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2018年05月29日 イイね!

コーナーポールオプションカプラーの使い方

コーナーポールオプションカプラーの使い方









こんにちは、C-HR FANです。今回はコーナーポールオプションカプラーの使い方について解説します。

このパーツは室内やエンジンルームで簡単にいくつかの電源を取り出す事ができるようになるとても便利なパーツですが、その使用方法については詳しく書かれているものはあまり見あたりません。C-HRに関しても、Yoppyさんが1年以上前から紹介されていました「コーナーポールオプションカプラー取り付け&外装イルミの電源取り場所変更」かに書かれていました(さすがYoppyさん)。

純正パーツは4000円ぐらいするそうです。パーツは自作もできますが、ネットオークション等でも出品されています。私はネットオークションで入手しました。

いくつかの種類があるようですが、これはフルバージョンです。

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下は配線を絞った簡易バージョンです。

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なお、エンジンルームでカプラーを使用する場合、防水を考えるとエンジンルーム側のカプラーは、使わないポートを防水キャップなどをつけて自作しても良いかもしれません。

パーツは写真のように二つのカプラー付きパーツで構成されています。左側の白いカプラーがついているものが、車内(室内)カプラーで、右側のグレーのカプラーがついているものがエンジンルーム内カプラーになります。

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写真は車内カプラーですが、白いカプラーは10ピンカプラーとなっており、そこから計9本の配線がでています。

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メスギボシがついた配線が6本、オスギボシがついた配線が3本でした。
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そして、メスギボシの配線にはそれぞれ配線名が書かれていました。
 ・黄色...バッテリー
 ・燈色...イルミ/スモール
 ・赤色...イグニッション
 ・黒色...アース
 ・桃色...車速
 ・緑色...パーキング(-)

オスギボシの配線には配線名が書かれていませんでしたが、赤色・燈色・黒色の配線がありました。

そしてこちらがエンジンルーム内カプラーです。グレーのカプラーは4ピンカプラーとなっており、そこから4本の配線がでていました。配線色は黄色・赤色・橙色・黒色でした。それぞれメスギボシとなっていましたが、黄色配線には、さらにヒューズ付き配線で延長されており、先端にはクワガタ端子が付けられていました(これは良心的な出品者さんのサービスのようでした)。

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車内カプラーの接続先は運転席側にあります。写真はすでに接続していますが、右上方の青い配線に接続先カプラーがついています。

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このカプラー、初期設定では、太い配線にカプラー先端がビニールテープで巻き付けられていて、ぱっと見わからない仕様になっていたかもしれません(作業したのが随分前だったので忘れました)。探してみてなかったら、写真を参考にテープを剥がして探してみて下さい。


エンジンルーム内カプラーですが、バッテリーの外側奥にありますが、とてもせまい空間なので、まず手が入りません。
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ここから電源を取る作業をする場合は、多くの場合フロントバンパーを外して作業する場合なので、バンパーを下ろした際に配線接続すると良いでしょう。バンパーを下ろせば、ヘッドライト下にあるのがすぐわかります。

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カプラーには防水キャップが取り付けられています。
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カバー(キャップ)を外したところです。
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4ピンカプラーになっています。
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さて、ここからは、使用の実際について解説していきます。

これは、車内カプラーですが、前述のように10ピンカプラーから計9本の配線がでています。これら9本の配線がすべて同様の機能というのではなく、いくつかの使用パターンがあります。
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まずは、オスギボシとメスギボシがセットになっている3本の配線(赤色・橙色・黒色)について解説します。

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前掲の写真ですが、赤色には「イグニッション」、橙色には「イルミ/スモール」、黒色には「アース」とそれぞれラベルが貼ってありました。
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これら3本のうち、赤色「イグニッション」、橙色「イルミ/スモール」について説明します。

これらの配線には車内カプラーにメスギボシとオスギボシつきの配線があります。メスギボシには車内の電源が接続されています。図では赤線となっていますので、図左からイグニッション電源が来ています。カプラーのオスギボシは、運転席からエンジンルームまで配線が通っていて、エンジンルーム内カプラーに接続されています(イルミ線の場合も同様です)。

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図左からイグニッション電源が来ていますので、車内カプラーのメスギボシに、電装品を取り付けて、さらにアースに接続すると、車内で電装品をイグニッション連動で作動させる事ができます(イルミ電源の場合も同様です)。
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さらに、車内カプラーのところで、赤色配線のメスギボシとオスギボシを接続させる事によって、車内のイグニッション電源をエンジンルームに取り回す事ができます(イルミ電源でも同じです)。

