こんばんは。
前回のカロスポ感想速報①からかれこれ2ヶ月経ってしまいましたが、ようやっと②である機能・走行編を書こうと思います。
書くのに時間がかかったのには色々ありまして…
一番大きかったのは、話したいことが多すぎたからです。
何度も下書きを書いては消し、書いては消しを繰り返し、書く内容に迷っていました。
一言でまとめると
50プリウスをうまくハッチバック型に落とし込んだ車両
となるんですが、それだとあまりに雑すぎる。
そこで、書きたい内容を目次にしました。
・TNGAの概要
・50プリウスと似ている点、18後期オーリスとの違い
・ハイブリッド車ならではのポイント
・走行フィール(足回り、補強に伴うハンドリング)
・TSSの進化
こんな感じでお送りしていこうと思います(^^)
・TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)の概要
TNGA車の第一号である50プリウスのデビューから早6年。
もう大分TNGAもトヨタのラインアップに浸透してきました。
デビュー当初は(今も?)T○NGA?と揶揄されてきたTNGAですが、革新的な技術だと思います。
TNGA車とそうでない車では大きな違いがある。
一言で言うと もっといい車を作ろうよ から始まったこのTNGAですが、製造効率化の他に直接走りに影響してくる技術は
・LSW(レーザースクリューウェルディング)
施工動画は
https://youtu.be/v93MZXeFN5E
・構造用接着材
・ホットスタンプ
施工動画は
https://youtu.be/UzN0vsKYFQg
の3点です。
このうち、カロスポに使われていると確認できたのは
・構造用接着材
・ホットスタンプ
の2つ。
LSWはプリウスには使われていますが、カロスポでは調べた限り不明です。
これらを採用するメリットは
・ボディ補強
・それでいて軽量化の実現
の2つです。
自動車のボディ補強は先の写真にあったとおり本来スポット溶接を行っていますが、これはイメージ的にはホチキスで紙を留める感じです。
つまり、ホチキスで留めた以外の部分はぐらつく。
良くチューニングやレースの世界で使われている"スポット増し"は、このスポット溶接の打点を増やして強度を上げるというものです。
対するTNGAで使っている上記の技術は、間に接着材を入れたりホットスタンプをかけたりと、"点"で行っていた補強作業を"面"で、ホチキス留めしていたところを糊で補強する方向へシフトしています。
これにより、50プリウスで言うと標準車で30プリウスG'sの補強を上回っているとのこと。
30プリウスG'sも各種補強ブレース、バーを使って補強していますが、それを上回る。
そしてなおかつそれよりも軽い。
軽量+高剛性という理想的な組み合わせです。
特にTNGAで補強されている部分はボディの根幹にある素人ではなかなか手を出せない部分が強化されているのでこれもまたすごい。
一度乗るだけで補強の違いは実感できるはずです。
また、LSWに関してはレクサスで先に使われていた技術なので、トヨタもそこまで質が上がってきたのか、と感じられるはず。
・50プリウスと似ている点、18オーリスとの違い
カロスポHVに乗った率直な感想としては50プリウスに似ている でしたが、やはりハイブリッド化されているのが大きいと思います。
50プリウスと同じ大幅改良型の2ZR-FXE
50プリウスと同じTNGA-Cプラットフォーム
そして、ワイド&ローなフォルム。
デザインはオーリスそっくりですが、運転席に乗って運転してみると随分違いを感じます。
試乗でわからず実際に乗ってわかったことは、フロントドアが長いこと
オーリス
カロスポ
見比べたらわかりますが、カロスポになってクォーターウインドウがなくなっています。
そしてそれに伴いリアドアが後方に、フロントドアが長くなっています。
そしてボンネットも長い。
このあたりもプリウスに近づいたと感じた理由です。
ちなみにドア周りの遮音材も増えているので、このあたりもプリウスに近づいたと思った点です。
・ハイブリッド車ならではのポイント
