最近というよりはここ数年高速道路を走っていて思うのは、車間が近い車が増えたなということです。自分で車を運転するようになって数年経ちましたが、年々マナーが悪化しているように思います。
車は急には止まれません。高速道路は一般道よりもさらに危険です。
一番最初に教習所で教わるのは、速度と同じだけ車間を保ちましょうということです。実際人間の反応速度は遅いわけで、これが最低限の車間だと思います。
一般車の車間が近いのはもうしょうがないとして、「プロ」ドライバーであるはずの大型トラックの運転手さんまでもが車間が近いのです。さらには、追い越しの際の車線変更もここでするの!?というタイミングで出てくることもしばしばです。実際何度も目撃しますし、自分も遭遇しました。確かに、一般車のマナーが悪いので、大型車のドライバーさんが開けている車間にずかずかと入ってきて、ブレーキを踏んで減速を余儀なくされるのでしょう。
実際自分が走っている際も、前に入ってブレーキを踏まれ、こちらが減速を余儀なくされることが多々ありました。
高速道路では、一定に速度を保って走る方が、事故のリスクは格段に減ると思います。前の車についていこうと思うから、集団で団子になって、狭い車間で加減速を繰り返すことになるのです。
一般車のマナーが悪くなって、「プロ」ドライバーもそれに合わせる、さらに一般車のマナーが悪くなる、という悪循環にある気がします。
一般車のマナーが悪くなるのはなぜなのでしょう?
運転に自信がある、特に何も考えていない、理由は様々だと思います。
しかし、先日某T車のACCを使用したところ、高速道路での車間が「最長」にしても近いように感じました。機械的には止まれる車間であったとしても、後続車が止まれるか、人間が回避行動をとれるか(巻き込まれないようハザードを炊いたり、路肩に寄せたり)ということを考えたらやはり、教習所で教わる車間が最低限の車間ではないでしょうか。
多くの人が乗るであろうカーメーカーの車間がこれくらいなのだから、一般の人の参考にならないのは当然でしょう。まだまだ発展途上にあるとはいえ、車間を広くすることは可能なはずです。
*2016年のモデルなので、モデルチェンジで変更されている可能性はあります。
最近、大型車の追突事故や複数台が絡む事故がよく目に付きます。車間を取っていれば回避できる事故もあると思います。
今やどこを走っても、道は危険に溢れています。法定速度を破って走ることは事故のリスクを何倍にもあげます。一般道は様々なレベルの人が一度に走る場所です。自分が「当然する」と思っていることをしないドライバーも多いです。
安全な車間を保って、誰かの手本になるような運転をし続けようと思う今日この頃です。
・ACCで走行中の出来事。ACCの車間は最長で60mほどでしょうか?

・追い越し車線の青い車が前に入ります。車線を譲りたかったのでしょうけれど、この車間はちょっと・・・

・そのあとの車間

・みんな車間が近めですね。


・せめてこれくらいでしょうか。
高速道路の区画線は、白線とその隙間1セットで20mあります。せめて3〜5セットは開けたいですね。
車間がこれだけ近いと、事故が大きくなってしまいますね。
Posted at 2020/08/18 11:12:45 | |
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