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下の図のように、車内カプラーのところにあるメスギボシとオスギボシを接続する事により、車内からエンジンルーム内カプラーに配線がつながり、通電させる事ができるようになります。
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エンジンルームに通電した結果、エンジンルーム内カプラーに電装品を取り付け、さらにアースにつなぐと、エンジンルーム内や車外で電装品を作動させる事が可能になります(イルミ電源でも同様です)
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次に黒色配線(アース線)について解説します。黒色配線の車内側はアースに接続されています。

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したがって、車内の電源からプラス電流をとり、電装品を介して、黒色ぎぼしでアースに落とすと、車内で電装品を作動させる事が可能です。しかし、車内にはアースポイントがたくさんあるので、この目的で使用する頻度は少ないでしょう。
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また、車内カプラーでメスギボシとオスギボシを接続する事によって、車内カプラーとエンジンルーム内カプラーとの間でアース線を通電させる事も可能ですが、これもエンジンルーム内にアースポイントはたくさんあるので、わざわざ室内まで取り回す必要は少ないです。上述のように、イグニッション電源やイルミ電源を車内からエンジンルームへ持ち出し、そのアース線として利用するのも簡単で便利といえば便利なので、そういう使い方(オプションカプラーでプラスとマイナスを完結させる)を想定しているのかもしれません。(追記)そういえば、これはコーナーポール(いたゆる下手棒ですね)用のカプラーですから、IGN電源で作動するコーナーポールをカプラーオンで動かすためにアース線も用意しているのでしょうね、納得しました。

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この配線は丸印だけを使えば、車内からエンジンルームの渡り配線としても使えます。

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次に黄色のバッテリー線です。メスギボシがついています。
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この配線は車内からエンジンルームへ電源を供給するのではなく、逆にエンジンルームのバッテリーから常時電源を車内に供給する(いわゆるバッ直)目的で用いられるようです。私が購入したパーツには、エンジンルーム内配線の先に、バッテリーに接続できるようにヒューズボックス付きで先端がクワガタ端子で加工されていました。

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したがって、エンジンルーム内で配線をバッテリーに直接接続した上で、車内カプラーの黄色線に電装品を接続し、さらにアースに接続すると、車内でバッテリー電源(常時電源)に対応する電装品を作動させる事ができます。

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もちろん、この配線もバッテリー電源線としてではなく、下図のように、車内からエンジンルーム内への渡り配線としても使用する事ができます。

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最後に、桃色(車速)、緑色(パーキング(-))線です。車内カプラーにメスギボシとして取り付けられています。

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これらは、車内からそれぞれ車内カプラーに信号が出力されていると思われます。

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ちなみにJifu placeのHPによるとC-HRではオプションカプラーに車速信号が出ていないという話です。これら2つの信号線は特殊な状況でないと使わない線ですので、参考程度にしておいて下さい。

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(追記)くうねるさんに教えていただきましたが、配線図によるとC-HRではオプションコネクターに車速とパーキング(-)信号は出力されていないという事がわかりました。

私の購入したものでは、配線にラベルが付いていましたが、中華製のものでは配線にラベルがついていないものもあるようです。下図は10ピンカプラーの配線の配置を図にしてみました。丸印がオスカプラーで、台形がメスカプラーですので参考にして下さい。

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室内カプラーの拡大図ですが、この方向です
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こちらはエンジンルーム内のカプラーです。カプラーの外側の突起を目印にして下さい。
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ちなみに簡易版のオプションカプラーでは配線の配置図が写真のようになっています。イグニッション、イルミ/スモール、バッテリー、アースの4系統だけに絞られていて、車速とパーキング(-)の配線は省略されていますね。10ピンカプラーの4ピンカプラーも配列が同じです(10ピンカプラーは180度回転した図になっています)。車速信号やパーキング信号は特殊な場合以外使わないので、これでも構わないと思います。
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参考までに私の使い方ですが、私はもっぱら室内用の電源に使用しています。

まずイグニッションラインから1系統(もう1系統使用できるように2分岐にしていますが、未使用回路は絶縁しています)。
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イルミ(橙色)配線から2系統(赤線を2本)の電源を取りだしています。

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使用しない配線がたくさんありますので、それぞれ先端を絶縁処理し
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さらに全体を絶縁しています。未使用の配線はショート対策のため、かならず絶縁処理するようにして下さい。
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以上、コーナーポールオプションカプラーの解説でした。このカプラーを用いれば、車内(運転席下)からも、エンジンルーム内でも比較的簡単に電源を取り出す事ができます。電装品のDIYを行う際に電源取りだしの一つの選択肢にして下さい。


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Posted at 2018/05/29 12:02:21 | コメント(3) | 日記
2018年05月24日 イイね!

