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バーンスタインのブログ一覧

2017年08月20日 イイね!

カーオーディオの「音の良さ」とは~オプションやら外国車の物を見ての考察~

今日も曇天です。
出かけようかとも思いましたが、明後日(あ、既に明日だ)が通院日なので体力を使うのが億劫になり引きこもってネット徘徊中のバーンスタインです(^^;)

昨日ブログで「今年後半楽季の行きたい公演「来日オーケストラ」~在京ホールの記憶を手繰りつつ~」と題し、今年後半の来日オケと在京・関東周辺のホールについて書きました。

実演の良さは言うまでもも無いのですが、もっとも音楽を聴く頻度が高いのはCDやMP3等の音源です。
私の場合、家で聴く時間が最も長いのですが、車内で聴く時間もかなりの物。
とうなると車内でも「いい音」で聴きたくなるのは「人情」というものです。

私はカーオーディオには全く疎く、精々純正OPの物を付けて満足しているレベルですから、みん友さんや他のカーオーディオの良さを追い求めている方のレビューやブログを拝見すると「どんないい音がするのだろう」と興味が非常に湧いてきます。

「いい音」の定義は聴くジャンルや人の感じ方によって千差万別だとは思いますが、車内で聴く時間というのは長いですし運転の一種の「エッセンス」なわけですから「自分なりのいい音」で聴きたくなるのは当然ですよね(^^)v

昔はオーディオとナビが別体(というよりナビ自体が希少)でしたからデッキを替えたり、スピーカーを替えたりといった楽しみもありましたが、今はナビ一体式が結構普通になり、それが難しくなってきている側面もあります。
かく言う私もある程度カーオーディオにお金を掛けたのは「アリスト」と「ステージア」で5.1chサラウンドシステムを組んだ位で、あとの車達は純正OPか純正品のみです。
言い換えれば「純正OP」や「純正搭載」で満足しているというレベルという事でして(笑)

(その昔、161アリストに乗っている時、アリストのオーディオはJBLの8スピーカーが標準で、それで満足していましたが、ある日カーオーディオに「もう一台同じ車が買える位」お金をつぎ込んでいたアコード・ワゴンに乗っていた先輩がおりまして、その方をアリストに乗せたら「おい、ラジオじゃなくてCDかけていいか?」と聞かれ・・・「いえ、○○さん、これCDなんですけど」という笑い話のような本当の話がありました。その方のアコードに乗る機会があって手持ちのCD、確かマーラーの第一番を聴かせて頂いたら「あ、これが本当の音か」と思わされました笑macintoshのユニットにアンプメーター?(針が動くあれ)それにアンプもmacintosh、SPのブランドも聞きましたが忘れました。)

なので「純正」なり「純正OP」で音の良い「カーオーディオ」とはどういったものがあるのか知りたくなってしまいました。
と言っても実際に聴き比べたわけでは無いのでスペックやメーカー名で「よさそう」と感じたものの話になってしまうのですが・・・

まずは「レクサス」の車に純正OPで採用される「マーク・レビンソン」。
ホームオーディオの世界でも有名なブランドのようです。

写真は「レクサスGS」に純正OPで設定されるマーク・レビンソンのものです。
ロゴが入っている以外は純正と見た目は同じですね。
そのスペックは「750Wに相当する総出力のフルデジタルClass-Dアンプと17スピーカーで構成。音色が統一された鮮明なサラウンドサウンドを実現し、ボーカルや楽器の質感、コンサートホールの空気感まで再現します。」
とのことですが・・・
総出力の意味がまず分からない(笑)
大きいほどいいのかなぁ・・・
私の場合、SPも多けりゃ多いほど良いと思っているレベルなので、17個も付いているとなれば音の広がりとか確かに良さそうです。

配置(レクサスGS)

「これでもか」という位付いていますね(^^)
OP価格は288,000円。
さすがにいい値段しますね(^^)

初代LS400に「ナカミチ」のオーディオがOP設定されていましたよね。何故か国内使用の「セルシオ」には設定すらありませんでしたが・・・
「ナカミチ」も倒産してしまい「サンスイ」も・・・
なんだか悲しいですね。

お次はトヨタ。
クラウンに採用されている「トヨタ・プレミアムサラウンドシステム」
富士通テンが開発したシステムのようです。
私、204クラウンに乗っていた時はOPでこれを付けていました。
見た目はロゴがあるわけでもなくノーマルの10SP仕様とまったく同じ。
違うのはSPの数だけ。

スピーカー配置図(GRS204クラウン)

シートにスピーカーはあるわ、天井にまであるわ「スピーカーの数」は18個も付いていて音の広がりという点では良かったです。
でも、今にして思えば、そのサラウンド感が「人工的」にも感じられたような気もしています。(それでも喜んでいましたけどね笑)
出力ワット数は880ワットの19チャンネル・・・
「チャンネルってなんだ?」のレベルです(笑)
それに「空間制御提供用スピーカー」もよく分からん(笑)

トヨタが「どんな音が好みか?」という顧客アンケートをとったところ「広がりのある音」が最も多く、その結果、このオーディオが開発されたとか。
18個もスピーカーが付いていたのですが、シートのスピーカーとかに耳を近づけても音が殆どしなかったのです。そうしたらシートや天井のスピーカーは「音響反射制御用」とかいう、もう訳がわからない世界のものでした(^^;)
こちらはOP価格で8万位でした。
現行クラウンにも設定されているようですがSP数が200系の18から16に減っています。
純正の10SPでも十分に良い音でしょうね。

日産。
フーガに設定されている「BOSE サラウンド・サウンドシステム」
こちらもクラウンに負けず劣らずのSP数です(^^;)
それもあの「BOSE」製。
こちらもデッキ周辺はノーマル6SPと同じですが、SP数やレイアウトが全く異なります。

SP配置図(Y51 フーガ)

こちらも「これでもか」状態ですね(笑)

シートスピーカー


これ、シートSPにまで「BOSE」のロゴが入っているのがたまらんですね(単純)
ワット数は不明でしたが「14チャンネルアンプを搭載し」とあります。
OP価格は確か19万円位でした。

私、フーガHVを買う時にケチってこれを付けなかったのですよ。

純正は6SPが標準でしたが、これの音がショボいのなんの・・・(涙)
ハスラーでさえ6SPの時代ですよ(笑)
日産さん、フーガやスカイライン、GT-Rクラス位には標準搭載品、もう少しマシなのを積んでくださいよ(笑)

あまりに我慢出来ず敷居が高くて近づくことをしていなかった「カーオーディオ専門ショップ」に行って「SP交換」したいと言ったら「それよりデッドニングの方が効果を感じやすいですよ。純正のデッキの性能にSPだけ替えても大して変わりません。デッドニングしてSPを鳴らし切るようにして、それに慣れてからSPを交換はしたほうがいいです」との事で施工することにしました。

作業時間、精々2~3時間でしょと思っていたら。

「音を聴きながら調整したり貼り付け材の位置を変えたりして行いますので10日お預かりします」

はーマジですか~(笑)

で、10日かけてやった「デッドニング」の効果は相当あって、それまで「どこか遠くで鳴っていた音」がメリハリのある、それもシャキっとしたサウンドになっていました。
(でもデッドニング費用がほぼBOSEをOP価格よりちょっと安い程度だったのは本末転倒だったかしら笑)
あの時ケチらないでBOSEを付けていれば・・・と未だに後悔しています(^^;)
BOSEを付けてデッドニング施工していればもっと良かったんだろうなぁ。
デッドニング箇所を聞くとドアパネル内は勿論、フロアまでやったそうです。
そりゃあ一週間もかかるわけでしょうね。
それと一番の嬉しい誤算は「ドアの開閉音」が「ドスッ」という重厚感のある音になったことでした(^^)
恐らく私のフーガの次のオーナー様は「純正にしては音いいじゃん」「フーガのドアの開閉音はああいう音」と思っていることでしょう(笑)

ホンダ。
かつて乗ったレジェンドも標準搭載されていたシステムは「BOSE」でした。
それまで「BOSE」を搭載した車に乗ったことが無かったので所謂「ドンシャリ」なんだろうなぁと思っていたら高音の伸びと低音のシッカリ感、そして音場の広さや定位感が上手くバランスされたいいものでした。
SP数は10個でしたがこの車で「SP数」だけで音の良さは判断出来ないと知った次第です。

現行型レジェンドには「KRELL」のオーディオが標準搭載されています。
「KRELL」というメーカーは知らなかったのですが、こちらもホームオーディオではハイエンドとして有名な存在のようです。

SP配置図(レジェンド KRELL)


カタログに拠れば「バイポーラ・トランジスタ採用のアンプを搭載し、14SPのうち6つの中低域用には防弾チョッキにも使われる強靭な合成繊維「ザイロン」を使用、6つのツィーターには軽量マグネシウムコーンを併せて採用することで最高音域での音のディテールを繊細に再生」
これを見ただけで音が良さそうです(笑)
大体「防弾チョッキにも~」って(笑)
こちらの音は聴いたことがありませんが、聴いてみたいオーディオの1つです。
それにこれを標準搭載しているところに好感が持てます。

ホンダ・レジェンド「KRELL」オーディオ

正直言うと「レジェンド」は「3モーターハイブリッドSH-AWD」という「変態機構」もあり欲しい車の1つなのですよ(笑)
新車は680万もしますが今年MCの予定があるようなので、それが出たら上物の中古が出るかな?(笑)

マツダ。
マツダも「BOSE」を採用していますね。
マツダの「BOSE」も聴いたことがないのですが、レジェンドで印象が良いのできっといい音なのでは?と思っています。
それにマツダのオーディオ(というかナビ)の素晴らしいところはマップの入ったSDカードを突っ込めば「ナビ」が動くという事です。

確かに1万円程度でナビが買える時代ですし、スマホのアプリでもナビ機能はありますが、やっぱり後付感が無く取り付けられるのは魅力ですし、それが5万以下で買えるというのはマツダの良心だと思います。
(純正ナビの価格を見たらアル/ヴェルのメーカーOPナビ、プレミアムサラウンドシステムが付くと言っても70万円もするのにはビックリ&ぼったくりだと思いました。しかもそんなに高いのにリアモニターはこれまたOPだし笑)

SP配置(CX-5)

オーディオ部


10SP構成で8万円ちょっと。
価格も良心的ですね(^^)v

スバル。
スバルと言えばかつて「レガシィ」にOP設定であった「マッキントッシュ」のオーディオの印象が強いですね。
ピアノブラックに塗装されたオーディオ操作パネルに「macintosh」の文字・・・
あれはかっこ良かった(^^)

このイメージ

レガシィのmacintoshは友人の車に付いていて聴かせてもらったことがありますが、クリアな音でサラウンド感は少ないものの、音のバランスが物凄く良くて「原音に忠実」という印象でした。

今はどうなっているのか気になっていましたが、先日WRX S4の見積もりを貰った時には「macintosh」の設定は無く、6SPのみが標準で、あとは好きなナビやらオーディオを選べという形でした。(ディーラーOPのナビの種類は豊富でしたしSPもソニックデザインやDIATONEが選べたりしてこれはこれで楽しそうです)
ではレガシィは?と思ってB4のHPを見たら
「このモデルの受注は終了しました」

は?

