2021年07月31日
スイフトのタイヤはブリジストントランザER300と言う、有名なスポーツタイヤPOTENZAにツーリング(快適)性能を付加した製品が純正装着されていました。
今回5年が経過して、まだ溝はあるものの、コンパウンドの劣化なのかタイヤのヒビや雨の日の横滑りが気になってきたので交換することにしました。
以前別の車ですが、韓国製のタイヤを装着していて、ロードノイズ、ハンドリング、ウェットグリップ等自分の走りでは満足できる性能を持っていることを実感しました。なので今回もいいアジアンタイヤはないかと探したところ、ナンカンやハンコック、クムホが候補に挙がりました(その他のメーカーはまだ評価が少なく信頼性に欠けるので除外しました)。
ナンカン;NS-25はトレッドにサイプがたくさん入っていてロードノイズは小さそうですが、パタンノイズやタイヤ剛性があまり良くなさそうです。
ハンコック;ベンタスプライム3はトレッド固め、サイドウォール柔らか目で、乗り心地は良さそう、ロードノイズはそこそこという感じでしょうか。
クムホ;エクスタHS51は太いグルーブのおかげで排水性が良さそう、サイドウォール柔らか目という感じでしょうか。
どのタイヤも一本6000~7000円ほど、国産の3割引くらいでしょうか。
その金額差には、耐久性、信頼性、性能差(特に燃費性能)があるとは思います。
ナンカンはサイドウォールデザインが好きではなかったのと、タイヤの剛性がなさそうだったので除外し、ハンコックも入手性が悪い(国内在庫があまりなく次回入荷が9月頃)ので除外、クムホタイヤを選びました。
韓国メーカーということで、国内では嫌厭する人も多くあまり人気がないのか、価格は安めです。
ただ、ハンコックタイヤはトヨタのヤリスに、クムホタイヤはルノーのアルカナに標準装着タイヤとしても供給されていて、信頼性という点では以前よりも評価が上がっているように思います。
実際にクムホエクスタHS51を使用してみてのレビューですが、ロードノイズ小さめ、パターンノイズは気になりません(まだ高速走行していないので80km/h以下ですが)。ハンドリングはトランザに比べるとほんの少しセンター付近に不感領域があり少しダルに感じましたが、コンフォートタイヤですからこのぐらいがちょうど良いバランスではないでしょうか。トランザはハンドルを切ったらスパッと反応しますが、ほんの少しためがあってからスーと動くしなやかな印象です。段差などでの突き上げもトランザではガツガツときていたところが、ストンといなしていて、今の所好印象です。
ふと思い出したのが、ミシュランタイヤもこのような印象で、段差の突き上げ感がなく、カーブでは少しダルだけれどもきちんと操作に反応します。
韓国のタイヤメーカーはミシュランを目標にタイヤ作りをしているのでしょうか?
クムホに限って言えば、以前ヨコハマタイヤと業務提携していたこともあるようです。今は中国資本が入り、純粋な韓国企業ではなくなりつつあるようですが。かのボルボも中国資本ですが、メーカーイメージを保って魅力的なクルマ作りを続けていますね。クムホタイヤの今後にも期待です。
ただ国産タイヤの良さは、耐久性や低燃費性能ですので、この点においてはまだまだアジアンタイヤは及ばないことでしょう。
まだ使用し始めなので、これから耐久性や性能評価などしていきたいと思います。
ちなみに、アジアンタイヤはあまり国内評価がないので、tyrereviewsというサイトを参考にしました。ミシュランやブリジストンが高評価なのはもちろんですが、クムホやハンコックも意外と高評価を得ています。日本との環境の違いもありますね。日本だと溝がなくなる前にタイヤの劣化が来ます(乗り換えるまで交換しない場合もあります)が、海外だと距離を走るので、劣化する前に溝が無くなってしまうのでしょうかね。だからタイヤのヒビといった劣化で評価が下がるというのが少ないのでしょうか?
Posted at 2021/07/31 18:00:43 | |
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