C-HRフロントフェンダーアーチモールの取り外し方 (3)

C-HRフロントフェンダーアーチモールの取り外し方 (3)








こんにちは、C-HR FANです。
今回はC-HRフロントフェンダーアーチモールの取り外し方 (1)C-HRフロントフェンダーアーチモールの取り外し方 (2)につづく3回目です。

今回は残りの3番ツメと4番ツメの取り外しを紹介したいと思います。フェンダー前方部の中程にある台形ストッパーの下側にとりかかります。
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台形ストッパーの下側の隙間からは、うっすら羽状のものが二つ見えます。
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その更に下側は写真のようになっています。
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3番・4番ツメを外す際には、フェンダーとフェンダーライナーとの間隙を大きく開いた方が良いです。

上の写真のように。フェンダーの一番下の部分でボルト締めしていた部分には、ここだけフェンダーライナーに一部円形の縁が設けられていて、ボルト受けにひっかけられています。

フェンダーを少し外側にひっぱって、その縁部分を分離して下さい。すると間隙を大きく開く事ができます。

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前回書きましたが、この際にバンパー底面を固定する8つのボルトのうち、一番外側のボルトをあらかじめ外しておくと、この間隙を大きく広げやすくなります。

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さて、フェンダーとフェンダーライナーの間隙を大きく広げたので、3番ツメと4番ツメを外していきます。

まず3番ツメの取り外しますが、台形ストッパーの下側にはなにやら羽状のツメが二つ見えますね。その更に下にはクリップが見えます。
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これは前回もお示ししましたが、フェンダーモールを外した後のバンパー部の写真です。これを見ると2番ツメの時と同様、3番ツメの下には、フェンダーを後方からボルトやクリップで固定するための台座(ベース)をバンパーに固定するためのツメも入っています。したがって二つ並んでいるツメの上側のツメがフェンダーモールのツメ、下側のツメが台座(ベース)用のツメという事になります。
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したがって外すべきフェンダーモールの3番ツメは二つ並んでいるツメの上側のツメという事になります。この関係は2番ツメの時と同様ですね。
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ここの間隙に手を入れて、羽の向こう側から突起を押さえるか、羽の先端を奥に向かって押すかして、ツメをはずして下さい。後述の4番ツメの取り外しに際して、隙間を大きく開きますが、先に隙間を大きく開いてから、手を奥に入れると外しやすいです。

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最後に4番ツメを外します。この4番ツメの接合のカシメは一つしかなく接合が一番弱いので、とくに注意して下さい。4番ツメの挿入場所は下の写真の場所にあります。
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4番ツメの上下にはボルトとクリップがあるのがみえます。
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この部分は構造が複雑です。4番ツメの上には台座(ベース)の固定用ボルトが、下には台座(ベース)固定用のクリップがあります。また4番ツメのタイヤハウス側はフェンダーをボルト締めするためのボルトの受け台があり、4番ツメを覆い隠すような配置になっているのです。
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タイヤハウス側(後方)から見ると、4番ツメは写真の手前にみえるボルト受けの奥に位置します。
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この場所にはツメは1個しかありませんが、奥になっているので見えにくいし、わかりにくいです(実際よく見えない)。ツメを外す方法は2つあるどちらの方法でも良いですが、ツメの接合が弱いので、最近の私は手をしっかり隙間に入れて奥の突起を押さえて外すようにしています(動画では手前から押さえる方法と奥から押さえる方法と二つお示しします)。

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動画がこちらです。



4番ツメは接合が弱いので、できれば隙間から手を奥に入れて、奥から突起を押さえて外す方が安全に羽を外す事ができるのでおすすめです。繰り返しますが、4番ツメに不自然な力がかかると簡単に脱落してしまいます。すでに1番〜3番ツメが外れていますので、上がブラブラして4番ツメに不要な力が掛かりやすいです。なので、この操作は慌てる事なく、慎重にゆっくり行って下さい。私はここのツメの取り外しだけはとくに慎重にしています。

