点も意外とその車の味になるやんけ、と思えてしまう。
前振り長くなりましたが、そういう相性の合う車を求めて何千里。(大げさなアホ・・)
とは言え、車で絶対妥協できない、車の基本動作の走る、曲がる、止まる。
この3点のどれかで不満や違和感を感じたら、即アウト。
ここはあとから慣れるもんでは無い、と個人的に考えています。
あとは、個人的に譲れない部分は
・ドライブポジションが自分にしっくりくる
・運転しやすい
・駐車しやすい
・運転していて楽しい
「楽しい」を自分なりに分解してみると、下記2点かな。
楽しい−#1: 良い感じのエンジン音(ボクスターのレベルは求めないが、それなりには欲しい)
楽しい−#2: コーナーからの抜ける快感(これもボクスターは求めてはいけない。でもISは高速域でのコーナーからの抜けは少し物足りない時あるが、山道のコーナーは結構とうまく走る。そんな感じ的などっかのコーナーをうまく捉える能力は欲しい)
・ある程度の加速感とトルク
・パドルシフトがあるステアリング
・握っててワクワクするステアリング
・足周りのそれなりの硬さ
・インテリアのワクワク感
・中のルーフライニングが黒い
・エクステリアの見た目が好み
・デフォルトの音響が良い
・普段のオールラウンドカーなので後ろの席とドアがあること(親、家族、友人が不自由なく乗れること)
・後ろの人用のセンターアームレストとカップホルダーがあること
・大きいスーツケースが入るトランクがあること
あると加点になる部分は
・視界の良さ
・安全装備の充実
・小回りの効き
・何でもいいから最新テクノロジー的な何か(せっかく新車だし)
・内装の質の良さ
・アルミペダル
・左のフットレスト
どれもかしこも、いざ言葉にしてみると当り前やんけ、というものばかりですね。。。
X2 M Sport Xを試乗した時の印象は、SAC/SUVにしたら低重心であり、走りがかなり良いこと。
良い意味で予想を裏切ってくれる。
特に印象的なのが高速道路での安定感。
X2は足周りの締まり感がかなり良くて、カーブに時折ある繋ぎ目を高速域で走っててもしっかりと道路を捉えて滑ったりフラついたりしない。
かと言って、ランフラットタイヤだからか、道路との適度な反発感もあって、とにかく面白い。
ノーマルのComfortモードでも十分だが、Sportモードにするとステアリングがさらに重くなり、足周りが硬くなるので安定感が増します。
「あんた、背の高いSACじゃないんでしたっけ!?」ってツッコミたくなるほど。
それと、ブレーキの効きが結構良くて、最初は慣れるまでは思わずガクッて効かせてしまうほど。
おっつ、あまり書きすぎるとインプレッションで書くことなくなっちゃうとアレなので走りに関してはこれくらいにしておきます。笑
あと、もうひとつ大事なポイント。
営業さん。
当然、車そのものが良いというのがありますが、営業さんのトークの差込み方や気になっている部分に対するフォローアップ説明やメーカーとしての考え方と背景の解説。
この職人技ひとつでその車の見えない部分の魅力を綺麗に引き立ててくれます。
やはりどの車も、メーカーの大勢の方々がとてつもない年月と議論と知恵と工夫と想いを投入して作り上げてきた集大成。
それを一番ダイレクトに、臨場感を持って伝える大事な役割を担う営業さん。
私の変人的な拘りをも理解してくださって同じ車を2回も(厳密に言うとX2 M Sport Xは2回、X2は1回)、異なる道路状況の道を試乗させてくれた。
とても信頼のおける方で、購入後もどんなに細かい質問に対してもきちんと答えてくれるし、わからないことはわからないで後から調べてくれるし、納車前の整備途中の我が子を見せてくれるし、会話の合間に色んな車ネタを話してくれます。
(納車前のナンバープレートもまだ発行されていない整備中の我が子とご対面した時は感動しましたぁ〜)
おかげさまで益々BMWのフィロソフィーと拘りを知ることで、BMWが好きになっていきます(まんまとハマる客。笑)。
んで、上記をすべて総合的に勘案して次の子を決めさせていただきました。
正式な名称は、BMW X2 xDrive 20i M Sport X。
Xという文字何回出てくるねん!って思わず突っ込みたくなる。笑
ボディカラーは、メディテラニアン・ブルーメタリック。
内装は、黒ベース(マイクロ・ヘキサゴン・クロス / アルカンタラ・コンビネーションシート)に黄色いステッチ。
人生初のSAC/SUV系、初の4駆、初の白黒以外の筐体色というトリプル初。
ちなみにM Sportは有名ですが、今回から新たに出た「M Sport X」。
このXが付くことでM Sportのスポーティさがノーマル版にプラスされるのに加え、XのクロスオーバーらしさがM Sport版にプラスされます。
X2のノーマル、M Sport、M Sport Xの比較はこんな感じ。
M Sportは日本未導入のため、海外サイトの写真を借用。
X2のM Sport Xは、下にグルリとフローズン・グレーのフレームが付きます。
よりクロスオーバー感を強調したM Sportってことですね。
蛇足ですが、BMWの「フローズン」はマット調の色味を指します。
あと、店頭展示のX2のフロアの反射に目がいき、思わずパシャリ。
しっかりと強度/筐体剛性を確保したフラットなお腹(人間でいうとシックスパックの筋肉質かしら?笑)と結構大きめの素敵なExhaust pipe(ほんまもんです)。
ハンコ押した日にあまりにも嬉しくて思わずウェアを購入。
納車日もちゃっかり着てたヘビーローテーションの仲間入りのウェア。
これからの季節にバッチリ。
まだ慣らし期間中のため、この子の本領をきちんと体感してからインプレッションをアップしていこうと思います。
試乗時は一般道と高速道は経験したが、大好きな海沿いのうねり道と山道が未体験。それは、こ・れ・か・ら。ムフフ
今はBMW X2ライフをスタートし、毎日新しい発見をしながら楽しんでいます。
読んでいただきありがとうございます。