ステアリングシェイクダンパー取り付け

F1やミニ四駆でよく聞くマスダンパーです
すごーく簡単に言うと、ステアリングの振動を振動で消してしまおうという部品
タウンエースバン用のステアリングシェイクダンパーなんてあるわけもないので、今回はハイエース用を流用しました

まずはバッテリーのマイナスをはずして、20〜30分ほどまちます
この作業をしないとエアバッグが暴発する可能性があるので、必ず行いましょう
車種やナビによってはリセットのかかる機能もあるので、事前に調べておきましょう

待つこと30分、作業開始です
ステアリング左右にカバーがあるので、内装外し等ではずします
はずすと30のトルクスネジが出てくるので緩めます
このネジは完全に外れないので、緩めきったらオッケーです

トルクスネジを緩めると、エアバッグがはずれます
うまくはずれない場合はトルクスネジがまだ完全に緩めきれてないことが多いです

カポッとはずれたら、エアバッグの配線（黄色）をはずします
カプラーなのですぐはずせると思います

仮付けしてみました
まず、ステアリングシェイクダンパーが動かない
ステアリングカバーとカバー取り付けのネジ受けに干渉しているようです
あと、ダンパーステーのビスを通す穴がない

このままだと、ただの重りになってしまうので、ステアリングを外して加工します

ホーンの配線（赤）をはずして、真ん中にある19ミリのナットをはずします

ナットははずしきらずに、2、3回転ぐらい閉まったところにします
ステアリングを後ろから手前へ叩いてはずします
この時、ステアリングの元の位置がわかるように、マーキングしておきましょう

ナットを外しきってると、ステアリングを叩いてはずれた瞬間に飛んでくるので危ないです

赤丸部分が干渉していたところです
ベルトサンダーで削りました
青丸はダンパー取り付けようのビス穴です

無事取り付けできました
ダンパーの可動部分も干渉なく動きます

あとは逆手順で組み上げれば完成です

ちょっと乗ってみると、違いがはっきりわかりました
小さい段差でのコツコツがかなりなくなり、運転が楽になりました
2,000円ちょっとの価格ですが、もっと早く取り付けるべきでした

ステアリング取り外しのマーキングを適当にすると、タイヤがまっすぐの状態にもかかわらず、このようにステアリングが傾きます…

ステアリングシェイクダンパーの可動動画を貼っておきますので、ご参考まで
https://youtu.be/IHZdC0v_rek