動画がこちら (左手にカメラで撮影していますので、右手だけで外していますが、実際は両手を使って下さい)




このようにすると、羽状ツメを破損する事なく、安全にフェンダーモールを外す事ができます。
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いかがだったでしょうか?
C-HRのフロントバンパーを下ろす際に、フェンダーがうまく外れないで困っている方、悩んでいる方、ストレスを感じている方もあるかと思います。私の解説は取り外しの一つの方法ですが参考にしていただき、色々なDIYを行う一歩としていただければ嬉しいです。

私自身、最初の頃は、説明でもわかるように内部にフェンダーと関係のないツメやクリップもたくさんありますから、フェンダーモールのツメの位置が正確にわからず迷う事もありました。しかしこの解説を読んでいただくと、ツメの位置が正確にわかるため、迷う事もなくなると思います。みなさん、ぜひバンパー下ろしに挑戦してみて下さい。また、バンパーは下ろさなくても、フェンダーモール外しだけでも試しにやってみると面白いですよ、ぜひこちらも挑戦してみて下さい。

以上、「C-HRフロントフェンダーアーチモールの取り外し方 」でした。

(PS)フロントバンパーの脱着に関して、他にも要点。コツがあります。それについては、また時間のある時に投稿しようと思います。


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Posted at 2018/05/25 06:27:34 | コメント(3) | 日記
2018年05月22日 イイね!

C-HRフロントフェンダーアーチモールの取り外し方 (2)

C-HRフロントフェンダーアーチモールの取り外し方 (2)









こんにちは、C-HR FANです。
今回はC-HRフロントフェンダーアーチモールの取り外し方 (1)につづく2回目です。

ここでは実車でのフロントフェンダーアーチモール(以下フェンダーモール)の取り外しについて解説したいと思います。

さて、フェンダーモールのツメの取り外しにかかる前に、フェンダーの前方部中程の内側にある、下の写真の青丸部の台形ストッパー(仮称です)の嵌合を外して、フェンダーとフェンダーライナーの間に隙間を作り、手や指を入れられるようにします。

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青丸内の小さいボルトは固定時には溝が縦になっていますが、マイナスドライバーで横向きにすると、ボルトが抜けるようになります。

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動画がこちら



次に、これは後でも良いのですが、下図の矢印の部分の嵌合もはずして、隙間を広くしておきます。
下の写真のように、嵌合の隙間にマイナスドライバーを入れて、嵌合部を上に持ち上げます。

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台形ストッパーの嵌合に挿入されているフェンダー側の突起は写真のように皿状になって、凹み部分にツメがかかっているので、ツメを持ち上げるようにして嵌合を外します。

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また引き出したフェンダー側のお皿部分に、内側嵌合部の足状の部分を乗せる事によって、フェンダーとフェンダーライナーとの間隙を広くキープする事ができます。


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動画がこちら



またできれば、フロントバンパー底面にある8つの固定ボルトの内、一番外側のボルトを外しておくと、4番ツメを外すときに、手が隙間に入りやすくなります。
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準備が整ったので、前方フェンダーモールの取り外しにかかります。トヨタの取説には以下のように説明されています。すなわち、フェンダーモールは後方部(1) から前方部(4)の順でツメを取り外し、その際、フロントバンパーカバーの裏側よりツメを押し嵌合をはずすと書かれています。
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これは先に説明したようにこのような動きを指しています。
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ここからは4つある前方のツメ(番号は取説にしたがって1番ツメ〜4番ツメと称します)を一つ一つ解説します。

まずは1番ツメです。1番ツメはフェンダーカバーとフロントバンパーの境付近にあります。写真はフェンダーが付いている状態ですが、上側の穴はボルト、下側の穴はクリップで留めるられています。

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これはフェンダーを外したところの写真ですが、フェンダー自体は緑矢印の穴にツメが入るのですが、フェンダーは上の写真のようにタイヤハウス内外側でボルトやクリップで固定されているため、それらを受ける黒色の台座パーツ(仮にBase: ベースと呼びます)が別に取り付けられています。そしてこの台座パーツ(ベース)自体もクリップやツメで固定されているので、フェンダーを固定するツメと混同しやすくなってしまっています

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したがって、フェンダーの内側には、フェンダーと無関係のクリップやツメも混在するため、外すべきクリップの位置を正しく把握しておかなくてはいけません。


