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Hochfügenの二日目。朝食を取って山を見上げると雲の中。午後は帰宅するので、天候回復を待つ余裕無く支度して出動。ゴンドラ乗り場のそばにZ4を止めて滑り終わったらそのまま帰る態勢。

上に上がると雲が薄く天候回復が期待できます。昨日のトラウマで、大人しく整地斜面にとどまり足馴らしから開始。やがて上の雲は次第に薄れていき、ゲレンデが雲海の中に落ちて行くのが見えるようになり、雲海の中へ突っ込んで降ると下に抜けてゴンドラ乗り場になります。そんな足馴らしを6-7本やったのか、途中、木が目視できて上下左右が分かるよねと言う斜面に入って雪の状態を確認、昨日の疲れを感じながら。

いいかげん雲も晴れてきて視界が確保できそうなので、最上部の斜面を見に行ったら、来ました！ちょっと出遅れた感ありますがまだ荒れていません。


今回の日程はこの状態を狙っていたのです。当たり！


場所によってはクラストした雪が現れる新雪で気を遣いましたか、楽しめました。ただし、昨日の疲れの影響はひしひしと感じ、やっぱり脚力が課題と再認識。

土日と降雪の予想で急遽仕事の都合をつけ、日曜泊でお気に入りのHochfügenと言うスキー場に行くことにしました。年末スキーがカリカリの圧雪ばかりだったので新雪が目当てです。


お気に入りの理由は、家から140kmで二時間かからず、ロッテアライリゾートのようにオフピステランがそこら中にあり、ベースが1500mで雪質が良いから。例によってZ4で出動。


予想していましたか、天気は悪く山の上は雲の中。一本目はまるで初心者のような滑りでスキー脚はどこ行ったと探して、二本目でこんな感じだったかなと思って、それではと始めた三本目がいけませんでした。

森林限界の上、木などの目標物があたりに見えないスキー場の一番上から新雪を落ちるコースに入ったものの、入った途端に視界が全て真っ白で上下左右分からない状態に。それでも降りていくと急に足元が無くなって飛んだ感じに、、、何とか耐えた！と思ったところでもう一回足元が無くなり今度は大きな落差、、、上下分からない状態で新雪にズボッと埋もれてしまいました。板がどこかに埋もれて探すのに手間取るのが最大の心配でしたが、起き上がって見上げると板がかなり上の方に見えました、、、そこは避けて滑ろうねと言う所の下に。ゼイゼイ言いながら新雪の急斜面を登り返して板二本とも回収。それで思いっきり疲れてしまいました。ガスがかかって斜面がよく見えないときに新雪に入るのは止めようと反省、、、

その先は疲れとの戦いです。目論見とおり新雪が有り、本来整地斜面はボコボコで脚にきます。不整地斜面に入るとむしろ楽。新雪が優しくスキー板を受け止めてくれるので。9時過ぎから始めて、12時前にはもうくたくたで、そそくさとお昼に。


気持ち良さげなツリーランに入ったのは昼食後。遅かったです。一通り滑られていて、斜面がえぐられうねっていて自由には滑らせてくれません。


本日滑走標高差約6000m。15時前にはもうだめとなって終了。