レガシィ、もうFMCするの?まさかモデル廃止じゃないよね?
と思ったら近いうちにMCするようです(^^)
レガシィには「harman/kardon」のオーディオがOPで用意されていました。
「harman/kardon」は「BOSE」や「macintosh」と並んでオーディオに疎い私でも知っているブランドです。
こちらもその音は聴いたことがありません。

SP配置(レガシイ・アウトバック)

「12個のスピーカーを最適な位置にレイアウトしました。HARMAN社の最新技術である「GreenEdge」テクノロジーも採用」とありますが「GreenEdge」テクノロジーって何?(笑)

こちらはナビ込みで30万円ですから極端に「高い」というわけではありませんね。
そのオーディオ(ナビ部)

「見た目の高級感」はmacintoshの方があったかな(^^;)

WRXにもこれ、採用してくれればいいのに・・・
私のようなものぐさでナビやらSPを選ぶのが面倒な人にはもってこいだと思うのです(笑)
(それにWRXにパナのナビとDIATONEのSPを付けるとこれより高い・・・・)

三菱。
三菱はアウトランダーやパジェロで「Rockford」のオーディオを選ぶことが出来るようです。
「Rockford」も「ドンシャリ」なイメージなのですが、聴いたことがありませんのでなんとも言えません。
しかし、こちらも12SPを搭載し、ウーファー位置も工夫するなど期待できますね(^^)

SP配置(パジェロ「ロックフォードアコースティックデザイン プレミアムサウンドシステム」)

こちらも「これでもか」ですね(^^)
出力は860ワット、11チャンネルアンプ搭載とのことです。

アウトランダー(ロックフォードフォズゲート プレミアムサウンドシステム)

出力710ワット、9SP構成です。

価格はパジェロでナビ込みで24万円、アウトランダーで10万円(ただしアウトランダーはナビが別のようですね)
それでもこちらも「極端に高い」とまでは行かないと思います。

国産を見ましたので外車はどうか。

メルセデス。
メルセデスには「ブルメスター」というメーカーのシステムが搭載されていることはカタログで知っていました。
その名前もメルセデスに搭載されていることで初めて知ったのですが、ドイツの高級オーディオメーカーのようです。

どうせ見るなら(タダだし笑)Sクラスのオーディオを見てみましょう。
SP配置図は見つけることが出来ませんでしたが、その構成を知ることができました。

「Sクラスの室内専用に最適化された13個のハイパフォーマンススピーカーと9チャンネルのアンプ、合計590Wの大出力を誇るシステム」(ヤナセHPより)

スペックを見る限り、思ったより「普通」ですね。
ところがこれはS300とS400hを除いて標準装備品(笑)

OPオーディオとなると。
「24個のハイパフォーマンススピーカー、それぞれを駆動する24チャンネルアンプを採用。5.1チャンネルサラウンドシステムが、合計1,540Wの圧倒的な出力とともにどこまでも自然で臨場感あふれる立体音場を創造します。」

アハハハハハハ(^^)

セダンでSPが24個(笑)しかも24チャンネル(大笑)ワット数に至っては国産OP品の倍近くありますやんか(爆笑)

さすがメルセデス。
オーディオにも「最善か無か」ですね(^^)v
一度で良いからこれ、聴いてみたい・・・
価格は70万円。
高いと見るか安いと見るかはあなた次第ですってか(笑)

メルセデス・ベンツSクラス標準オーディオ(SP部分)

純正でも十分に高級感、ありますやんか・・・

それがOPの「Burmester ハイエンド 3Dサラウンドサウンドシステム」を付けると。

イルミまで付いてきます(^^;)
これ、運転席は勿論のこと後席に乗って聴いてもいい音でしょうなぁ。

しかーし!Sクラスには更に凄まじいオーディオOPが(笑)

その名も「S-Class Sound Suite」。

カーオーディオに疎い私でさえ聞いたことのある「Sonic Design」がSクラス専用に開発した物だそうで・・・

HPの紹介によると「メルセデス・ベンツ日本(株)の全面協力のもと、Sクラス(W/V221型)の車体形状や車室内音響特性に最適化した専用スピーカーモジュール群の開発と専任の技術者の手による車両への架装、1台ごとの綿密なサウンドチューニングなど音質にかかわる全工程をソニックデザインが担当。ステアリングを握るときも、後席でくつろぐときも、お乗りになる方をいつも最高のサウンドでお迎えします。」だそうです(笑)

そして

「S-Class Sound Suite」は新車登録前にソニックデザインの専任技術者の手によって架装され、その後に改めてメルセデス・ベンツ日本(株)の新車整備センターで入念なチェックおよび整備を受けた後に登録・納車が行なわれます。」

うんうん。

「お客様のご要望に応じたチューニングやカスタマイズ、将来のアップデートや機能追加などの内容と方法につきましてはオーナーの皆様に個別でご案内しております。」

はぁあ~凄いですね。
こんなの一度聴いたらもう他のオーディオには戻れない気が(^^;)

SP配置

10SPとのことでやっぱりSPの数だけで音の良さを判断してはダメなのでしょうね。

製品写真

なんだか神々しく見える(笑)

で、気になるオプション価格。

2,950,000JPY

・・・・・・

あのープリウス位買えると思うのですけど(笑)
まぁ、Sクラスを購入できる資力をお持ちでオーディオに相当拘りがある人だったらこれくらい普通に付けるのでしょうね(^^;)
良い目の保養になった(笑)
(これと同じ位のシステムを構築するとなると、とても300万では組めないという話も見ました)

お次はBMW。
こちらもどうせですから「7シリーズ」を見てみましょう。
7シリーズにはイギリスの高級オーディオメーカー「Bowers & Wilkins」の「ダイヤモンド・サラウンド・サウンド・システム」オーディオが搭載されているそうです。
「Bowers & Wilkins」というブランドも初めて知りました(^^;)

SP配置(7シリーズ ダイヤモンド・サラウンド・サウンド・システム)

こちらもメルセデスに負けず劣らずの「これでもか」感が(笑)

そのシステムイメージ

あーあーあー・・・
やっぱりSクラスと並ぶ最高峰モデル、贅の極みを尽くしたインテリアに溜息しか出ませんわ(笑)

システムの内容を見ますと
「最大出力1400Wを誇るデジタル・アンプが3つのダイヤモンド・ツイーターを含む計16個のスピーカーを駆動し、オリジナル音源を忠実に再現。美しいサウンドを車内で楽しむことができます。」(HPより)
ワット数やらなんやら、私が良くわからないことは上で書きましたがとりあえず「凄い」感が出ていますね(^^)
で、こちらも夜になると「スピーカーのイルミが仄かに輝きインテリアに彩りを添えます」

そうですか(笑)

こりゃあ、メルセデスのそれといい、BMWのこれといい女の子を乗せてナイト・ドライビングになってアンビエントライトだけじゃなくてスピーカー周りまでうっすらと輝いたら、イケるな(大笑)
(大黒PAで見るようなギラギラスピーカーだとダメっぽいですけど)
これ、標準なんですかねぇ・・・
やっぱりBMWもエンジン、シャシーは勿論、オーディオまで「ハイエンド」。
さすがです。

アウディ。
こちらも最高級車である「A8」で見てみます。
「A8]には標準で「BOSE」のオーディオが搭載されており、そのスペックはSP数14、12チャンネルアンプで600ワット以上の出力と書かれていました。
これで十分・・・

アウディA8「BOSE オーディオ」


と思ったら、OPで設定さえていましたよ、これまた凄まじいのが(笑)

アウディA8「Bang & Olufsenアドバンスト サウンドシステム」
「Bang & Olufsen」というと高性能ながらインテリア的要素も素晴らしいオーディオという認識でしたが、デンマークの会社だというのは今回、初めて知った次第です。

アウディA8「「Bang & Olufsenアドバンスト サウンドシステム」

標準の「BOSE」より見た目も豪華になっています。
そのスペック。

「それぞれにアンプチャンネルのあるサブウーファーを含む19個のラウドスピーカーがサラウンドサウンドを再生します。ウーファーとサブウーファーは非常に効率のいいデジタルの5チャンネルICEpowerアンプを搭載。14チャンネルのDSPデジタル内蔵アンプは総出力1400ワットを超え、5.1chサラウンドサウンドの再生が可能です。」

あぁ、そうですか(笑)

「Bang & Olufsenの独自技術、True Image®は、通常のステレオサウンドを7.1チャンネルサラウンドサウンドに変換。重低音から高音までバランスのとれた、立体感のあるサウンドを響かせます。」

それはようございますね(大笑)

そのツィーター。


これエンジンを掛けるとせり上がってくるというあれですか(笑)

気になるオプション価格。

「860,000JPY」

ここまで来るともう免疫できますよ(笑)

もう他の車はお腹一杯なので見なくていいや(^^;)

国産も頑張ってますけど独車から見ると・・・
でも価格とそのスペックから見るとそのバリューは良いと思います。

ワット数やSPの数だけでは「音が良い」とは限りませんし、繰り返しになりますが「音の良さ」は千差万別です。
でもドイツ御三家のオーディオは一度でいいから好きなCDを思う存分聴いてみたいぞ(^^)

GT-Rは新車では無いので仕方ありませんが、次に車を買う時はせめて「30万位なら」ケチらないようにしたいと思います。

御三家のハイエンドは一生縁が無いと思われるので心配無用ですね(笑)

本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。
また沢山の「イイね!」を頂き、感謝しております。


明日は定例の通院日で、ちょっと長めの検査ですので恐らくブログは書けないと思いますし、月曜はコメントの返信が遅れると思いますm(_ _)m
(と言いつつまた何かネタを見つけて書いている気も笑)

それと・・・

どなたか心優しい方、「ワット数」とか「総出力」「チャンネル」「フルデジタルClass-D」等などといった謎の単語の意味をこんな私でも分かるよう教えてくださいませ(涙)
2017年08月17日 イイね!

