ベルトテンショナー、アイドラープーリー、Vベルト交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
Vベルトの位置が位置が少しずれていたのでテンショナー、アイドラープーリー、ベルトを交換することにしました。
年数が経つとテンショナーがだんだんと傾いてベルトが外れてくる事があるそうです。
2
写真を見るとベルトがのずれがよく分かると思います。まだ大丈夫だとは思いますが交換しておきます。
3
【ベルト取り外し】
先にエアクリーナーボックスを外します。(外さないとテンショナーを上から抜けません、アンダーカバ
ーを外せば下から抜けるかも)
次にテンショナーにある星型の穴にT型トルクスソケットをセットしたレンチをを差し込み、右側に回してベルトの張力を緩ませてVベルトを外します。予め購入してあったT型ソケットを使って緩めることは出来ましたがこのとき何か違和感がありました..
とりあえずVベルトを外すことは出来ました。意外にもベルトの劣化は無さそうです(上が新品です)
4
【アイドラープーリー、テンショナー、取り外し】
アイドラープーリーのキャップを外してをボルト16mm、プーリーを抜きます。
次にテンショナーを外します。狭くて取り出しにくいです。
5
【テンショナー、プーリー、Vベルト取り付け】
テンショナーを規定の位置にセットしてアルミボルト(E12)を締めこみます。規定トルクは25Nmです。
次にアイドラープーリーを取り付けボルト(16mm)を締めこみます。規定トルクは40Nmです。
今回はトルクレンチを使いました^^; 最後にVベルトを取り付けました。
6
【トラブル発生!】
最後は赤○のテンショナーのロックピンを抜くだけです。新品のテンショナーはベルト取り付けのためにロックピンでテンショナーのスプリングを縮めた状態になっています。外したときと同じように青○の星型の穴にTトルクスレンチを差し込んで右側に回せばピンが外れる仕組みです。
力を入れてグイっと回してもなかなか動きません。更に力を入れて一気に回したら「グニャ」と嫌な感触があってレンチが外れてしまいました。
「ヤバい、しっかり先まではまってなくて少しなめたな~」
レンチを1/2"のサイズの大きなものに変更し、ソケットが外れないようにして気合を入れて再度チャレンジです!
「グニャ~~ん」 更になめてしまいました.. ToT
穴を見ると山が半分ぐらいしかありません>_< ソケットはもうはまりませんでした..
7
穴のサイズは事前に調べてありT55のはずです。再度ネットで調べてみるとT55とT60のものがあるようでした。そういやちょっとゆるかったかなと思いT60トルクスソケットを買うことにしました。それでダメなら穴を加工してヘキサゴンレンチで外そうと考えました。
翌日、買ってきたT60トルクスで試したらあっさりと緩んでピンを外すことができました^^;
実は調べてもここの穴のサイズがなかな出てこなかったんですよ。E90-N52は「T60」です!
1時間以内で終わる作業と思ってましたがトラブルでまた無駄な労力と時間を使ってしまいました..
8
外した部品を全て戻してエンジン始動!問題なさそうです。N52エンジンのアイドリングが更に滑らかになったような感じでとても心地よい音です。
【使った工具・締め付けトルク】
・E12ヘックスローブソケット(テンショナー固定・25Nm)
・16mmソケット(アイドラープーリー固定・40Nm)
・T60トルクスソケット(テンショナー回転用)
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