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この週末は天候不良につき、スキーも行かず、、、倦んで、厚木の温泉でイノシシ鍋を。
雪が心配でしたが相模湾に面する山はやや温暖なようで、その心配はありませんでした。

この週末もまったりしたら、、、寄る年波と妥協しながら正月に作ったスキーの脚が鈍りそうなので、トレーニングのように行っている山登りと同じのりで、スキーに行きました。

天気を読んで今日はチェーン無しで行けるかもと期待して行ってみたらその通り。高速降りて、幌を下げて、そのまま駐車場まで行けました。

スキーの脚は不思議なもので、滑り始めの一発目は板が雪に馴染まず、跳ねて横滑りします。二発目はなぜかしっかり雪に食い込んで弧を描きます。とても意識して出来る運動ではありません。微妙な力加減なのかサスペンションとしての脚が雪面のでこぼこを吸収して板を雪面に押さえ付けて、ギューンと曲がって行きます。

良い感じが出てきたところで昼食。つまみとワンカップを。

昼食をゆっくり楽しんで外を見たら雪がどんどん降っています！予定していませんでした。前線が通過するのは知っていましたが、この場所でこの時間に！あと数時間後のつもりだったのに、、、

せっかく脚の調子が確認できたからもっと滑りたいけど、このまま雪が続いて、帰りにチェーンを付けるのはめんどくさい。しばらく思案して帰ることにしました。
素早く帰り支度をして見ると路面はもう白くなり、夏タイヤではぎりぎり。滑りますがまだ何とか走れます。あと何十分か遅ければチェーンをつけるしかなかったでしょう。

温泉旅館の裏山で昨日付けた五本の滑り跡に今日は六本目(左端)を付け加えました。五本目と六本目の間、ほぼ24時間、他の誰もそこを滑らなかったと言うことです。大晦日から連日の降雪は近年に無いことですが、それ以上にCOVID-19で人が少なく疎で、荒らされていない新雪の斜面がそこら中にあります。
家に籠もると言いながら買い物に出るよりも温泉スキーの方が人との接触が少ないです。Go to有り無しで人手が過度に増減する結果を招いた事実を政策策定者はしっかり分析し、次の政策で改善してほしいものですが、ポピュリズムはそれを許さないのでしょうか。

この正月も温泉スキーで山ごもり。開けましておめでとうございます。

正月にしてはここ10年来の積雪。深雪滑り放題。板が外れて転んだら、思いっきり深みで支えになる底が無く立つことができません。
そういうときはまず落ち着いて雪に埋もれたままでも何とか残った板を外すこと。そしてつぼ足ででんぐり返りして姿勢を整え、ストックを雪にさして板を探すこと。ストックに板が当たればカチッと言って分かります。そこから板を揃えて、その上に立ってビンディングを固定するのもひと仕事。何しろ板は雪の上。でつぼ足の自分の腰より上にあるからです。普通には板をはくことは出来ません。
そんな体験もずいぶん久しぶりでした。Z4とは無縁の世界です。