高速道路を走った時に付着する虫の死骸や鳥のフンなど車の塗装を痛める要因は多々ありますが、ハチの糞程厄介なものはありません。
旅行先の木陰に駐車したのですが私の車にだけボディのあちこちにこびりついた2cm程の黄色いラインがありました。
隣の車は汚れていません。
始めは鳥のフンだと思っていました。
調べるとハチの糞だという事が判明しました。
何が厄介なのか?
①ホワイトパールの車を狙って糞をする習性がある。
エサ場と巣の間の通り道にある白っぽい場所に飛行しながら糞をします。
ですので今回のように駐車場に多くの車が並んでいてもホワイト系の車だけ被害に遭う確率が高いと思われます。
②驚異の侵食物質
フンをされてすぐになら水分を含ませたティッシュで簡単に落とせるのですが、ボディに黄色いシミが残り何をやっても落とせません。これは相当焦ります。
私は以下を全て試しました。
・ケルヒャーでの高圧洗浄
・アルコールを含んだウエットティッシュ
・ピッチ&タールクリーナー
・コンパウンド
・虫の死骸用クリーナー
・お湯をかける
クリーナー系はどれも黄色いシミを落とせません。
強いて言えばコンパウンドだけ少し効果がありました。そりゃそうですよね塗装を削ってるんですから。お湯は即効性は無いですが一番効果がありそうです。
ハチの糞は花粉と酸性の物質で構成されているようで塗装表面のクリア層を溶かして尚且つ黄色の物質が塗装内部に侵食します。
ではハチの糞がついたらどうすればいいのか?私なりの答えがこちらです。
①出来るだけ早く発見しお湯でふやかして除去する
②出来れば直ぐに洗車をする
③残った黄色シミにお湯をかける
この物質は熱で分解されるそうです。
④数日経てば不思議な事にシミは消えている
*ただしクリア層が侵食されている場合はその跡が残ります
慌てて無理に取ると確実に傷が付きますのでご注意を。
ブログ一覧
Posted at
2017/09/30 15:57:45