まず1番ツメですが、フェンダーを外側にひっぱりると、ボルトが入っていたボルト受けが見えます。

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さらに、内側のフェンダーライナーをめくって、隙間を広げます。
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すると、ボルト受けの少し下に1番ツメが見えます。さらに下にみえる形の違うパーツは台座(ベース)パーツを固定するものです。
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1番ツメの右側は写真のように板状パーツがあり、ツメの向こう側を押さえるのが難しくなっています。
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したがって1番ツメはツメの奥にある突起をこちら側に押さえる方法ではなく、ツメの羽の先端を向こう(前方)に押すようにして嵌合を外すのが良いでしょう。
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動画がこちら




次に2番ツメです。これは、2番ツメを外した後の写真ですが、2番ツメの上下にはフェンダー固定のだめの台座(ベース)があります。これは更に下にある台形ストッパーなどをバンパーに固定するために取り付けられているようです。バンパー内側には写真のように、上の方で台座をバンパーに固定するためのクリップ(形が違います)があります。
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また下の方では フェンダーをクリップで固定するためにクリップ受けもあります。
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また、下側のクリップ受けの奥には、ベースを固定するための形のt違う(でも似ている)羽状パーツもあります。
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したがって一見、羽状パーツが二つ並んでいるように見え、どちらが2番ツメか迷う場合もあります。初めての人にとってはどちらがフェンダーを固定しているツメか区別がつかないと思います。
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これはフェンダーを外した後の外側の写真ですが、2番ツメの下側に台座(ベース)の固定用ツメが、長方形の開口部を通って挿し込まれている事がわかります。したがって、2つ並んでいる上側の羽状パーツが抜くべきフェンダーのツメという事になります。

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という事で2番ツメは写真では上側のものなります。下側の羽状パーツは関係ないので外す必要はありません。
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これらから2番ツメを外す場合の周囲のクリップとの位置関係は下写真のようになります。
上側には台座(ベース)固定用のクリップがあり、下側には台形ストッパーのすぐ上に台座(ベース)に取り付けられたクリップ受けと、その奥にベース固定用のクリップがあります。2番ツメはこれらの間(写真中央)にあります。

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下側のベース側クリップ上のすぐ下方には台形ストッパーがありますので目印にして下さい。
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こちらも隙間が比較的狭いので、2番ツメの外し方も第1ツメと同様、ツメの奥にある突起をこちら側に押さえる方法ではなく、ツメの羽の先端を向こう(前方)に押すようにして嵌合を外す方法が外しやすいように思います。もちろん指や手をしっかり隙間にいれて奥から外しても良いです。
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動画はこちら(私の場合は何回も外していてツメがゆるくなっています)



3番ツメ・4番ツメの外し方は「C-HRフロントフェンダーアーチモールの取り外し方 (3)」で説明します。


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【みん友限定】C-HRフロントフェンダーアーチモールの取り外し方 (1)

【みん友限定】C-HRフロントフェンダーアーチモールの取り外し方 (1)









こんにちは、C-HR FANです。
今回はフロントフェンダーアーチモール(以下:フェンダーモール)の取り外し方のご紹介です。

フロントデイライトやシーケンシャルLEDテープの取り付け、ホーン交換などを行う場合、フロントバンパーを下ろす作業が必要となってきます。その際の最大の難関がフェンダーモールの取り外しだと思います。

私も自分でMKJPやAvestのメンテナンスDVDを見ながらこれらを行おうとしましたが、最初うまくいきませんでした。

このモールの取り外しには、構造を理解し、爪の位置を正確に把握して、取り外すコツも知った上で行う必要があります。それらを正しく行わないと、前方の4つの爪を破損してしまう恐れがあります。

正直に言うと、私ははじめてフェンダーモールを取り外した時に、いくつかの爪を破損してしまいました。破損した爪は元通り補修できましたが、これから同様の作業を行おうとされる方々が同じような事を繰り返さないように解説をしたいと思います。

なぜ私がフェンダーモールを破損してしまったかというと、MKJPの初期版DVD (現在修正されています)やAvestのメンテナンスDVDの取り外し方法の説明が間違っていたからです。

