
先月の9月22日妻のココアを点検にネッツトヨタ甲斐へ
歯医者に掛かる予定があったので、何か代車をと営業担当の後輩君にお願いをしておいたら、試乗車のプリウスαGR-sportを用意してくれました。

こちらになります。
中々の面構えですね。
私は、プリウス系のハイブリッド車には興味が無いので余り期待していません。
歯医者に行くまでは距離にして10キロ程です。
ナビに携帯を繋いでハンズフリーで友人に電話、「プリウスαGR-sport借りたんだけど乗る?」と連絡
二つ返事で乗ると返答です。
ならば、歯医者をサッサと済ませて友の元へGO〜
と言う感じですが、ここからは真面目にレビューします。
エクステリア

ひと目でコイツは違うと分かるエアロを身に纏い225/45の18インチの専用アルミホイールで迫力があり

ホイールから覗くホワイトに塗装されたキャリパーが目を引く特別な仕様を物語る
コレだけでも、どんな走りをするのか期待値が上がると言うもの
インテリア

フロントにはシルバーを、アクセントカラーにした専用シート
座り心地は適度な柔らかさで少し沈み込む感じですが、腰回りはもう少し硬めでも良いかなと思う次第

リヤシートもフロントと同じくアクセントカラーのシルバーが目を引く感じ、足元も広く居住性に関しては不満は出ないと思う。
座面もスライドするし、背もたれもリクライニングするので。
だが、ホイールベースが2760mmもあるのならもっと広くても良いのではないのかと感じた、もっとも7人乗りの仕様の為にリヤシートが前に出ているので仕方が無いのですが。

メーター周りはタコメーターにGRのロゴマークが入って特別なクルマですよ〜 と主張しておりますが小さい。
う〜ん、スポーティと言うにはちと無理があるかなぁ?
ナビは9インチのナビが付いていてスマホの音楽再生させたら思いの外良いサウンドで驚いた😲
さて、肝心な走りに関してはテストコースとして荒れた平均速度が低い国道から、滑らかなバイパスを抜け荒れた国道経由で歯医者へ
治療が終わったら高速道路の側道(アップダウンが激しい上狭い)から友人宅へ向かう県道のワインディング(広めで走りやすい)
その後友人の運転で県道を往復
そして側道を通りネッツトヨタ甲斐へ戻るという約25キロ?(多分もっと走っている)行程です。
走り出しはモーターでとても静かエンジンが掛かっても振動をほとんど感じる事なくタイヤノイズのみと言う感じで、快適😤
快適でないのは乗り心地でスポーツモディファイなので硬め、かなり凹凸を拾い揺られる感じ😞
路面の滑らかなバイパスに入るとロードノイズも収まり不用な路面からの突き上げもなく硬めの脚の印象だがフロントのピッチングが出ていた
事が気になる。
荒れた国道に戻るとやはり揺すられる感覚があり何となく不快、乗り出しでは気が付かなかったのだが、どうやらフロントからのピッチングの収まりが悪いのが原因か?
狭い側道のアップダウンに関してはパワー感もモーターのアシストでトルクフル、ドラマチックな感覚は皆無だが普段使いには扱い易いのでフツーに不満のない動力性能ですね。
県道のワインディングでダブルで続くS字をややハイペースで(イヤ結構なペースです、ご想像にお任せ😁)
多分1番この車の性格が現れるシチュエーション
軽やかに?駆け抜けて行きます、18インチの225/45タイヤはグリップも剛性も高く不安なくヒラリヒラリと切り返す感じです
ただ、終始フロントのピッチングが付きまとう🤔
友人宅に到着しドライバー交代
県道ワインディングを試乗です。
パワーユニットの感想
に関して「ハイブリッドだから何も無いよね、モーターのアシストが思いの外パワーがある様に思う」
ドライブフィール
「脚の硬さがプリウスαに不釣り合いではないのか?あと、常に出ているフロントのピッチングが気持ちい悪い、スプリングが硬いのかダンパーが渋いのか突っ張った状態で常に跳ねる」
だ、そうです。
ピッチングに関しては同意見で終始不快で、自分で運転していても気分が悪くなった。
プリウスαGR-sportの感想
まず、いきなりの不満から
1.フロントの足回りのセッティングが悪過ぎ!
何度も出ている様に常に跳ねている感覚のピッチング
不快を通り越し気分が悪くなる。
2.パワートレーンが何も変わらない
GRなのだからモーターアシスト量を少し増やしてちょっとパワーアップした感や、加速が速いという感覚的な満足感があればこのクルマの価値が少しは上がる
では、良かったところ
1.ボディ剛性が非常に高いところ
走り出した瞬間にわかるボディ剛性の高さ、補強した事による箱感覚はナカナカでした。
某ドイツ車よりも硬い感じがしたので、随分補強したのだなと感心しました。
2.リヤのサスペンションのセッティング
こんなに酷評していますがリヤサスは凄く良い仕上がりです。
トーションビーム(イータビーム)
でココまでのしなやかさやドタバタしない所は見事なセッティングです
その分フロントが………
トヨタがGR-sportをどの様に考えているのか解りませんが、日産のnismoやホンダのモデューロと同等の立ち位置で考えているのならブランドとして考え直した方が良いのでは?以前のG'sの方がブランドとして合っていた様に思います。
GRはレクサスのFsportのような立ち位置が良いのでは?と、プリウスならモーター出力をアップして加速力がノーマルと違うとか、
上手く表現出来ないのですが、フォルクスワーゲン ゴルフのGTiやプジョー308GTiだったりフォードフォーカスSTの様な標準車両より高性能である事が必要事項ではないのかと、
更にその上の高性能版がGRMNで
ゴルフRやフォーカスRS的な感じがクルマ好きの消費者に分かりやすく受け入れられるのではないかと考えます。
今回のプリウスαGR-sportに試乗して思ったのは
誰得?なクルマ でした。
クルマ好きなお父さんが家族の為に選び自分の希望も入れてこの車のを選んだら悲惨だなぁ〜とおもいました。
乗り味はホントにヤン車みたい、コレがスポーティと思うのなら違うんじゃない?
足回りのセッティングし直せば良くなると思うんだけどなぁ(フロントね)
後日、友人と話していてフロントのピッチングはダンパーが縮まず突っ張る事が主原因ではなかろうか?と結論付けました。
最後に、あくまで個人的な感想で好き勝手に書いてきましたが、多分参考にはならないと思います。
この様な足回りのセッティングを好む方も勿論いらっしゃるでしょう
色々なクルマに乗って自分好みの車種に出逢える事が1番幸せだと思います。
私のレビューを鵜呑みにせず自分自身の感性を信じてくださいね😄
それでは