カロスポに積んでいる2ZR-FXEは依然としてTHS-Ⅱですが、ウィキペディアによると第4世代に当たるようです。
50プリウスの大幅改良型からこの世代になっていて
システム最大出力が136ps→122psへダウン(しかし、実用トルクはむしろ増えているとのこと)
エンジンオイルが0W-16へ
などの違いがあります。
そして私のカロスポの型式はデビュー当初のZWE211Hではなく、ZWE213Hとなっています。
この違いは、ハイブリッドバッテリーがニッケル→リチウムイオンバッテリーになっていること。
リチウムイオンバッテリーは気温の高低による性能差はニッケルに比べ大きいものの、小サイズ高効率バッテリーのため車体の軽量化にも貢献しています。
そして第4世代のハイブリッドはモーターも成長しているようで、最大110km/h程度までEV走行が可能とのこと。
EVモードのみの最大航続距離は1kmほどだそうな。
EVモード独特の静かな走りも面白いですし、踏み込んだときのエンジン+モーターのパワフルな走りも楽しいです。
システム最大出力122psと見ると非力に感じますが、数値に現れないモーターのトルクフルな走りを満喫できます。
そして今住んでいる信号の少ない田舎とは相性がいいようで、燃費記録に上げている通り30km/Lも夢じゃありません。
"カタログ値を超えられないハイブリッド"の時代はもう終わりです。
乗り方次第でカタログ値も達成できるほどにTHS-Ⅱは進化しています。
カックンブレーキは未だ少し残っていますが、これは慣れるしかないでしょう。
そんなことよりも
走りながらでもバッテリーが充電される
EV走行では加速しているにも関わらず燃費が伸びていく
点が楽しくて仕方ありません。
・走行フィール(足回り、補強に伴うハンドリング)
散々TNGAについて話してきましたが、やはり足回りはしなやかです。
流石100万km走行テストを行ったサスペンションと謳われるだけあります。
なおかつ根幹からボディ補強がなされているので、嫌味なくしっとりと路面に吸い付く。
時速3桁km/hでもなんの不安もなく走っていけます。
また、峠みたいなRのきついコーナーでもしっとり曲がっていきます。
その理由はTNGAだけではありません。
カロスポを始め最近ではヤリス、ハリアーにも使われている技術ですが
最近のクルマにはACA(アクティブコーナリングアシスト)というものがついています。
コーナー進入時にステアリングの舵角に応じ、クルマが判断し適度にコーナー内側の車輪にブレーキをかけてくれます。
レクサスESから始まったこの技術ですが、ついにトヨタにも採用されるとは。
このアシストも相まって気持ちよく、自分が運転がうまくなったかのようなコーナリングができます。
もちろん、クルマに頼った運転はよくありませんが(-_-;)
また、ハイブリッド車ゆえのモード切替(エコ、ノーマル、スポーツ)で気分によってドライビングスタイルを変えられますし
ハイブリッドシステムの動作状況(EV走行、エンジン走行、EV+エンジン走行)もアクセルワーク一つで切り替えれるので、実質3×3の9通りの走行ができます。
ハイブリッドカーだからつまらない、スポーツ走行できないなんてことは全くありません。
以前乗っていたオーリスよりポテンシャルは高く、奥が深いので面白いです。
オーリスはオーリスでパドルシフト、MTモードで操る楽しさがありましたが。
・TSSの進化
前車のE18#オーリスから採用されたTSS(Toyota Safety Sence)ですが、第2世代に進化しています。
昼夜歩行者+昼の自転車にも対応したプリクラッシュセーフティ
ステアリング制御のついたレーントレーシングアシスト
全車速対応のレーダークルーズコントロール
そして気に入ったのが
RSA(ロードサインアシスト)です。
現実に存在する標識をカメラで検知し、マルチインフォメーションディスプレイに表示してくれます。
頻繁に出てくるのが速度制限で、メーター内の設定次第で速度を超えると赤色に表示を切り替えるようセッティングできます。
まだ話しきっていない部分もありますが、文字数の関係でこのあたりで。
まだ乗りこなせずクルマに乗せられている状態ですが、楽しくドライブしています(^^)