NKAのブログ一覧

車とは全然関係ない話ですが。

先日、1週間ほどの期間ですが生ハムと食肉加工品の本場を視察するという名目で、スペインとドイツに行ってまいりました。

サラマンカの生ハム製造工場
「フリアン・マルティン社」

マドリッドからバスで西へ約3時間。
スペイン西部のサラマンカ県ギフエロ村という村へ行きました。
この村では産業は生ハムのみ。
失業率が高いスペインにあって、ギフエロ村は失業率０％！なんて話も出るくらい生ハム造りが盛んで、作られる生ハムはイベリコ豚（冬場はどんぐりを食べさせて育てる黒豚）で作る最高級生ハム「ハモン　イベリコ　ベジョータ」も多く製造。
多くの工場が軒を連ねている村です。

標高が高く（標高1000m）空気が乾燥しており、近くの山脈から風が吹き降ろすという生ハム作りには良い条件が揃っており、近くには適度な密度で樫の木が生えた広大な放牧地があることもイベリコ豚を育てる好条件となっているわけですね。





見渡す限りの荒野のなかにポツンとあるという村です。


豚のモモ肉を塩漬けにしています。


塩漬けが終わったら、温度、湿度を管理した熟成庫で乾燥、熟成します。


ある程度まで乾燥、熟成が進んだら自然の風が当たる熟成庫で2段階目の熟成を行い、最後は地下室でさらに熟成。塩漬けから製品完成まで約3年を要します。
イベリコ豚の育成期間まで入れると完成までに掛かる期間は約5年！
最高級の鰹節と同じような世界ですね。


出来上がってしまえば、よほど酷い気候でなければ常温で吊るして置けます。


11月から2月の間であれば、こういう放牧地に豚が放牧されているのですが
3月に入って生ハム作りが始まったので、豚は取り尽されてしまいました・・・・・


バルセロナの生ハム博物館
バルセロナのサン・ジョゼップ市場の目の前にある「ハモン エクスペリエンス」という生ハム博物館です。
ここでは35ユーロほどで生ハムの歴史を学ぶことができ、最後には6種類の生ハムを食べ比べることができるという施設です。





生ハム食べ比べセット

プレートに生ハムの種類が表記されていて分かりやすくなっています。

売店では色んな産地の生ハムを買うことができます。
日本に持って帰れないのが本当に残念！

あくまで視察旅行ということで、予定がぎっしり詰まっていましたが
ホテルから近かったこともあってサグラダ・ファミリア聖家族教会やカサ・ミラ、カサ・パドリョといったガウディの建築物を見ることもできましたし、運良くアトレチコ・マドリーの試合を見ることができたのはラッキーでした。



スペインで見た車
VW傘下の地元企業セアトの車両が多く、あとはルノーやVW、オペル、ヒュンダイ、キアあたりをよく見ました。
日本車だとヴィッツとプリウスくらいしか記憶に無い。
そんなに裕福な国ではないのでコンパクトカーが多かった印象ですが
観光バスに関してはとても良い車両を使っていると感じました。
あと、こんな車も見ました。

先週の月曜日、友人と一緒に紀伊半島を時計回りに１周してきました。
スタート地点は鈴鹿で旅の最終目的地は大阪。
大阪の友人たちに年始の挨拶をしに行くのですが、仕事始めで夜じゃないと都合がつかないということで
昼のうちに潮岬の近くに伊勢海老天丼を食べに行くプランを入れての移動でした。

四日市からスタートして鈴鹿で拾ってもらい、津インターから高速を走って行けるところまで行ってR42に乗って紀伊半島をぐるりと回るルートです。
R42って浜松からスタートして船で鳥羽に抜けるのかな？
そこから和歌山市まで伸びているというので、かなりの距離のある国道です。

朝飯を食べるために道の駅「紀伊長島まんぼう」に寄り道。



見渡した感じ、海の近くという感じのロケーションではありませんが
海の幸のお土産が多く、ちょっと変わった寿司があり、ベーカリーも併設されているため朝飯選びはかな～り迷いました。
ここでイカめしフライを購入。

ゲソの方は揚げすぎで硬くなっていましたが、身の方はちょうどいい感じでした。

このあと、R42は海岸線に出る感じのルート。
私自身は賢島より南に行ったことはなかったので初めて行く場所ばかりでしたが
南の県境を超えてからの串本あたりはなかなかに栄えた場所でしたね。
行く前の想像では街灯もないようなグネグネ道を走って走って時々民家や集落があるようなイメージを持っていた（おい）ので、ちょっと驚きました。


次は熊野那智大社にお参り。

http://www.kumanonachitaisha.or.jp/
那智の滝を眺め、お参りして、おみくじひいたら中吉。
身の丈にあった生き方をしろ的なことが書いてあったので、そのまま持って帰ってきました。
時々眺めることにしましょう（笑
あとお土産としてお守りを買ってきました。
ここの大社は八咫烏が関係しているようで、青い色の「勝守」というサッカー日本代表を連想させるデザインのお守りを売っておりましたので、それを一つ買ってきて車につけておきました。

ご利益があるといいですね。

そして伊勢海老天丼に向けて移動。
目的地は本州最南端の潮岬の隣の島、紀伊大島にある櫛野釣公園レストラン。

紀伊大島に渡るときに走るループ橋がなかなか素敵でした。

島をほぼ縦断して北東部にある櫛野釣公園レストランに到着。
お目当ての伊勢海老天丼にスルメイカの一夜干しを注文。

伊勢海老天丼には興味本位であまり期待していなかったのですが
実物は迫力のある逸品でした。


スルメイカの一夜干し
こちらも美味かった！


このあとはR42で南紀白浜に抜けてとれとれ市場に寄り道。

白浜アドベンチャーワールド（個人的に長崎バイオパークと並ぶ超絶おすすめスポット）の近くにあって
温泉や釣り堀なども近くにあるお土産屋ですね。
よくマグロの解体ショーなどもやっているので、白浜に行った時は寄りたい場所です。


最終目標地点の大阪梅田に約束の時間に約１時間遅れて到着（爆
大阪組の方々、すいませんでしたm(_ _)m

年始の挨拶をして、ニューミュンヘンで飯食ってお開き。
そこから西名阪、名阪国道を走って鈴鹿に戻る形で紀伊半島を１周するかたちでした。
今回は友人の前期型テリオスで移動しましたが、思っていた以上に走るので快適でした。

次の走行予定は1/28（月）の鈴鹿ツインフル。
１年以上間が開いてしまいましたので、無理のない走行で無事に帰還するのが目標。
午後からは２号のアップグレードに関して、色々と作業の予定です。

アップグレードに関しては、今現在手元にあるパーツだけでも結構なスペックアップを期待できそうですが、もう少し突っ込んだところまで確かめてみて今後につながる結果が出るといいな～と思っております。