目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
我家のベランダ、玄関、外回り、風呂場の掃除などに大活躍している高圧洗浄機のケルヒャー君ですが、クルマの洗車には一度も使ったことがありませんでした。なぜか?それは私が洗車嫌いだからです(笑)。しかし、今年の冬は通勤時にいやというほど凍結防止剤の塩化カルシウムが撒かれている道路を走り、下回りが塩でコテコテになっておりましたので、これの吹き飛ばしを行うべく今回初めて洗車に使用してみました。
2
私のケルヒャー君はK2.99というモデルで、標準で写真の3点のノズルが標準で付属します。外壁などの雨のシミ、コケ、カビ、アルミサッシのレールのゴミ、網戸の汚れ、タイルの隙間のゴミ、等々の汚れを吹き飛ばしながら洗う用途には抜群の威力を発揮します。
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お雛様の日の戻り寒波でまたまた塩まみれになったボディです。下回りを洗うことが目的でしたので、少しクルマを持ち上げてます。
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バンパーやマフラーもジャリジャリいうくらいの塩が付いてます。写真は撮り損ねましたが、下回りも真っ白でした。
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(写真なし)
サイドシル下部やフェンダー内、そしてサス回りを洗い流すのですが、地面にはいずりまわっての作業となります。これが予想以上に重労働で、しんどいわびしょ濡れになるわで、洗い流す快感より作業の苦痛が上回る、というのが実感です。あまりの濡れ鼠状態であったため、写真を撮る気力も失せました(笑)。その後ボディも洗ったのですが、まあこれは高圧洗浄機でなくても、普通に水を使いながら洗っても綺麗になるもんです。というか、洗車というものは水だけ勢いよくかけてそれだけで終わるものではないですし、結局はやさしくボディを撫でてやらなくては済まないものなので、洗車目的だけならば高圧洗浄機は特に必要ではないと思います。水に濡れるのが快感の人はこの限りではありませんが^^。
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唯一「オオッ!」と喜べるのは、キャリパーの掃除です。ブレーキダストと塩で悲惨な状態だったのですが、サイクロンジェットノズルという凄まじく鋭角的にジェット水流を作りだすノズルを使用して水鉄砲攻撃すれば、まったく手を触れることなく写真のようにかなり綺麗になります。これはフロント側ですが、地肌が光ってます。
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これはリヤ側です。リヤはスライドシャフトのラバーブーツが露出してますので、ここには水をかけないように配慮し、見えているところだけの掃除です。パッドのDIXCELという文字もまったく見えなくなっていたのですが、水の勢いだけでここまで落ちました。キャリパーのように隙間に汚れが溜まるような物体の掃除には高圧洗浄機が威力を発揮します。
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(写真なし)
一通り作業を終えての感想ですが、ケルヒャー君の登場は年に一度くらいで良さそうです。使い始めるまでの準備や後片付けも手間ですし、高圧なるがゆえに水を入れたくないところにも入り込むこともあります。用途や効果を限定して考え、スポット的に使用してゆくのが良いでしょう。配管配線を常設しておける環境があれば手軽に泥や塩カルが落とせるので、ガレージがある人はそれなりに有効に使えると思います。
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