【追記】6/6MKJPさんから連絡があり、[この投稿をごらんになって]収録内容に誤りがあったと判断し、動画を修正したとの事でした。修正動画についてはDVD正規購入ユーザーにはYouTube動画として閲覧できるようになっています。また今後販売のDVDは修正版となり、それまでのDVDについては、[返品]もしくは[交換]していただけるとの事です。さらに、初期のDVDを元に作業をしてフェンダーを破損してしまった方には新しいフェンダーを補償してくれるそうです。神対応ですね。

これらのDVDでは、フェンダーモールを外側からひっぱって外せと説明しています。

しかしC-HRのフェンダーモールは外側からひっぱったり、外側から内張り剥がしを突っ込んだだけでは絶対に外れません。これらの指示に従って無理に外そうとすると、私がそうであったように必ず爪を破損します


正しいフェンダーモールの外し方は球屋さんのHP (DIYラボ)で解説されています(さすがですね)。
「フロントバンパーの外し方。傷をつけないコツ!(C-HR編)」

この中でフェンダーモールの取り外し方法は以下のように説明されています。

まず、タイヤハウスのインナーカバーをめくり、間から手を挿し込んで、指でツメをフロント方向に押しながら引っ張ると、ピンが抜ける仕組みなんです。ココは、裏から指でツメを押していないと、(ただ引っ張るだけでは)取れないので注意ですね。

慣れた方はこの説明で十分なのですが、いままでフロントバンパーを下ろした事もないという方にとってはすこし難しいかもしれません。なので、ここからは私なりに誰でも安心してフェンダーモールを取り外せるように解説したいと思います。

なお、作業については自己責任でお願いします。また傷防止のため、適宜養生テープなどで養生を行ってください。

作業は助手席側 (LH: Left hand)で説明します。

これはトヨタの純正スタイリッシュビームの取り付け作業の説明書です(スタイリッシュビームを取り付けする際にはフロントバンパーを下ろす必要がありますので、作業手順が記されています)。

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まず、下図のように、フェンダーモールの前方2カ所・後方2カ所に4つのスクリューと、前方1カ所と上方2カ所にクリップで固定されているので、スクリューはラチェットレンチで、クリップはクリップリムーバーでそれぞれ取り外して下さい。

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このうちクリップ部に関しては、クリップリムーバーなどを用いて、まず中心部分を浮かせて下さい。そうすると全体が簡単に抜けるようになります。

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次にフェンダーモールの後方部分を外しますが、後方部分は写真のようにクリップで固定されています。

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クリップは後方部分に8カ所あります。下図のようにクリップの嵌合を後方(1)から(8)の順番に外します。
一番最後の(8)のクリップの位置はフロントバンパーの境ぐらいにありますので、その場所を目安にして、それ以上は無理に外そうとしないで下さい。
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動画がこちら



一方、前方部分はクリップではなくて、4カ所で羽状パーツで固定されています。

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したがって、前方部分の外し方は後方部分のように、単純にひっぱってはできない構造にしているのです(単純にひっぱって外れるのであれば前方もクリップにするはずですよね)。

わかりやすいように、この羽状パーツの部分をイラストにしてみました。

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外側の黒いフェンダーの裏側にこのような羽状のパーツが貼り付けられており、羽の真ん中に可動性のある突起(ツメ)がありますが、中心から外に向かって横からみると三角形状に高くなっています。またこれらのパーツはフェンダー部に対して、長方形の左右の下にある楕円形の深い青い部分でフェンダー側にかしめられて固定されています。


これ羽状パーツが、ボディー側の長方形の開口部を通って内側に挿入される事によって、ボディーに固定されています。図をみてわかるように、中央の突起部分(ツメ)でひっかかっており、そのままひっぱっても抜けない構造になっています。

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横からみるとこのようになっています。このような構造なので、そのままひっぱっても抜けません 。
(注:ただし何回もフェンダーを外していると突起部分(ツメ)が甘くなって外れる場合もあります)
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このような状況でフェンダーモールを外側から無理に剥がそうとしたり、外側に向けて無理にひっぱりすればほぼ確実に羽状パーツを破損する事になります。


フェンダーモールを内側から固定している羽状パーツの正しい外し方は2通りの方法があります。

一つは、中央のフック部を上方から下に抑える方法です。

これは固定されている部分を横から見た図です。
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三角形状のフックを上から抑えて、フックと羽を同じ面にする事によって、開口部から羽状固定パーツを外に引き出す事ができます。

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実際に取り外したパーツを用いて、やっているところの写真です。写真の中の羽状のパーツの中央部を指で下方向に押し下げて、突出部をなくして、外へと抜いていきます。

