2020年12月03日
トヨタプリウスに代表される、日本が誇れるハイブリッド技術ですが、ドライバビリティという点においてはやや足りないように感じられます。
輸入車は、ガソリンエンジンを主体として補助的にモータを使うような仕組みを採用しています。やはりガソリンエンジンの魅力には大きな魅力があります。
ハイブリッド車は基本をモーターで走行し、アクセルの踏み込みに応じてエンジンを起動させていますが、モーター制御が難しいのでしょう。ここまで熟成させてきたハイブリッドシステムですら、一定速度走行がしづらかったり、ブレーキをカクっとさせずに停止させるのがなかなか難しいです(ドライバーの腕もあるでしょうが)。日本で一番売れているメーカーのハイブリッドがデフォルトでこの乗り味なのですから、乗り手のドライビングスキルが向上するはずがありません。上り坂では失速し、下り坂では加速、渋滞の後尾では車間を詰めてキュっとブレーキ、カクっと停止。特にややきつめの下り坂でアクセルを離すとどんどん加速して行ってしまうハイブリッドには違和感を感じました。
クルコンを設定すると一定速では走れるようになりますが、常に加減速のGが出ていて前後に揺すられて気持ち悪いです。ただこれは遠出したりして、高速道路など長い間一定速で走ったり、郊外の道を一定速で走っている時に感じます。
実際の所、ハイブリッド車はエンジンのあまりかからない街乗りの低速域、ストップアンドゴーが多い場面を得意としますから、この乗り味の設定は間違っていないのかもしれません。
それぞれの好みや用途に応じて、ガソリンエンジン、ハイブリッド、モーターを選ぶのが良い車選びと言えるかなと思います。どのパワートレインにもメリットデメリットが存在します。
2030年には純ガソリンの車は廃止という記事を目にしましたが、少なくともハイブリッドだけにはなってほしくないと願います。輸入車のように、エンジン主体の車作りはやめてほしくないです。
Posted at 2020/12/03 19:03:18 | |
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