
先日エンジン内部洗浄を施工してもらった際、キャンペーン期間中でしたので無料でオイルを入れていただきました。
銘柄不明10W-30(恐らく鉱物油)のせいでしょうか、社長からは3,000キロを目途に交換せよと言われておりました。
当初はとても快調だったんですが、1,200キロを過ぎた時点から、何やらクルマが重いんです。3速でアクセルを抜くと、鳴りを潜めていたエンジンブレーキが良く効くようになったせいで、早々にお辞儀をして失速するようになってしまいました。
MDM-100に目をやると、無負荷アイドリング時のISCバルブステップ数が20台後半まで上昇したまま高止まり状態。遠出は全くしていないので、都内の渋滞路でのトロトロ運転は安物サービスオイル(←失礼!)には厳しい様子。
然しながら、
これほどまで潤滑能力の劣化が体感できたオイルは初めてなので、ある意味貴重な体験をさせていただいたことに感謝かも。
アタックレーシングの藤沢氏が『
アイドリングの振動を観察すると燃焼が解ってくる』でお書きのように、 テクトムのマルチモニター上でオイルの劣化具合を確認できることはとても便利だし、愚禿の体感センサーも捨てたものではないことが判ってちょっと嬉しい気分になりました♪
通常ならば、お気に入りのオイルを調達してディーラーで持ち込み交換をお願いする次第ですが、自動車税や任意保険継続等、何かと入り用の時期と重なりましたので、重い腰を上げて自力で油脂類を全交換しました。
作業場所・道具・知識・やる気、以上が全部揃えば何てこと無い作業のはずですけど、こればかりは何度やっても満足感より疲労感が勝るのは愚禿だけかしら?
今更ながら、
『オイル交換はDIYの初歩』という風潮は眉唾物だと感じます。
以下、エーモンHP・クルマいじりのネタ帖から抜粋
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オイル交換くらいは自分でやってみよう!
カーショップやホームセンター、ガソリンスタンドで交換してもらうのもいいけれどオイルくらいは自分で交換したいですね…
「えっ!そんなことできるの?」おまかせあれ、とにかく簡単にできるんですから。
彼「オイル交換そろそろしないとダメだよ…やってあげようか」
彼女「うっそ…自分でできるの?かっかっかっこいい」
これであなたの株は 急・上・昇
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はぁ?
お手手がカサカサになったり、床を汚して住職に叱られたりするリスクをどうやってヘッジして下さるのかを全くお示しになっていないのは大目に見ましょう。
リフトが使えない青空環境下でキッチリやるならば・・・、
・風の強い日は避けた方が無難ですし、
・車体をある程度の高さまで水平に揚げて、
・手を油塗れにして、
・床を汚さないように注意を払い、
・廃油処理にコストが掛かり、
・トルクレンチまで出動させる、
のですから愚禿のような初心者坊主には、結構ハードルが高いです。
正直、
エンジンオイル交換だけなら工賃を払ってプロにお願いする方が賢明ではないかとさえ思えます。
ダラダラと大汗をかきつつ・・・
『前 → 後ろ → 前 → 後ろ → (以下省略)』
何度もセコセコとジャッキで揚げてはウマを噛ます作業中、何故だか畑中葉子のことを思い出して、『後から前からどうぞ~♪』と口ずさんでいると、作業場の前を通り過ぎる人々から好奇の視線が痛く、
変態エロ坊主の謗りを受けているような気がしてなりませんでした。(号泣)
まぁ、何だかんだ文句を書き並べましたけど、要領やコツがやっと解ってきましたので、次回も自分でやることになるのだと思います、多分。
Posted at 2010/05/19 19:25:20 | |
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