知らない・手に入らない・買えない「だけど欲しい・カッコいい」と思った車10選

偏頭痛が大分マシになったバーンスタインです。

一昨日「ファセル・ヴェガ」について書きましたが、意外と知らないメーカーやモデルがあることを知った体たらくでして(汗)

ファセル・ヴェガはその落札予想価格を見て笑うしか無かったのでミニカーでも買うかと思いました(笑)

「ファセル・ヴェガ」という魅力溢れる車を見てしまったので、今回は「メーカー自体を知らなかった」「メーカーは知っているがモデルを知らなかった」「結局発売されなかった」「メーカー・モデルともに知っていたがレア過ぎる」という車達で「これは欲しい」と思った車を独断と偏見で挙げてみようと思い立ちました。

まずは一台目。
「ISO グリフォ」

ISOなんてメーカー自体知りません(^^;)
でもこの「グリフォ」を見て素直にカッコいいと思ったのです。

「ISO グリフォ」(1965)

調べるまでメーカー名を「アイエスオー」だと思っていたら「イソ」でした(汗)
この車、ベルトーネのチーフになったばかりの頃に「ジョルジェット・ジュジャーロ」のデザインとのこと。
道理でかっこいいわけだぁ。
エンジンはシボレーのもので最大で7リッター、V8を搭載・・・
トラックですやん(笑)
けど「カッコいい車」に勝手に認定いたします(笑)
(ISOは1974年に倒産したそうですからファセルみたい中古市場に流通することも無く、オークションでもとんでもない落札価格なのでしょうね。なのでもう価格は見ません笑)

二台目。
昨日のブログでファセルに並ぶフランスの高級車だったと書いた「イスパノ・スイザ」。
このメーカーも車名も知りません。
イスパノはフランスの高級車とまでは知って、ググったら。
この写真が出てきました。

おいおい(笑)

というのも「イスパノ社」はもともとはスペイン企業で自動車製造から始まりそれが大成功、その後航空機エンジン製造に参入、こちらも成功、軍需部門が有数の企業になり、その後フランスの軍産複合企業の傘下に入って現在に至っていると。
自動車の生産は1946年あたりにやめてしまったようです。

しかし、その「イスパノ」の名前を70年ぶりに復活させるというプロジェクトがあったらしく2010年のジュネーブショーにコンセプトモデルが出品されていました。
「イスパノ・コンセプト」(2010)

コンセプトカーという名前だそうです(笑)
5.2リッターV10+スーパーチャージャー+モーターで900HP・・・
F1のスペックですか?(笑)
スタイリングも現実的でかっこいいと思うのですが、その後の音沙汰が無いので計画はポシャったのでしょう。
まぁ、仮に市販されたとしても「手が届かない」存在であることには変わりなそうですが(笑)

三台目。
「ジオット・キャスピタ」
これ、まだ子供の頃「富士重工がF1参戦」って話が出て、そのエンジンをデチューンしたのを搭載した車を出すってのを見た記憶があります。
改めて今調べてみたら「ワコール」が出資した会社が企画し(何故ワコール笑)、童夢が開発・製造を行ったくるまとのこと。童夢というと小さい頃のトミカにあった「童夢ゼロ」が懐かしい・・・

「ジオット・キャスピタ」(1989)

エンジンは富士重工製水平対向12気筒・3.5リッターエンジン。
もろに当時のF1レギュレーションに合致してますね。
で、この水平対向12気筒はF1の「コローニ」に供給されF1の場でその性能の実証実験を行うのですがお話にならず半年で撤退(コローニって一口2万円で個人スポンサー募集してましたよね。スポンサーになればF1マシンに名前が入りますって記事、読んだ記憶あります)
スバルもジオット計画から撤退し、水平対向12気筒は幻に終わりジャッドのV10を積むことにしたようですが、バブルが弾けてはい「終了」(チーン)
ガルウィングで如何にもスーパーカーって感じでいいんですけど、超高価格になったでしょうし、当時の経済情勢じゃあ売れなかったでしょうね(^^;)
結果的には出さなくて正解だったのかもしれません。

四台目。
「ヤマハOX-99」
この車も上で挙げた「ジオット・キャスピタ」と似た経緯の成り立ちで、当時ヤマハがF1に供給していたエンジンを搭載した「和製スーパーカー」として登場する予定と当時の雑誌で読んだ記憶があります。
こちらはヤマハ製V10、3.5リッターエンジン搭載。
「ジオット・キャスピタ」と同じく当時のF1レギュレーションを満たしたエンジンですね。
(あの頃のF1は3.5リッターという縛りこそありましたが気筒数やエンジンの型は自由で、それを較べる楽しみがありましたね。「出力のV12」「バランスのV10」「低燃費のV8」なんて子供向けの本で紹介されていました)

「ヤマハ OX-99-11」(1991)

こっちもガルウィングで「如何にも」ですが「ジオット」同様、バブル終了で冷え込んでいた市場から、こんな超高価格車(予定価格は130,000,000JPY)に殆ど予約も入るわけも無く計画自体がオシャカになり終了。
ジオット・キャスピタといい、このOX-99といいタイミングが悪すぎましたね。

五台目。
「デ・トマソ マングスタ」
「デ・トマソ」というと「パンテーラ」しか知らなかった私です(笑)
(パンテーラはスーパーカー・ブームの頃、人気が相当あったようですね)
「デ・トマソ マングスタ」(1967)
 
個人的には「パンテーラ」より好きなスタイリングです。

「マングスタ」とは「マングース」を意味するイタリア語であのキャロル・シェルビーの「コブラAC」をやっつけるという意味も込められているとか。
また、この「マングスタ」もデザインは「ジョルジェット・ジュジャーロ」だそうです。
やっぱりジュジャーロデザインを私は好きなのかもしれません(^^)

リアハッチの開き方も中々「変態」です(^^)
エンジンはV8、5リッターだったそうです。
「デ・トマソ」と聞いて「ダイハツ・シャレード」を思い出しました(^^)

六台目。
「フィアット・130」
「フィアット」というと「大型車」のイメージが湧かないのですが、かつては造っていたのですね。
「フィアット130 クーペ」(1971)

デザインは「ピニンファリーナ」。
これもまた「誰にも似ていない」いいデザインですね(^^)

「フィアット130」は当初、セダンをラインナップしたそうです。
こちらも端正なボディラインをもつ車です。
「フィアット130 ベルリーナ(セダン)」(1969)

ただし、こちらのデザインはフィアット社内デザインとのこと。
「クーペ」は「セダン」とは「130」という名前こそ同じだったもののエクステリアは勿論、エンジンや内装は別物だったようですね。
「フィアット」の「高級車」というコンセプトは中々市場に理解されず、商業的には成功とは言えなかったようです。

そして「クーペ」をベースにしたセダンモデル「オペラ」をコンセプトカーとして発表したようですが、こちらが発売されることは無かったようです。
「フィアット130 オペラ」(1975)

うーん、いいデザイン(^^)
これが出ていれば・・・
「フィアット」では無くて当時から傘下にあった「ランチア」か、この時は傘下入りしていなかったようですが「アルファ」ブランドで出していたら、もしかすれば商業的成功を収めることが出来たのかもしれません。

七台目。
「マセラティ・メキシコ」
「マセラティ」と言えば「クアトロポルテ」や「ギブリ」、「ビトゥルボ」などが真っ先に思い浮かびます。
しかしこの「メキシコ」というモデルはその存在すら知りませんでした(汗)
「マセラティ・メキシコ」(1966)

こちらのデザインは「ジョバンニ・ミケロッティ」。

なんでこうもイタリア人は美しいデザインが出来るのでしょうか(^^;)
内装も総革張り仕上げで、四輪ベンチレーテッドディスクブレーキやエアコン、パワーウィンドウは勿論、ダッシュボードまで「木製」だったそうです(驚)
(でも、パワステ・ラジオはオプションだったというのが謎)


「ファセル・ヴェガ」もでしたが・・・・
こちらも時代を超越した豪華な内装ですやん・・・・・
エンジンもV8、4.7リッターで290PS。
すげーなぁ・・・
「マセラティ・メキシコ」は7年間製造され生産台数僅か「482台」(笑)
こりゃ、手の届かない存在な事はもう分かりました(^^)

八台目。
「ザガート VM180」
こちらはトヨタ・モデリスタのオリジナルモデルとして「ビスタ店」(これまた懐かしい)に投入、市販されたモデルでした。
デザインはモデリスタがイタリアのカロッツェリア「ザガート」に依頼した物とのこと。
「TMI 180VM ザガート」(2001)

ベースは「トヨタMR-S」で(MR-Sも既に懐かしく感じてしまう・・・)給排気系や足回りにも独自チューニングが施されたとあります。

「MR-S」とうとその前身である「MR-2」のスパルタンな路線からライトウェイト路線に転換した車でした。
「MR-S」も私、結構好きな車で「シーケンシャルMT」等、当時では最新鋭と言ってもいい装備も積んでいました。価格もそんなに高価では無かったのでプレリュードの次の車探しをしている時に真剣に考えてものです。

こうして較べて見ると「ザガート」と「MR-S」はキャビン形状くらいが似ているくらいで「別物」ですね。
「ザガート」というと日産「ザガート」とか「ステルビオ」が思い出されますが、トヨタも「ザガート」にデザイン製作を依頼していた車両があるというのは意外でした。

Wikipediaによると「価格は398 - 450万円とベース車に対して大幅に上昇したため、なかなか売れなかったらしく、発売後数年経過しても雑誌広告が出されていた」との事なので、もう手に入れるチャンスは無い・・・と思っていたら。

こんなん出ましたけど~(笑)
http://www.goo-net.com/usedcar/spread/t_blnk/13/700056127930170206001.html

走行距離、僅か「1,162キロ」(^^;)
車庫で大切に保管されていた車のようです。
価格も冷静に考えると高いのでしょうが、こりゃ手が届く価格ですね(^^)
しかも「MR-S」ベースですから外装は別として補機類を含めた機関系や足回り等など、補修部品も今のところ心配しなくても良さそうです。
375万かぁ~
ちょっと本気で欲しいぞ(笑)

九台目。
「TRD 2000」
まずは写真を御覧ください。

「普通のカローラ」やんけと思われたと思います。

が。

「AE101カローラ(しかもセダン)」をTRDが給排気系チューン、足回りの変更は勿論、エンジンをAE101カローラセダンでは「最強」エンジンであった「4A-GE」からセリカやMR-2等で定評のあった「3S-GE」に換装まで行い、しかも本当に発売しちゃったのが「TRD2000」です(^^;)
まさに「やっちゃえ、TRD」ですね(笑)
99台限定販売で、価格は335万円。
昨今の国産車の高価格化を見れば、ここまでやっちゃって(笑)いる謂わば「コンプリートカー」の割には「極端に高い」という気はしません。

99台限定なので「即完売」になるかと思いきや・・・
「12台しか」売れなかったそうです(^^;)

やっぱり「カローラ」でいくら「ワークスチューン」と言ってもその価格では売れなかったんですね・・・
学生時代の部の先輩にこのAE101セダンの「GT」(4A-G搭載車)にロールバーまで回して山(峠)で遊んでいる方がいらっしゃいましたが、4A-G搭載車でも上まで回るエンジンで楽しい車でしたから、「TRD2000」はもっと刺激的な車だったことでしょう。
この車で山で「カローラ」だと思って追っかけて来る車をチギッたらさぞ楽しかったでしょうね(^^)
(ま、その「腕」が無いのが悲しいところですが笑)
しかもエクステリアに「特別感」が無く「普通のカローラ」っぽいところが面白いですし、「特別なモデル」を主張するエンブレム類もありません(笑)
精々OPで用意された「TRD2000」のデカールくらいでしょうか。

やっぱり中古はいくら探してもありませんでした。
そりゃ12台しか世の中に出なかったのですからあるわけありませんよね(^^;)
この後「カローラ・アクシオ」となり、そのE14系にも「TRDターボ」が用意されました。
こちらは結構、中古市場に出ています。

では最後の十台目。
こちらもまずは写真から御覧ください。




トヨタの「コンフォート」やんけ!そんなん、タクシーで毎日見てるわ!

