サニトラ　ハードトノカバーを造る③

前回までの作業で平面部は出来上がったので、続いてキャビン後ろの接合部を造っていきます。
できる限り車体の形状に沿うよう何度も調整し形を整えていきます。

アールを付けた部分は樹脂を流した時に漏れ出さないようアルミテープで塞いで、またワックス塗り→拭き取りを繰り返します。
数日後に「作業やるぞー」って連絡もらって店に着いたらすでに型枠から外れていました。
仕上がりが黒いのは、ガラスマットを１プライ流したあとでカーボン繊維を入れているからです。
ここは先日作成したカバーと重なるためなるべく薄くしたいのですが、重量負荷もかかる場所なので強度を出すためにカーボン繊維を入れておきました。

大まかに切って仮留めしてみました。

やはり車体側のアールを忠実に再現するのは不可能ですね。
ここは最終的にコーキングで埋めてしまおうと思います。

雨が降って溜まった雨水はここから排出される「予定」です。

綺麗に収まったのですが、なんだか物足りません。

こうすればもっと良くなりますね！

親方の予定には無かった私からの「サプライズプレゼント」でしたが、作業工程が増えるので全く喜んでくれませんでした。

ちょっと長いので詰めましょう。

「追加料金覚悟しろよ！」

とかブツブツ言ってます。

幅はだいたい良い感じになりました。