
今日のAuto Carで新型のポルシェGT3がニュルの記録を大幅に更新と報道されてました。
以下抜粋です。
「自己ベスト更新 7分12秒7という数字は純粋な公道用モデルが記録したものであり、先代のそれを12.3秒上回るものだ。開発の目的はドライビングクオリティの最適化とエンジンパワーの僅かな増強だったのだという。
「数年前までこのようなラップタイムはスリック・タイヤを装着した純粋なレーシングカーのみが可能なレベルでした」
「新型GT3はこのラップタイムを比較的穏やかなパワー特性と、日常的なドライビングシーンに完全に適合する特性とともに両立しています」
新型GT3は先代モデルよりも一層、純粋なレーシング・テクノロジーに立脚している。
自然吸気エンジンがもたらす500psのパワーと高回転はGT3カップからそのまま受け継いでいる。
リア・アクスル・ステアリング、7速PDK、そしてミシュラン・スポーツカップ2 N1タイヤなど最新技術云々…」」
ということです。
これは結構ポルシェ好きには衝撃ですね。
富士スピードウェイでいうと一周約2.70秒速くなったということです。(ニュル北コース 20.8km、富士4.563kmとして)これは結構なタイム更新だと思います。
もちろん、このタイムより、速い車は他にもありますが、このタイムの更新には本当に驚いてしまい、仕事が手につかなくなりました。
ポルシェの各モデルの記録とスペックを以下確認、比較したいと思います。
(モデル、タイム、馬力、トルク、車重)
1.New GT3(991.2), 7:12:70, 500ps, 46.0kgm, 1413kg
2.GT2RS(997.2), 7:18:00, 620ps, 71.4kgm, 1385kg
3.GT3RS(991.1), 7:20:00, 500ps, 46.9kgm, 1426kg
4.GT3(991.1), 7:25:00, 475ps, 44.8kgm, 1439kg
5.GT3RS4.0(997.2), 7:27:00, 500ps, 46.9kgm, 1360kg
6.GT2(997.2), 7:31:00, 530ps, 69.4kgm, 1440kg
7.GT3RS3.8(997.2), 7:33:00, 450ps, 43.8kgm, 1400kg
8.GT3(997.2), 7:40:00, 435ps, 43.8kgm, 1376kg
9.GT3(997.1), 7:42:00, 415ps, 41.3kgm, 1395kg
10.GT3RS(996.2), 7:43:00, 381ps, 39.2kgm, 1360kg
11.GT2(996.1), 7:46:00, 462ps, 63.2kgm, 1430kg
12.GT3(996.2), 7:54:00, 381ps, 39.2kgm, 1380kg
13.GT3(996.1), 7:56:00, 360ps, 37.6kgm, 1350kg
本当にジリジリと各モデルのスペックを向上させてきていることが改めてわかります。
こうしてみると、991GT3RSのタイム7分20秒より7.3秒も上回っています。
991 GT3RS
あまりリセールのことは考えたことはありませんが、今巷に溢れているGT3RSの状況とこのタイムを見て、もうGT3RSのリセールは、しばらく終わったな、と思いました。
my 991 GT3RS

私も保有しているんですけど、そんなに希少性もないしこのタイムだと・・・・。
やはり各モデルの後期型は、クオリティを必ず著しく上げてきますね!
さすがポルシェだと思いました。
あとGT2RSのタイムと比較してもこれですから、すごいモデルが現れたと思いました。
997 GT2RS
もちろん車の力だけでなく、最近はタイヤも性能が著しく上がっていると思いますが、
それを差し引いても素晴らしいと思いました。
どこかの雑誌で同じタイヤと同じドライバーを使っての旧モデルとの比較をしてほしいですね!
しかし、初代GT3から約20年が経とうとしていますが、すごいタイムアップですね。
やはり、技術の世界はとても面白いと思いました。特に最近はこの同じ500馬力の中での性能アップです。
とても興味深いことだと思いました。
まだ新型GT3は手に入るかわかりませんが、とても楽しみになりました!