ですよね(^^;)
コンフォートは未だにタクシーで結構な数が走っていて街中で見ない日は無いと言っても過言では無いでしょう。(写真は2003年式)

しかしこの「コンフォート」。
5ナンバー枠内に収まるボディ、FRレイアウト、スクエアで見切りのいいボディ等合理的かつコンベンショナルに造った結果「スポーツ・セダン」として考えると最高の素材だと思いませんか?
それに目をつけたのがまたもや「TRD」(笑)

この車は「コンフォートGT-Z」という車で「トヨタ・コンフォート」をベースにTRDが手がけたコンプリートカーです。
エンジンはベースの「3S-FE」にスーパーチャージャーを装着、ノーマルの130Ps/18.5Kg-mから160PS/22.5Kg-mへパワーアップ。
その他に専用のフロントバンパーやブレーキパッド、マフラーも付いていて、更には80年台テイストを出すためでしょうか。「ワタナベ」の8スポークアルミと黒塗装されたトランクスポイラー(しかもリップタイプの小型)が付いています。

黒のトランクリップがいい味出しています(^^)
いかにも「80’s」という感じで今見てもいいわー(笑)

こちらは期間・地域限定で販売され、292万円のプライスタグを付けて販売されたそうです。
そして売れた台数・・・

「59台」

こっちもやっぱり「レア車」ですね(笑)

中古検索してみましたがあるのは「教習車あがり」とか「元自家用」「LPG仕様」等など。
かなり普通の中古車とは違う世界がありますね(笑)

本日紹介した車のなかで「普通に買うこと」が出来る車は「VM180」だけですか。
しかもメンテの事とか考えればVM180はそんなに心配しなくてもよさそうです(^^)v

でも「エンスー」に成りきれない私には敷居が高過ぎます(笑)

それとイタリアでデザインされた車に心惹かれるのが多いことに気付きました(^^;)
やっぱりあの国の人達は「魅せるデザイン」にかけては一種の「才能」のようなものがあるのでしょうか。
私のような凡人でさえ、あの素晴らしいデザインには溜息しかでません。

もうHNを「バーンスタイン」から「トスカニーニ」とか「ムーティ」「アッバード」に変えようかな(笑)

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
また、沢山の「イイね!」を頂き本当にありがとうございます(^^)v

ちょっと涼しくなってきたような気もしますが、まだまだ暑い日が続きます。
どうか皆様、ご自愛ください。
2017年08月12日 イイね!

世界の「元首級の車」達

明日はお墓参り。
我が先祖達が眠るお墓はお菓子とか供物をお墓に供えるのは禁止なんですよね。
カラスが持っていって食い散らかすのですよ(^^;)

子供の頃はお菓子を備えて、拝んだらそれを食べてよしだったのですが、今は線香と爺さんの好きだったタバコを一本、それに花とお茶、水のみです。
最後はちゃんと線香が消えるまで待つか、水をかけて「完全消火」を確認して終わりです。

最近のカラスは更に頭が良くなっているらしく線香を咥えていって落として火事、なんてこともあるようで・・・
それに禁煙して相当経つのですが、お墓参り用にタバコを買うと吸いたくなるのは確実です(汗)
去年の墓参の時に買ったのは持っていると吸いたくなるので直ぐに捨てちゃいました。
もったいないですが、今年もそうしようか・・・

いくらなんでも一年保管して、来年も供えたら爺さん、きっと怒るでしょうし(笑)

そんな明日はお墓までのドライブが有るのでGT-Rで行くかハスラーで行くか考えた挙句、GT-Rで行こうと決定。
給油してきました。
たったの18リッターしか入りませんでした。

帰宅して物置に墓参用水桶を探しに行って昔集めていたミニカーを見つけました。

私、子供の頃は「トミカ」や「ダイヤペット」のミニカーが好きでそれもどこかに眠っているはずですが、今日見つけたのは若い頃、再び収集癖が顔を出し買った物でした。

「Minichamps」というドイツメーカーの 「リンカーンコンチネンタルX-100 ケネディ大統領大統領専用車 1961年ベルリン訪問時」のミニカーで 1/43スケールです。
ご丁寧にケネディ、アデナウアー、それに警護のシークレットサービスのフィギュアまで付いています(笑)
確かこれは幕張にある日産のなんていいましたっけ・・・工場跡に出来た商業施設・・・・
あ、思い出した。
「カレスト幕張」で購入したもので、20%OFFになっていて「これはお値打ちですよ」と言われ買ったものでした。

「Minichamps, 1961 Lincoln Continental "X-100" Kennedy-Car, Berlin, 1/43」

※写真はネットからお借りしたものです。埃だらけでとても掲載できるような有様では無かったので(汗)
これは1961年にJ・F・ケネディが当時西ベルリンを訪問した際の模様を忠実に再現したモデルです。
彼の言葉ベルリンでの有名な演説「 (前部分略)as a free man, I take pride in the words ”Ich bin ein Berliner.“」(1人の自由主義者として「私はベルリン市民である= ”Ich bin ein Berliner.“」という言葉に誇りを覚えるのです」はベルリン封鎖により疲弊した西ベルリンの人々に勇気と希望を与え「格調高い名演説」の1つとして歴史に名を刻むものとなりました。(ただしこの演説は暗殺される5ヶ月前、1963年6月にベルリン再訪時の発言です)

(ドイツの敗戦後、ベルリンは米英仏が占領した区域(西ベルリン)とソ連が占領した区域(東ベルリン)に分割されており、またベルリン周囲はソ連占領していたため、謂わば「陸の孤島」でした。余談ですが、1948年、ソ連は西ベルリンへの物資供給の為の陸路通過に許可を出さず、西ベルリンは食料や物資が欠乏する状態でした。「兵糧攻め」を狙ったと言えます。しかしアメリカは断固として「西ベルリンを見捨てない」と声明を発表、食料や物資を空輸により運ぶ「ベルリン空輸作戦」を断行し、西ベルリン市民を救いました。上空を飛ぶアメリカ軍機への妨害・威嚇はあったようですが、「撃墜したら我々は断固たる処置をとる」というアメリカ空軍司令官、カーチス・ルメイの言葉の効果は絶大で、この空輸作戦は続けられました。結果、根負けしたソ連側は1949年に封鎖を解除します。しかし1961年夏、あのベルリンの壁が造られ東西ベルリンは完全に分割されてしまいました。輸送作戦を指揮したルメイは「東京大空襲」の指揮を執ったことでも知られています)

ケネディは言葉の1つ1つに「誠実さ」と「西側を守るという断固たる決意」そして「人は生まれた落ちた時から全て平等である」という事を感じさせる政治家でした。
私の中では「歴史上の人物」ではあるのですが尊敬してやまない人物です。

話がいつものように脱線しました(笑)

このミニカーメーカー「Minichamps」は面白いミニカーを出すメーカーです。
この「ケネディベルリン訪問モデル」の他に「プレジデンシャル・シリーズ」と銘打ち、下のようなモデルのミニカーを出しています。

「Minichamps, 1963 Lincoln Continental "X-100" Kennedy-Car, PARADE VEHICLE1/43」
1963年、ケネディ大統領 パレード用専用車 X-100 です。
写真を見て頂ければ分かりますが、ケネディのとなりにはジャクリーン夫人と思われる女性、前には当時のテキサス州知事であったジョン・コナリー夫妻らしき人物が乗っています。

1963年、テキサス州・・・
このミニカーは1963年11月22日にテキサス州ダラスで発生した「ケネディ大統領暗殺」事件直前の大統領パレードの模様を再現したモデルと言われています。よってアメリカ国内での販売は禁止されたとか。

またこういうのも。


「Minichamps, MERCEDES-BENZ 770K EMPEROR HIROHITO 1/43」
昭和天皇の御料車だったメルセデス・ベンツ770K、グロッサー・メルセデスを再現したモデルです。
さすがに昭和天皇のフィギュアは付いていませんが、箱に「HIROHITO」と記載されています。
(この車は当時の同盟国であったドイツのヒトラーから贈られた車として有名ですね)

この「ダラス」モデルと昭和天皇モデルは欲しかったのですが、入手できませんでした(涙)
「Minichamps」のプレジデンシャル・カーシリーズは他にもケネディ暗殺事件に伴い屋根が付くことになったジョンソン大統領モデル、ドイツはアデナウアー、ブラント、シュミット、コール各首相の公用車だったメルセデスやシュレーダー首相の公用車だったVWのフェートンまで造られています。
(それもご丁寧にフィギュアまで付いています笑)
他にもプレジデンシャル・シリーズで国家元首級が乗る自動車をミニカーとして再現したモデルがあるかもしれません。

ケネディベルリンモデルを物置で見つけ懐かしい気分になり、それからいつものようにCDを聴きながら本読みを始めたのですが、ふと「世界各国の元首級の乗る公用車」はどんな車なのだろうと疑問が頭をもたげてきたのです(笑)
こりゃあブログのネタになるなと思い(シメシメ)早速調査開始。

所謂「VIPカー」でしょうが、なんか我が国では違う意味になってますよね(^^;)

まずはアメリカ合衆国。
「呟き大統領 ドナルド・J・トランプ」が乗る大統領専用車。
その名も「キャディラック・ワン」


こうして見ると「普通のリムジン」と言えなくもないですが、その内容が「さすが合衆国大統領専用車」と言える内容となっていました。

(Wikipedia、他サイトより調べたものを要約)
全長5.5メートル、全高1.8メートル、重量8トン
ボディ鋼板の厚さは5インチを越えていると言われ、チタンやセラミックを使用した複合素材と見られている。また車体全体が「防爆仕様」となっておりライフル銃での狙撃は勿論、ロケットランチャーの直撃を受けても走行可能。またマンホール通過時等に車体下で爆発が起きても走行可能である。
ドアの厚さは20センチ以上あり、化学・生物兵器を使用したテロを想定し室内は気密機構にとなっている。防弾ガラスの厚さは12センチ以上あるとされ、その余りの厚さに外光が室内に届きにくいことから室内間接照明が用いられている。タイヤは狙撃されてもパンクしないグッドイヤー製ランフラットタイヤが採用されており、8トンの車重を支えるため特注品。エンジンは重い車体を動かすトルクと万が一の爆発力の事を考えディーゼルエンジンが採用されその最高速は時速100キロ程度である。また燃料タンクは特殊な発泡体により保護され自動消火装置が備わっている。室内には暗視カメラ、酸素ボンベ、輸血用血液製剤が装備。またコクピット周辺には緊急時用に催涙弾やショットガンが装備されているものと思われる。また通信装備についても各種回線が装備され、ミサイル発射命令や攻撃命令等も車内から行うことが可能。

