余計な制御は要らん。。

効かないだけでなく余計な制御が入りコントロールしづらいエルのブレーキ。

初期はある…そこから踏み込んでいくと制動変わらずペダルリリースしても効いたまま完全に離さないとリリースしない。

コーナー手前だったり、やや強めに踏み込んで抜きながらのターンが非常にやりにくい。

ブレーキは効けば良いわけでは無い、微妙にコントロールするモノなのだが…こんなん乗っ取ったらヘタになる。

ECUの中に‘エンジンブレーキ制御’と言う項目がある。

要はエンブレオフに出来る。

しかし…ただでさえ止まらない重量級、そこでブレーキ性能だけで止めれる様にしエンブレオフにする事に。

まずは分解

バックプレートを耳カット。

ちなみにバックプレート取ってしまうとこがあるらしいが…取ってはダメ、コイツはダストを放出したり熱のコントロールをしているので無いとダメなモノ。

ハブのサビを丁寧に落として準備完了。

単に組み付けたら終わりでは無い。

対抗キャリパーは片押しより細かい調整が必ず必要。

ブレンボから出ている数種類のシムを使いキャリパー位置を出す。

キャリパーのシンメトリーを合わせる。

対抗キャリパーでもオイルが入る側のピストンが先に動きローターの微妙なフレを抑えたのちアウター側ピストンでパッドを押し制動にする。

なので内側が外側よりクリアランスが広ければ初期のタッチがなくガツンと効いてしまう。

逆だとパッドが常に当たっている状態になりかねない。

なので普通の店でブレーキ組むなんて恐ろしくてできないw

今回はフロントのみエンドレスの6podWAGON、リアはノーマルにホースのみ交換して車高を変えてリアブレーキを使うセットに変更する。

エルのリアブレーキは意外に大きく積極的にリアを使う仕様なのでコレで十分。

あとはECUのエンブレ殺したら完成。

おぉ…格段に使いやすくなった♪

パッドを特注のSSSにしたのもいい、ダストが出ないだけでなく粘りのあるパッドなのでコントロール抜群😄