ヘッドライト研磨 ウレタン塗装
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
前回、光度不足で車検通らなかったので、今回は8月の車検へ向けて、耐久性のあるウレタン塗装することにしました。
再検ではコンパウンドで磨いてギリギリ通過でした。
写真は過去の物です。
1年経つとやはり黄色くなってきます。
ポリカなので仕方ないです。
黄ばみはそこそこ落とせても、ライトをつけると一面に広がるひび割れが原因での光度不足と思われるので、ヒビを取り除きたいと思います。
2
光軸がズレるとテスター当てないといけなくなるので、装着状態のまま塗装します。
ヘッドライト周りをマスキングして車体に傷が入らないようにします。
空研ぎ240番手にてヒビが見えなくなるまで研磨します。(ライト表面が薄くなり過ぎないように)
番手をあげて320番手にて240番が消えるまで研磨。
次に同じ要領で400番から水研ぎ。次に600番水研ぎ。次に800番水研ぎ。次に1000番水研ぎです。
手磨きの場合、一方向に研磨して次の番では研磨向きを変え交互に磨く事で、磨き残しが少なくなります。
ここで下の番手を消せずに残してしまうと仕上がりに大きく左右されます。
塗装後ですが緑枠はヒビが深過ぎて断念しました。ライトの厚みによりますが、頑張りすぎると穴が空きます。
3
磨き終えたら綺麗にして車体へマスキング。
不安になるくらい白曇りしますが大丈夫です。
水気を完全に飛ばして、ヘッドライトを必ずシリコンオフで洗浄。しつこいくらいが丁度いいです。拭き残しあると弾く事があります。
シリコンオフが完全に乾燥したら、タッククロス(粘着質の布)でホコリを拭き取ります。タッククロスは無くても良いですがホコリが入ると面倒なので私は使いました。
4
いよいよ塗装です。
前日が雨だったので湿度がやや高めです。
白曇りが不安ですが続行します。
エアーツールを使い塗装する場合は使う液によりますが
クリアー、硬化剤、10:1
混ぜた割合に対してシンナー20〜25%で希釈します。
希釈済みクリアーの場合、硬化剤を混ぜて使用。
使った量は136gでした。久しぶりだったので、心配で260g作りましたが随分と余りました。
200gあれば十分吹きつけできます。
缶タイプのウレタンスプレーは説明書を参考にしてくだい。
5
ウレタンクリアーですが、3回〜5回に分けて塗装します。
私は様子見ながら4回目で仕上げました。
塗装のコツは同じ距離、同じスピードで吹きつけます。
1度目は全体的にパラパラと吹き付けます。
曇る程度。
一気に吹きつけると液ダレを起こすのと、下地が縮んでクラックが入ったりするのを防ぐ為だそうです。
3〜5分ほどあけて、2回目です。
曇り〜半ツヤ程度で終わらせます。
5分〜10分置き、3回目。
塗料の乗ったマスキングを指で触ってベタッとした感じ(指にクリアが付かない程度)なら塗装します。
糸を引くようならもう少し時間を起きます。
3回目では半ツヤ〜仕上げになります。
私は半ツヤで止めました。
4回目で仕上げました。3回目同様、マスキングを触って塗料の乾燥具合をチェック。指につかないようなら塗装します。
仕上げは垂れるか、垂れないかの瀬戸際で吹き付けます。
極端な垂れで無ければ後で2000番くらいで磨けば良いので大丈夫です。
6
マスキング取り外し。
指で触って、クリアが指に付かないようならマスキングを取り外します。
マスキングシートが風に舞って塗装面に付くことがあるので要注意です。(経験談
もしついてしまったら、正解か分かりませんが、更に厚塗りしておきます。乾燥後に研磨して、なだらかになればラッキーです。(経験談
柚子肌になってしまった場合も、完全乾燥後に2000番2500番、程度で研磨してコンパウンドで磨くと綺麗になります。(経験談
中が乾燥してない状態での研磨は白く曇る事があるそうです(未体験
完全硬化は2週間ほど置くと確実です。
ワンポイント。
硬化まで待ってからのマスキング取り外しは、クリアがパリッと割れてしまうので必ず半乾きのときに外します。
7
塗装直後。
湿度が高めで心配していた白曇りはなく、いい感じに仕上がりました。
くすみは綺麗さっぱりピカピカです。
深いひび割れと見落とした細かいクラックは残ってしまいましたが、これで車検は大丈夫でしょう!
スプレーダストが車に付きますが、洗車やりたい衝動は抑え、しばらくの間は我慢です!
正直もっと早くしておけば良かったです。
深すぎるクラックは除去しきれなかったし、全体的な細かいひび割れを消すまで磨くのは結構大変です。
ひび割が浅いうちに、早めの対処が大事なんだと痛感しました。
8
余談ですが、マジックリンを使いメラミンスポンジでゴシゴシ擦ると黄ばみが簡単に落ちます。コンパウンド使うより早いです。
黄ばみが落ちたら、スポンジで傷が入って白く曇るので、ピカールで磨くとびっくりするくらい綺麗になります。
その後にヘッドライトコーティングをすると更に1年〜くらいは保ちます。
マジックリンは塗装を痛めるのでマスキングか、車体を濡らしながらすると良いです。
写真は施工前
9
マジックリン吹きつけメラミンスポンジで洗う。
ピカールで研磨。
綺麗になったらマジックリン吹きつけて、表面についたピカールをメラミンスポンジで水洗いし、兼足付け。
ここはシリコンオフでもOKです。
コーティング塗って終わりです。
写真は施工後。
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