オバマ前大統領来日時の車列

警察警護車両のメルセデスSクラスが小さく見える・・・(汗)

書いていて「自動車」ではないと思いました(笑)
シークレット・サービスはこの車を「ザ・ビースト=野獣」と読んでいるそうですが、それを通り越して一種の「戦車」ですね(^^;)
ドアの厚さを物語る写真を見つけました。


自動車のドアとは思えぬ厚さ(汗)
一説には旅客機の出入り口と同じ厚さと重さ、若しくはそれ以上だとか・・・

あぁそうだ。
「戦車」というより「動くシェルター」だと思えばいいんだ(笑)
ケネディの悲劇があったため、大統領専用車は「頑丈」を通り越して「動くシェルター」になったのでしょうね。

次はイギリス連合王国。
エリザベス女王の御料車です。
「ベントレー ステート・リムジン」


こちらはスペックはロールスロイス製V8、6.8リッターツインターボを搭載し全長6.2メートル、全幅2メートル、全高1.77メートル、車重3.3トンとのこと。
やはり車体には補強が施され、防弾・防爆仕様で、対化学兵器テロの為室内は気密構造。
タイヤも当然の如くランフラットだそうです。
さすが大英帝国の女王がお乗りになり御料車です。
「女王がお乗りになる時はボンネット上のベントレーのオーナメントである「B(Flying B)」が女王のマスコットである「竜を退治する聖ジョージ」像に交換される。」(Wikipediaより)そうです(^^)

こういうところが英国らしいですね。
またエリザベス女王はご自分でジャガーを運転されることもあるそうです(^^)

次はフランス共和国を見てみましょう。
フランス大統領専用車。


意外!シトロエンのDS5です。
フランスの大型車と言えばシトロエンのC6やルノー・タリスマンあたりですからそのあたりが大統領専用車だと思っていたのですが・・・
ただし、この写真はオランド前大統領就任式の時の写真なので現大統領のマクロンは違う車になっているかもしれません。
ただ、フランスは如何に大統領専用車であろうと「贅を尽くした車」を国民感情が許さないようです。
やはり革命で自由を勝ち取ってきたお国柄。
大統領も「パブリック・サーヴァント」と一員という考えが根付いているのでしょう。

最近、アメリカと並ぶ「超・大国」を目指し覇権争いしている国と言えば。
中華人民共和国。
その中国の国家主席はどんな車に乗っているのでしょう。

中国 国家主席専用車「赤旗(ホンチー)L5」

ネオクラシックなエクステリアですね。
ボンネット上にある「紅いオーナメント」が「いかにも」で印象的です(^^;)

リア

正直な感想を言いますと・・・
昨日のブログ「ヘッドライトについて書いたので今度は「テールランプ」の話(笑)」で紹介した「フィンテール」の「プリンス・グロリア」のデザインをパクっていませんか?(笑)
まぁボディは伸びやかなんですが、テール周りはプリンス・グロリアに・・・(汗)

次はロシア連邦。
細マッチョなうえに柔術使いで熊も退治してしまうという、かの大統領はどんなお車に?
ロシア連邦 大統領専用車「メルセデス・ベンツS600 プルマン」


こちらも合衆国大統領の「ザ・ビースト」に負けず劣らず長い&デカい(笑)
恐らくこちらも防弾・防爆は当たり前でしょう。
ただ残念なのは「ロシア自国の車」ではない事ですね。

昔の「ソビエト連邦」時代は・・・
ソビエト連邦 共産党書記長及び幹部用専用車
「ZIL-41047」


なんだか当時の「キャディラック+メルセデスS÷2」みたいな車ですね(^^)
でも威風堂々としたエクステリアはさすが当時の共産党幹部しか乗ることが許されなかったというkとを彷彿とさせます。

プーチンさん、次はこれにするのかな?
メルセデス・ベンツ マイバッハS600 「ガード」


以下ソース「Idea Web Tools」より転載
ドイツの政府機関が定めたCR10という高レベルの保護レベルが認証された民間向け(非軍用車両)初のモデルで、主な装備として、マシンガンで攻撃されても貫通しないレベルの積層構造となったガラスの内側から、破片が飛び散ることを保護するためのポリカーボネートコーティングが施されているほか、通常モデルとは異なる特殊なスチール製のボディにランフラットタイヤなどを組み合わせることで、様々な攻撃から乗員を守り、襲撃を受けた場合でもそのまま走行して安全な場所へと避難することが可能な設計となっている。

と言うか・・・・・
>ドイツの政府機関が定めたCR10という高レベルの保護レベル
なんてあるんかい(笑)
このマイバッハは「お金があれば」我々、一般の民でも買えるそうです(^^;)
(あ、DS5も買えますね)
プーチンさんには頑張って国内自動車産業をもう一回復興してもらって「ZIL」のようなロシア製高級車を造って欲しいですね(^^)

ドイツ連邦共和国。
ドイツの元首は厳密に言えば大統領が存在し「国家元首」は大統領とも言えますが、実質的に儀礼的かつ形式的な存在となっているようです。
政治的中立を求められ、連邦首相の任免権や大臣の任命、議院決議への署名等がその職務として挙げられます。
我が国の天皇制に近いものがありますが、政治的中立性を求められていても政党には所属しておりますし、過去には大統領が国会決議に署名を拒否した例もあるとのこと。
よって我が国の天皇制と衆参議長の職務を折衷していると言ってもいいでしょう。
(一応、我が国の衆参議長も政治的中立性が求められるので党籍を離れています)

よってドイツで実質的に政治的実権は「首相」が持ちます。
(イギリスや日本もそうですね。あ、イギリスの首相専用車を書くのを忘れた)
よってドイツは首相専用車を紹介します。
(ドイツ大統領専用車はメルセデスS600とのこと)

ドイツ連邦 首相専用車 
「アウディA8L セキュリティ」

このアウディA8Lセキュリティも上で紹介したマイバッハS600「ガード」と同じく一般の民でも買えるそうです(笑)
ボディは各所に補強が施され、手榴弾の直撃をくらっても大丈夫(笑)
他にオプションとして非常用脱出システム(機構が気になる笑)や自動消火装置、酸素吸入システムを取り付け可能とのこと。
アラブの石油王とかが買ってそうですね(^^;)

それでは以下は各国の元首級の専用達を駆け足で。
イタリア共和国
「マセラティ クアトロポルテ」

イタリアは首相専用車がクアトロポルテってのが「いかにも」でいいですね。

インド共和国
「BMW 760Li」

インドは「タタ」や「スズキ」がシェア争いを演じていますが、元首級が乗る車はまだ海外製に頼るのは仕方ありませんね。

大韓民国
「ヒュンダイ エクウス」

前大統領が検察に出頭するとき何度も映りましたね。

世界をお騒がせしている某国
「キャディラック?それとも旧ソ連のZIL or GAZ?」

もしキャディラックだったら敵国の車やんけ(笑)
あ、それと乗っているわけじゃなくて「ついて行って」いますね(笑)

バチカン市国
ローマ教皇専用車
「メルセデス・ベンツMクラス パパ・モービル」

これは一般拝謁(沿道を埋め尽くしたカソリック信者に接する事)の時に信者達に教皇のお姿が見えるよう後ろを改造し、そのお姿を見ることが出来るようこのような形になっているそうです。
1981年のヨハネ・パウロ二世銃撃・暗殺未遂事件まではオープンカーが使われていたようですが、この事件以降、教皇の安全のためこのような形の車を造り、一般拝謁をするそうです。

例えば車は違っていますが、このような使われ方をしています。


(ただし普段の移動は現教皇フランシスコの意向「福音伝道に贅沢な高級車は不要である」という考えから警備で使用していたフォード・フォーカスや、昔寄贈されたルノー・カトル(ルノー・4)を使用されているとのこと(Wikipediaより)

元首級ではありませんが、アラブのどこかの国の王子様の愛車。
「フェラーリ 599GT フィオラノ」

なんとボディが純金でコーティングされているとか(笑)
しかも嘘か誠かこのようなメールのやり取りがあったとか。

息子王子「お父さん、ベルリンはとてもいい所で友達や先生もいい人達ばかりで気に入っています。ただ1つ悩みがあって・・・お父さんが買ってくれた純金のフェラーリ、金色が派手すぎて通学する時恥ずかしいんだ。友達や先生は皆、電車を使っているからそういう事が無いようだけど・・・」

それに対して父の王様からの返事。

王様「今日、仕送り用の口座に20,000,000USD(本日の日本円換算2,100,000,000JPY)を振り込んでおいたよ。そんな車の色の事で贅沢を言って、お父さんやお母さんを困らせないでくれ。さっさとその「電車」を買いに行ってきなさい。愛しているよ。父より」

もう腹を抱えて笑いました(^^)
その「一ヶ月分の仕送り」で十分、「一生遊んで暮らせる」と思うのですが(大笑)
本当かいな?と思いましたがアラブの石油採掘権や販売権をもった首長や部族長ならありえそう(^^;)
まぁこれも1つの「親子愛」ですね(笑)

では本日最後に紹介する国。
我が国「日本国」です。
まずは政治の司る「首相」の専用車を。

「レクサス LS600hL 首相専用車」

オバマ前大統領が来日した際に、銀座にあるあの「すきやばし次郎」で安倍総理と会食した時、待機していた写真とのこと。
こちらはスペックはされていませんが、ボディ補強による防弾・防爆はされているでしょう。
それまでは首相専用車はセンチュリーでしたが、環境に配慮している事のアピールを狙いHVモデルのLS600hLになったようです。(センチュリーを使うこともあるようですが)

因みにこのレクサスLS600h、モナコ大公の専用車としても使われています。

ワンオフでこのような車を造らせるとは、さすがはモナコ公国(笑)

本日最後に紹介する「国家元首」の自動車。
それは「天皇陛下御料車」です。

天皇陛下御料車
「トヨタ センチュリー・ロイヤル」


我が国が誇る「トヨタ・センチュリー」をベースに天皇御料車用にトヨタが開発した車です。
「普通の」センチュリーも堂々たる、しかし日本的重厚さをもったエクステリアですが、この御料車はさらにその重厚感を増しながらも落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

そのスペック(Wikipediaより)
全長6,155 mm、幅2,050 mm、高さ1,780 mm、車両重量2,920 kg、8人乗り
それ以外は公表されていないようです。
エンジンとかはセンチュリーと同じV12でしょうけど、装甲性能とか対テロ装備は当然、搭載しているのでしょうね(^^)