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この方法はオーソドックスな方法ですが、ごらんのように、ある程度隙間に指だけでなく掌まで入っていかなければできません。狭い空間ではこのような外し方ができない場合もあります

隙間が狭い場合には次の方法が有効です。第2の方法は下図のように、突起部(ツメ)を上から押さえるのではなく、羽部分の先端を下から押し上げる方法です。押し上げる事によって、突起部分(ツメ)を羽の中に取り込んで、突起部分(ツメ)が開口部のひっかかりを解除するというものです。図を見てわかるように、押し上げるのは羽の先端でなければいけません。

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実際にやっているところの写真です。
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球屋さんのHP (DIYラボ)での記事「フロントバンパーの外し方。傷をつけないコツ!(C-HR編)」の中でフェンダーモールの取り外し方法は以下のように説明されています。

まず、タイヤハウスのインナーカバーをめくり、間から手を挿し込んで、指でツメをフロント方向に押しながら引っ張ると、ピンが抜ける仕組みなんです。ココは、裏から指でツメを押していないと、(ただ引っ張るだけでは)取れないので注意ですね。

実際の羽状のパーツは前方(フロント方向)に取り付けられていますから、写真では上に押す動きは、これが車両に取り付けられている状態ではフロント方向に押すという事になりますので、DIYラボの記述は、上述のような動きを示しています。

これらを説明した動画はこちら



【ここからは補足です】
さて、フェンダーを外側から強くひっぱると羽状のパーツを破損すると言いましたが、実際はどうなるのでしょうか?

羽状のパーツについた内側の突起部分 (ツメ)が折れると思われるかもしれませんが、実際はそうはなりません。

というには、下図のように、羽状のパーツは、長方形のパーツの裏が両面テープや青い楕円形で示した固定用のカシメで固定されているんですが、この結合はとても弱いのです。したがって外側からフェンダーを無理に引っ張った場合、ほぼ確実に羽状のパーツ自体がフェンダーから脱落してしまいます。
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これは、実際に私がメンテナンスDVDの方法にしたがってフェンダーを外そうとした際に、羽状のパーツが脱落してしまった時の写真です。

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これを見ればわかると思いますが、羽状のパーツは内側(裏)こそ楕円形ですが、フェンダー側は細い3本の板状突起で固定されています。これってとても弱い固定なんですよね。なので、簡単にパーツが脱落してしまうんです。
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こっちはカシメ部が2カ所しかありません(フェンダー側を見ると3カ所に見えますが、羽側を見ると穴が2カ所しかありません)。補強用に粘着テープで貼り付けられていました。
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そして一番外れやすいのが、一番前方下(一番下)の羽状パーツです。下の写真のように、この場所では粘着テープに加えてカシメが1カ所しかありません。なので、とても固定が弱く、少しひっぱっただけでも脱落してしまう構造になっているのです。なので、一番前方下の羽状パーツを外す時は特に慎重に行うようにして下さい。

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ただし脱落させても補修は可能です。まず粘着テープの粘着部をきれいにはがします。

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その後、プラスチック用接着剤で再接合させました。

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これを見てわかるように、正しい外し方を知らないで無理にフェンダーを外そうとすると、あちこちフェンダーの固定パーツを破損・脱落させてしまう結果になりますので、みなさん注意して下さい。

実際のフェンダーの外し方は「C-HRフロントフェンダーアーチモールの取り外し方 (2)」で説明します。


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Posted at 2018/05/24 13:16:56 | コメント(9) | 日記
2018年05月16日 イイね!

シェアスタイルシーケンシャルウインカー/デイライトLEDテープが即日出荷になっている件

シェアスタイルシーケンシャルウインカー/デイライトLEDテープが即日出荷になっている件











こんにちは、C-HR FANです。
大人気のシェアスタイルのシーケンシャルウインカー/デイライトのLEDテープ、在庫切れが長らく続いていましたが、現在、在庫切れも解消されたようで、HPではすべてのタイプで入手可能となっています。

とてもすばらしい商品なので、検討されている方は是非この機会にご購入してみてはどうでしょうか?

ヘッドライトの下につけても、上につけても雰囲気がまったく変わりますよ。おすすめです〜。

(注)シェアスタイルの回し者ではありません、ボランティアです(;^ω^A。

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Posted at 2018/05/16 07:19:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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