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昨日の降雪で20cmほど積雪していたのですが、大した事無いだろうと80cmの板で滑り出し。ゴンドラに乗って見るとバージンスノーがあるのでそこへ突入。

この20cm積雪と言うのが微妙で、板のテールが固い斜面に当たって後ろが滑り何度もスピンしそうになります。そのまま斜面の途中のホテルに戻り板を変更。スピン問題はほぼ解決です。
そのうち動き始めたばかりのリフトにたまたま乗れて、斜度がそれほどきつくなくて安心してスピードを出せる新雪の斜面を大きなターンで滑れたのは爽快でした。

新雪遊びが一段落ついた午後はもう一度、高所恐怖症の肝試しに行くことにしました。そこへ向かう途中にトンネルが有ります。


抜けて滑り降りてゴンドラで登り返したところにこれ。


先端まで行けました。下を見ずに人を見て。
勇気を出して写真を撮っていると横に揺れてることに気づきます。


何とか平静を装って戻り再び滑走。別のピークを目指します、、、が、新雪で人が滑って至る所にコブが。荒れた不整地斜面の方が楽なくらい。我慢して暴走しないように丁寧に降りていって高度を下げることに専念。そうすると最初はやたら息が切れて疲れていたのが、少しは長続きするようになっていき、そういえばコブはこんな感じだったなと思い出してきます。それでも、棒になりかかっている脚で伸縮自在のポジションを取り続けるのはしんどい。
下に降りその先は初心者コースと思ったら人が滞留していて、見るとコブが続いています。しかも細かい。もう開き直りで途中何度も息を整えながら滑り、別のピークを目指します。それで今日はSölden全体を殆ど滑りきったことになるので。

その頂上にある007 Spectreの撮影地と言う触れ込みのレストラン。

映画は見たけど覚えていません。そこからの降りもひたすらコブ。もうどうにでもなれ。


ほぼ真ん中に見える岩稜に挟まれた細い谷に滑走のラインが見えます。本能的に入り口がどこにあるか確認するのですが、良くやるよなと思うだけです。もうホテルに帰ろうっと。