ドアの厚みも相当あります。


リアスタイルはセンチュリーの横基調から縦基調に変更されていますね。

御料車の存在感は「国産車随一」であることは勿論、欧米のFセグメントよりもあります。
大きさでもアメリカ大統領専用車「ザ・ビースト」より大きいです。
トヨタに「このモデルを市販化してくれ」という要望もあったようですが、それは無理でしょう。
この車に乗ることが出来る方は、天皇陛下ご夫妻以外には国賓や我が国に着任挨拶の皇居を訪れる大使だけなのですから。

御料車にはもう1つ用意されているボディがあります。
「トヨタ センチュリー・ロイヤル 寝台車」

この車体は皇族の方が崩御・薨去された際に使われる車両で我々から見ると「霊柩車」のような存在です。
この写真は桂宮宜仁親王が薨去された際の物とのことです。

また天皇陛下は、皇居内を自らの運転で皇后さまを乗せてテニスコートに向かうこともあるようです。
天皇陛下の愛車「ホンダ・インテグラ DA-7型」


天皇陛下の生前退位の話は結論がそろそろ出そうです。
しかし、国民の1人としてそのご長寿といつまでもお元気でいられる事を念願するばかりです。

皇族に「車好き」だった方がいらっしゃいました(^^)


秋篠宮殿下は若い頃、自分で運転してドライブに行かれたりしていたそうですが、このビートル、明らかにフロントがカスタマイズされてますよね(^^)
今はご自分で運転されることも無いでしょうが、この写真を見てニヤリとしました(^^)v

如何だったでしょうか。
世界の元首達の謂わば公用車達。
お国柄が出ている物が殆どですね。
今日もきっとこれらの車達は元首達を乗せて世界の様々な場所を走っていることでしょう。

え?一台貰えるならですか?(笑)
いーえ贅沢は言いません。「アラブの石油王の養子」でいいです(大笑)

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
また沢山の「イイね!」大変感謝しております。

明日(あ、もう今日だ笑)は墓参のため、ブログはお休みすると思います。
(と言いつつ、また何かネタを見つけて書いている気もしますが笑)

まだ帰省・行楽ラッシュが続いておりますし、Uターンを始める方もいらっしゃる事と思います。
皆様、どうか道中お気をつけて(^_^)/~
2017年08月11日 イイね!

ヘッドライトについて書いたので今度は「テールランプ」の話(笑)

今日も涼しい一日です。
先程、花屋さんに行ってお墓参り用の花束を買ってきました。

男が花屋に行くシチュエーション、本当なら女性に送る赤いバラの花束でも買ってイタ車の助手席(シートは真っ赤な革か茶色の革シートがいいですねぇ)にポーンと放り込むように置き、その女性を待合せ場所に迎えに行く・・・と行きたいところですが、私には縁がないようです(笑)
チーン(涙)

いかん、あり得ない妄想をしてしまった(^^;)

さて、昨日は「ヘッドライト」の話をしたので今日は「テールランプ」(とそれに関する物)の話を。

テールランプは「尾灯」と言いますがそのように呼ぶ人は殆どいないでしょう。
(まぁ警察関係者の方や車検場の方は別として)

テールランプもヘッドライト同様に車のパーツの中では重要なパーツの1つです。
ブレーキを踏めば光って後続車に減速・停止することを認知させますし、ヘッドランプを点灯すればテールランプも点灯して自車の存在を知らせる。
これが無ければ追突事故が増すことは確実なパーツ。

ではその歴史を車の歴史と併せながら。

「世界初の自動車」として有名な「ジョゼフ・キュニョー」の蒸気自動車。
18世紀のフランスで誕生した「自動車」ですが当然「テールランプ」はありません(笑)
そりゃそうですよね、まだ「わけの分からない物」で「機関を使って走る」事に意義があった訳ですから。

ジョゼフ・キュニョー「蒸気自動車」

因みに、このキュニョーの蒸気自動車が「世界初の交通事故を起こした車」と言われています。

写真を見て頂ければ分かりますが、車両前方にエンジンとも言える「ボイラー」があります。
当然パワステ機構なんて物があるわけも無く、そのステアリング機構も前車輪から水平に伸びた横棒に二箇所の支点があり、それをステアリング(のような物)で操るという仕組みだったそうですが、いざ発進!となって走り出したはいいものの、ステアリングを切っても曲がらずそのまま城壁に激突。

というのも車両前方に「ボイラー」という重量物があるにも関わらず、ステアリング機構がその通り簡素なものだったのでハンドルを切ろうにも「重くて切れなかった」そうです。
最高速度は時速3.5キロ~4キロという世界だったので大事には至らなかったようですが(笑)

キュニョー車「世界初の交通事故の瞬間!」

なんか不謹慎ですが・・・
ドリフのコントみたいになってます(^^;)
必至にステアリング(らしきもの)を回そうとしている人、止めようと引っ張る人々・・・
最後にいかりやさんが「ダメだ、こりゃ」→総員ズッコケみたいな(笑)

早くも話が脱線してます(汗)

月日が経ち、ニクラウス・オットーが内燃機関(所謂オットー機関・オットーサイクル)を開発し、さらにそれをゴッドリープ・ダイムラーが改良、また同時期にカール・ベンツもそれを改良し「ガソリン車」が走る時代が来ます。

カール・ベンツ作「パテント・ワーゲン」(1886年)

当然のように「テールランプ」はありませんね。

1910年代
「キャディラック モデル30」

1910年代に入っても「テールランプ」はまだ付いていません。

1920年代
「ダイムラー タイプ45」

1920年発表のこの車に「テールランプらしき物」が付いています。

同じく1920年代の車「デュセンバーグ モデルJ」

こちらにもそれらしき物が付いていますね。
それにしてもこの車、ハンドル位置が分からなければどっちが前で後ろなのか分からないデザイン(笑)
正確な情報が得られませんでしたが「テールランプ」が搭載されだしたのは恐らく1910年代後半から1920年の間と推測されます。
言い換えれば「追突事故」が顕在化したのもこの時代あたりからと思われ、それを回避する謂わば「予防安全装備」の1つとして「テールランプ」が搭載されたのだと考えるのが自然でしょう。

これらの事を鑑みますと1930年代には、殆どの車にテールランプは付いたと思われます。

1930年代
「マイバッハ ツェッペリン」

独立型テールランプが有ることが分かります。

では我が国の自動車はどうだったのでしょう。

国産自動車第一号と言われる「山羽式蒸気自動車」

テール部分は写っていませんが、フレームの上に箱を載せただけのように見えます。
恐らくテールランプは無かったでしょう。
そして機関が「キュニョー」と同じ蒸気機関。

この車は人を沢山乗せて移動できる「乗合自動車」として開発したそうです。
謂わば「バス」の原型ですね。
これが開発されたのが1904年。
カール・ベンツのパテント・ワーゲンに遅れること20年で我が国でも「自動車」は産声をあげたことになります。
これを開発した人物「山羽虎夫」は岡山で電機工場を営んでいた方だったそうです。
現在の「ヤマハ発動機」と関係ある人物かと思いましたが、そうでは無いようです。
(ヤマハ発動機の一族は「山葉」性)

そして「日本初の本格自動車生産車」(トヨタWebより)となった車。
白楊社「オートモ号」(1925年)

おぉ!テールランプ「らしきもの」が付いています。
もしかするとテールランプでは無く「反射板」かもしれませんが欧米と同じ1920年代に生産された我が国初の本格生産車に付いているというのは驚きです。

国産自動車1930年代は「ドラマ・LEADERS」でも登場したこの車。
トヨダAA型(1936年)

ちゃんとテールランプが付いています。

話を世界に戻しましょう。
この後の世界は第二次大戦が勃発し、自動車どころではなくなります。

しかし「自動車先進国」であったドイツとアメリカは自動車開発・生産を続けます。
まずは余りにも有名な車。
アドルフ・ヒトラーの「国民車構想」計画から誕生した・・・

「フォルクスワーゲン ビートル」(1938年)
 

ちゃんと付いていますね。
この時代、ドイツは既にアウトバーン建設を進めており、「第三帝国」が欧州を制覇し、その全土にアウトバーン網を敷き、そのアウトバーン上を「戦勝国・ドイツ」が誇る国民車「フォルクスワーゲン ビートル」が走ることをヒトラーは夢想していたのでしょう。

もう一つの「自動車先進国」アメリカはどうだったのでしょうか。

アメリカ陸軍の集荷場のようですが、数多く並ぶ乗用車とその前に止まる多くのトラック。
この写真を見ると「本当に戦時下の国だったのか?」と思わされます。
さすがは物量に物を言わせる大国、アメリカ。
少し見難い写真ですが当時のアメリカ車にもテールランプはもう当たり前の物になっていますね。

ここまでのテールランプの歴史を見ますと「おまけ程度」に付いていると言ってもいい位、小さい存在感のテールランプ。

その存在感を一気に高めたのが1950年代、特にアメリカ車においてでしょう。

「フォード・フェアレーン500 スカイライナー」(1957年)

それまで「豆粒」のようだったテールランプが丸形状となり、その存在感が顕著になっています。

「キャデラック ドゥ・ビル クーペ」(1959年)

テールランプのそれもですが、所謂「フィン・テール」全盛期となり、リアの存在感がすごい事になっちゃってます(笑)

「フィン・テール」を採用したアメ車達のテールランプはその形状から来る存在感が凄いのでもう少しご紹介。
「キャディラック エル・ドラド ビアリッツ」(1959年)


「シボレー・インパラ」(1959年)

こちらは横基調。

「フォード・エドセル」(1958年)

こちらはフィンが横方向に流れたデザインです。

「クライスラー インペリアル・クラウン」(1957年)


アメリカ三社とも個性を競っていますね。
その発祥には諸説ありベルトーネがコンセプトカーとして発表したデザインをクライスラーモチーフにしたデザインがが流行した説、もう一つはロッキードの戦闘機P-38の垂直尾翼をモチーフにキャディラックがデザインしたものが流行した説の2つです。

これら「フィン・テール」」の車を見ますと当時の「強いアメリカ」を感じますね。
「made in USA」が世界を席巻していた時代を感じさせます。

上に挙げた「キャディラック エル・ドラド」のサイズとと排気量を追記しておきます。
V型8気筒 6,380CC 全長5,715mm 全幅 2,060mm
なんつーデカさでしょう、しかも2ドアで(笑)もはや「巨鯨」ですね(^^)
やはり「強いアメリカ」「豊かなアメリカ」時代のアメ車らしいと思いました。

フィン・テールは1959年あたりに全米でその人気のピークを迎えたそうですが、1960年になるとパッタリとその流行りが終わったかのように各社ともやめてしまったそうです。

そしてこの「フィン・テール」は世界の自動車のデザインに影響を与えました。
例えば欧州車を見ますと・・・

メルセデス・ベンツSクラス W111(1959年)

メルセデスがアメリカ車の影響を受けたデザインをしていた事があるとはアメリカ車のような派手さはありませんが意外でした。

では「日本」に目を向けてみると。
我が国も「フィン・テール」天国だった時代がありました(笑)

トヨタ・クラウン(RS型 1955年式)

1955年ですからアメ車達より早い?でもおとなしめです。

プリンス・グロリア(BLSI型 1959年)

アメリカ車並の派手さを持っています。

日産セドリック(30型 1960年)

こちらもクラウン同様、おとなしめですが気品を感じるデザインです。

如何に戦後になって勃興期を迎えた我が国の自動車がアメリカ車の影響を受けたか、よくわかりますね(^^)
(今日はテールについて書いていますのでフロントデザインについては書きません。しかしフロントデザインも当時のアメリカ車にそっくりです)
この後、我が国でも「フィン・テール」は下火になっていき各車の個性が出始めることになります。

この後、世界の自動車メーカーはフロント同様にリアにも車の個性を求め、様々なテールランプの車が登場することになります。
またハイマウントストップランプが流行し、そうこうしているうちにハイマウント自体の義務化もありました。

紹介したいテール・ランプは沢山ありますが、その数たるや膨大なのでバーンスタイン的に印象深い「テール・ランプ」を。

メルセデス・ベンツ Sクラス(W124型→W126に訂正)型式を間違っておりました(^^;)ご教示頂いたキドニーパイの商人様、ありがとうございます(^^)v

W124の端正ながらも威厳溢れるエクステリアは子供の頃見ても、まさに「威風堂々」としていました。
テールランプの凹凸の理由をみん友さんのブログで拝見して目からウロコでした。
それは「テールランプが汚れても凹凸があれば点灯状態を後続車が確認できるから」
さすがは「最善か無か」のメーカー。そこまで拘っているのがメルセデスらしいところですし、その「安全神話」の礎の1つになっであろうことは間違い無いところでしょう。

トヨタ・クラウン(#S12型~JZS17#)

「クラウン」と言うと、この横基調のテールランプのイメージが強烈です。
一度、14型クラウンで横全通型テールを採用しましたが、商業的に失敗とも言える販売台数にとどまってしまいマイナーチェンジで伝統の「横基調」テールに戻されたという経緯もありました。

14型クラウン(前期)


14型クラウン(後期)

一定以上の世代の方々にはやはり「横基調」のテールが支持されていたのでしょう。
後期モデルになってから販売面も持ち直したそうです。
この横基調テールは28年間に渡って(14型前期の2年間を入れて)愛され、18クラウン(所謂ゼロ・クラウン)の登場で幕を下ろしました。

もう一台、やはりこの車は外せません。
日産スカイライン(C110系)

スカイライン伝統の丸テールランプはこのC110系(所謂ケンとメリーのスカイライン)から始まり、歴代スカイラインのアイデンティティとしてずっと継承されてきました。
車に詳しくない、若しくは興味がない人でも「丸テール」を見ると「あ、スカイライン」と分かるほどの存在感でした。
現に車には全く疎い私のお袋もテールを見れば「スカイライン」という車名を知ってましたし、中学の頃、隣の席の女の子(実は好きだった子笑)と一緒に帰った時、その子も丸テールを見て「あれ、スカイラインだよね」と知っていました。(なんだか甘酸っぱくなってきたぞ笑)

この伝統の「丸テール」は日産とルノーの提携後すぐに登場したV35型スカイラインで一度、その役割を終えます。
しかし前述のクラウン同様、販売面で振るわずこちらもマイナーチェンジで「テールランプ内部が丸く光る」という形でしたが復活。

日産スカイライン (V35型前期)


日産スカイライン(V35型後期)

マイナーチェンジだったこともありちょっと無理付け感がありますね(笑)
この次のスカイライン、V36型も同じように「ヘッドランプ内部が丸く光る」テールとなっています。

では現行スカイラインでは。
日産スカイライン(V37型)

スカイラインがインフィニティQ50として世界戦略車になったためか「丸テールっぽさ」は少し残っているものの、伝統の丸テールとは決別したように思えます。

ですが。
この車に受け継がれています。
日産 GT-R(R35型 My11 中期型)

私の車自慢みたいで申し訳ありません(^^;)
「GT-R」もかつては「スカイライン」のレースホモロゲーション取得の為設定されたホモロゲモデルで、所謂「ハコスカ」のPGC10で登場し、「ケンメリ」のKPGC10で一度その系譜は途絶えるものの、R32で再び蘇りR34までスカイラインの中では特別な存在として君臨した存在。
現在のR35では「スカイライン」の冠が取れ「日産・GT-R」となりましたが伝統の丸テールはGT-Rに受け継がれました。
やっぱり「スカイライン」の冠が取れても「丸テール」だとなんだか安心感があります(笑)

もう一つ、国産車で印象深いテールランプ。

トヨタ・マークⅡ(100系)

一見、最新のLEDテールな訳もなく普通のテールランプに見えます。
100系マークⅡのツアラーシリーズは比較的早い次期にHIDヘッドランプを搭載した車で前方の明るさは素晴らしかったことでしょうが・・・

このリアテールが物凄く眩しかったのです(笑

内部がリフレクター加工されたような凝った造りになっていて、後ろに付くと眩しいのなんの・・・
兄弟車のチェイサーはテールランプが小さかったのでそんなに気になりませんでしたし、クレスタも同様でした。
しかしマークⅡだけは横幅が広かったので目に刺さるのなんの・・・
ツアラーだけじゃなくてグランデシリーズもこのテールでしたし、マークⅡがまだ売れている時代で遭遇率が高かった・・・(笑)
このテールは我が自動車部でも悪評でした(^^)
最近はLEDテールに見慣れたせいと100系マークⅡ自体を殆ど見なくなってしまったので今となっては懐かしい思い出です(^^)

最後、もう一つ印象深いテールランプを紹介して今日のブログを閉めたいと思います。
アウディA7

アウディA7は美しいボディラインを持つクーペルックセダン(正確にはハッチバックとのこと)です。
テールランプも凝った造りで美しいですね。
でもこれを私が印象深い訳は・・・下記の動画と同じのを見てしまったからです(笑)



トラックなどで流れるウィンカーは見たことがありますが、遂に乗用車、それもLEDでやるとは。
A7の後ろを走っていてこれを見た時は「?」から「!」でした(笑)
アウディはこれを「ダイナミック・ターンインジケーター」と呼び、同社の色々な車種に展開しているようです。
と思ったらトヨタもCH-Rで同じことをやってました。(ただしフロントのみのようです)

テール・ランプの歴史の変遷もこうして見ますと「ヘツドランプ」同様、最初は小さな存在から、様々な形を辿り、進化を遂げてきたことが分かります。
今やその存在は「ヘッドランプ」同様自動車に「無くてはならない物」となっています。

最近の車のテールランプはヘッドランプ同様、LED化が進みさらにはLEDの粒が光るものからラインチューブのように美しく光るテールへと進化しています。
中には「レクサスLC」のように日中は白いのにブレーキング時やライト点灯時は赤く光り、尚且つ奥行きのある光り方をするテール・ランプまで登場しています。

レクサスLC テール・ランプ

この仕組を見ましたが、文系の私にはワケワカメです(笑)

そのうちヘッドランプみたいに「レーザー光テールランプ」なんて出るかもしれませんね(^^;)
600m先からでも視認可能!車が近づくにつれて自動減光します!なんて・・・

昨日のブログ「ヘッドランプ・進化の考察(追憶を交えて)」でも書きみん友の「66jazzbass」さんからコメントを頂いた通り、LEDテールは球切れしたらASSY交換になるでしょうから万が一、切れたらそれ相応の出費は覚悟しなければなりませんね(涙)
その点、GT-Rは四分割?だから割安で済む・・・・・といいのですが(笑)

あぁ、昨日ヘッドライトの事を書いて、今日テールランプの事を書いたら中島みゆきさんの「ヘッドライト・テールライト」を聴きたくなってきたぞ(^^)
しかしこれを聴くと・・・「地上の星を聴きたくなる→聴く→プロジェクトXを観たくなる→DVD棚から「ロータリー四十七士」を引っ張り出して観る→面白い→次を観たくなる→てんとう虫、街をゆく(スバル360の回)を観る→面白い→「運命のZ計画(フェアレディZ)」を観たくなる→観る→気づくと明るい→ハッ!(゚∇゚;)
というスパイラルに陥りそう・・・(笑)

本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。
お目汚しの事とは思いますが、お時間を持て余した時にでもご覧いただければ幸いです。
また先日来からの沢山の「イイね!」を頂き、大変感謝すると同時にブログを書く精気が漲ります
\(^o^)/

帰省ラッシュが本格化して参りました。
既に帰省を済ませている方は楽しい日々を、渋滞に巻き込まれている方やこれから帰省される方は何事も無く目的地へ到着される事を祈念しております。

皆様のお盆が楽しく、そして良いものになりますよう。
2017年08月10日 イイね!

ヘッドランプ・進化の考察(追憶を交えて)

今日(昨日?)もヒマでした(笑)
よって読書とCD三昧。

今日はなぜかチャイコフスキーの第五交響曲を無性に聴きたくなり三枚も同曲異演を聴きました。
小澤征爾指揮 ベルリン・フィル(1989年録音)
小泉一裕指揮 九州交響楽団(1993年録音)
堤俊作指揮 札幌交響楽団(1988年録音)

小澤さんのBphとの録音はカラヤン逝去の三ヶ月前。
今のBphとは違った「濃厚な」カラヤン・サウンドを聴ける名演です。
それ以外の二枚、なんで買ったんだろう?と謎に思いながら聴きました。
正直、九響の方は音場が狭い感じですし、札響の方は音がデッド。
何故、買ったのか分からないのでCD棚から引っ張り出して聴いてみたのですが、益々謎が深まったぞ(笑)
夏に濃厚なチャイコフスキーは聴くもんじゃないと勝手に思ってましたが、涼しいのでヨシとします。

そんな中、たまにはカー雑誌でも読もうかとコンビニへ行って「ベストカー」を購入してきました。
様々スクープ記事やニューモデルの試乗記等、最近のクルマ動向をネットでしか見ていないと紙媒体ならではの楽しさがあります。

そんなニューモデルを見ていて1つ気づいたのが「ヘッドランプ」のこと。

ニューモデルと言われる車達の殆どが「白い光」になっています。
ヘッドランプのLED化がどんどん進んでいることの証ですね。
車によっては「フォグランプ」までLEDですからね。

そんなこんなで自動車用ヘッドランプの変遷に興味が湧き、また昔の思い出も蘇ってきたのでその事について書きたいと思います。

まずヘッドランプとして最初に採用されたものは「石油ランプ」や「アセチレンランプ」だったそうです(笑)
トマス・エジソンがフィラメントを用いた白熱電球を商用ベースに乗せたのが1880年と言われていますのでそれを自動車に搭載することは可能だったと思われますが、当時の自動車は電気系統が脆弱であったでしょうし、白熱電球のフィラメントも「対振動」という点で弱かったのでしょう。
ですので恐らく成熟された技術である「石油ランプ」「アセチレンランプ」を使用したのは致し方の無い事だったのかもしれません。
今でこそライトスイッチを捻ればヘッドランプは点灯しますが、暗くなったら昔は外に出てランプに火を灯していたのでしょうね(^^)

アセチレン・ヘッドランプ

今の車のスモールランプより暗そう・・・

その後1912年になってデルコがエンジン点火と補機類駆動を統合させたシステムを開発し、キャディラックに電気式ヘッドランプが初めて搭載されたそうです。
しかしこのときも点灯する際は「外に出てスイッチを入れる」必要があったとか。
(車内から点灯出来るようになったのは1917年だそうです)

また、この時代は「Hi/Lo」ビームという思想は無く、「前を照らす」だけの存在だったようで、1915年のキャディラックで初めてその思想が取り入れられ、HiビームとLoビームを別々の筐体で行う「デュアルヘッドランプ」が搭載されたそうです。
1つのバルブでHi/Loが切り替え出来るようになるのは1924年になってから。

その後は白熱電球を利用した「シールド・ビームヘッドランプ」が隆盛を極めます。
シールド・ビームはヘッドランプ自体が「電球」と言ってもいい構造で、規格化され多くの車に搭載されました。
1950年代~1980年代初頭にかけての自動車のデザインを見て頂ければヘッドランプの形状が丸や四角の差こそあれ、全て同じような形状をしている事がその証左です。

シールドビーム・ヘッドランプ(単体・ルーカス社製)


シールド・ビームを搭載した車両の例(丸型)
トヨタ2000GT


シールド・ビームを搭載した車両の例(角型)その1
トヨタ・クラウンセダン (110系)


シールド・ビームを搭載した車両の例(角型)その2
日産セドリックセダン(430系)西部警察より(笑)


規格化されているためクラウンもセドリックもヘッドライトの形は同じですね。

シールド・ビームの欠点として「筐体自体が電球」というシステムなので球切れすれば、その筐体ごと変えなければならない事や発熱量対策故のガラス製の為、衝突時(特に対人)に割れたガラスで傷つけやすい事、そして筐体自体が規格化されているためデザインの自由度が下がるという事が挙げられます。

このような欠点を克服するため時代は「シールド・ビーム」からハロゲン電球を用いた「ハロゲン・ヘッドランプ」へ移行していきます。
やっとこのあたりから私も分かる時代です(笑)

ハロゲン・ヘッドランプはシールド・ビームと違い、筐体自体が光るのでは無く、ヘッドランプ筐体の中にある「ハロゲンバルブ」が点灯する仕組みです。
その事からヘッドランプ形状の自由度は格段に上がりますし、発熱量もシールド・ビームよりは抑えられていたためプラスチック化も可能となり、また万が一、球切れしても電球のみを交換すれば良いというメリットが生まれ、シールド・ビームは駆逐されハロゲン・ヘッドランプの時代が到来します。

ハロゲン・ヘッドランプを搭載した車両の例 その1(横基調)
スバル・レガシィ(BF型・初代)


ハロゲン・ヘッドランプを搭載した車両の例 その2(大型基調・フォグランプ一体型)
トヨタ・セルシオ(F10型 初代)


ハロゲン・ヘッドランプを搭載した車両の例 その3(縦基調)
ホンダ・プレリュード(BB6型 最終モデル)


横・大型・縦とデザインの自由度が相当上がったことが分かります。
またヘッドランプの明るさを増すため、様々なヘッドランプ形状も考案されました。

「マルチ・パラボラ式ヘッドランプ」
初代三菱ディアマンテ


「プロジェクター式ヘッドランプ」
初代日産セフィーロ


「マルチ・リフレクター式ヘッドランプ」
初代ホンダ・アコードインスパイア


シールド・ビームから見れば明らかに明るくなったハロゲンヘッドランプですが、さらにそれを明るくしようとする各社の努力が見て取れますね。

そういやこういうのもありました。

子供の頃560SELを見て「ライトにまでワイパー付いてるなんてスゲー」と感心した思い出が。
ボルボにも付いていましたね、これ。
そいうやその頃の国産ではシーマがドアミラーにワイパー付けたり、マークⅡがサイドウィンドウにワイパー付けたりしてたのも思い出しました(笑)

それにしてもW126型Sクラスは今見ても端正ながら、威厳溢れるデザインですね。
W140が「レクサス・ショック」でちと太ってしまった(と言ってもW140も二重ガラス等凄い車でしたが)デザインになってしまった事を考えると、今日W126を久々に見て「いいデザインだなぁ」と再認識。

上の「ハロゲン・ヘッドランプを搭載した車両の例 その3(縦基調)」で紹介した私の最初の愛車、最終型・BB5プレリュードも「マルチリフレクター」でした。
また純正品より高輝度を謳う社外バルブも「PIAA」や「RAYBRIG」、「IPF」「CARMATE」等色々とありました。

丁度私が免許を取得し、プレリュードを買った頃、画期的なヘッドランプが登場しました。
「ディスチャージヘッドランプ」(HIDヘッドランプやキセノンヘッドランプとも)

これはハロゲンバルブのようにフィラメントに電流を流し、その抵抗を利用した灯りでは無く、蛍光灯のようにバルブ内での放電を利用した仕組みでハロゲンから見ると長寿命かつ明るいという点が優れていました。

確か最初に搭載されたのはマークⅡ三兄弟のツアラーシリーズだと記憶していたのですが、Wikipediaで調べた所「日産・テラノ」が乗用車では初めて搭載されたとのことです。

初めてその明るさを目にした時、その明るさに驚愕すると同時に、点灯時の「貯め」が有るかのごとく点灯する様を見て「すげーかっこいい」と思わされました(笑)

特にも印象に残っているのが初代NSXの中期モデル(所謂Ⅱ型)が赤信号の対向車で止まり、青になった途端、リトラが開きディスチャージの閃光を放った瞬間・・・
あれは一生忘れることが無いと思うほどカッコよくて(笑)

時間をあまり置かず、ハロゲンヘッドランプ車用の社外HIDコンバージョンキットが発売されました。
「BELLOF」や「PIAA」等が発売し、私もプレリュードに欲しいと思ったのですが、その価格が20万円以上しました。
とても買える代物では無く、まだ数の少なかったディスチャージ搭載車を羨望の眼差しで見ていましたね・・・

学生に出来たことと言えば「HIDの白さを持った社外品ハロゲンバルブ」への交換でした(笑)
当時はハロゲンがまだまだ主流でしたので、カーショップのバルブコーナーには沢山のハロゲンバルブが陳列されており、やはり私同様、HIDのような白さを求める方が多かったのでしょう。「HIDの白さを実現!」とか「BMW、ベンツのような白紫光を実現!」なんて謳い文句のハロゲンバルブが所狭しと並んでいました。

こんなのです。

一応、社名は伏せておきます(笑)
私の頃はもうちょっと箱のデザインが古かったような・・・

で、友人達と「どこのメーカーのが一番HIDっぽいか」なんて事を真剣に談義するわけですよ(笑)
私は大学で自動車部に所属しておりましたが、毎週水曜は全部員が集まるミーティングの日となっていて、それが終了後皆で飯を食いに行くという習わしでした。
その飯を食いに行く店に求められる条件は「長居してもいい」「24時間営業」「ドリンクバーあり」という物。
それは飯を食ったらドリンクバーで朝まで粘ってくっちゃべるという為で店側からしたら「甚だ迷惑な客」ですね(^^;)
そんな時に出るわけですよ、バルブの話が。
「PI○AのがHIDに色味に近い」とか「いや、RAY○RIGの方が近い」等と(笑)
よくまぁそんな話で朝までくっちゃべっていたものだ・・・

「自動車部」と言っても文系・理系が混在していますから様々なメンバーがいるわけで。
「首都高大好き」「お山(峠)が大好き」「エンジンの仕組みが大好き」「カーオーディオが大好き」「コマ図ラリーが大好き」「ドライブ好き」「ジムカーナ命」「サーキット走行会大好き」「エンスー」「草ラリー参戦」等などバラエティに富んでますねぇ(笑)

大体、皆「学生の身分で車を持つとは!」という身分でしたので国産の中古車が当たり前、かく言う私も新古のプレリュードが「あり得ない価格」でディーラーにあったものを買ったクチです。

当時はS13シルビアの価格が中古市場でこなれてきており、最も部内での占有率が高かったですし、AE92や101レビン/トレノやミラージュ・サイボーグ、EGシビック等も人気がありました。
(S13は前期のCA型エンジン搭載車と後期SRエンジン搭載車で全く評価が違っていたのも懐かしく思い出されます)
エンスーだったSは「いすゞ・アスカ イルムシャー」なんてマニアックな車に乗っていたなぁ・・・

そんな中1人だけ、同期で最も免許取得が遅かった医学部に通う「C君」という人物がいました。
彼とは年齢が同じだった為(1浪、2浪は当たり前、もっとも同期で遅咲きなのは6浪というのまで居たので、友人の殆どが年長者でした)よく二人で遊ぶ中で私のプレリュードによく乗せてました。

そんなある日「俺、車買ったよ」との報告。
何買ったのよ?と聞いても「それは見てのお楽しみだぜい」の一言(笑)
そしてあるミーティングの週、聞きなれない音のする車がやって来ました。
(殆ど皆がマフラーは替えていたので誰が来たかを音で当てて遊んでました)

「Cじゃね?」となり部室の外に出てみると、そこにあったのは・・・
真っ白な「ポルシェ911」。(俗に言う996でした)
案の定、Cが降りてきました(笑)

なんと人生初の車がポルシェ(笑)
我々は驚きを通り越して呆れ返りました(^^;)
そのポルシェに若葉マーク付けて乗っているんですよ・・・(大笑)

「お、お前、ちょっとやり過ぎじゃね???」
「いやさー、親父にフェアレディZ(Z32)の中古欲しいって言ったら、国産はヤワだから頑丈なポルシェにしろって言われてさ・・・」

後で聞いた話ですが、彼の父親もお医者様で関東圏に病院を複数持つ資産家でした。まさかCがそんな良家の御曹司だなんて誰も知りませんでした。
(因みに彼のお陰で私は「ガン治療・手術」にかけては日本で屈指な存在の某病院にて手術・入院することが出来ました。まさに「命の恩人」です。そんな彼、今はボルボのXC90という車に乗っています)

えぇ、当然その後は「大試乗大会」でした(笑)
みんな「乗せろ!」「運転させろ!」でまぁ、貧乏学生達がポルシェの世界の一端を覗いたんですね。
Cから見れば事故られないか相当不安だっただろうなぁ(^^;)

そんな彼の「ポルシェ911」が我が部「初のHID搭載車」でした。
やっぱり本物は明るかった(笑)

それでもHIDキットなんて買えませんから貧乏な我々は「HIDっぽい」ハロゲンバルブを求めてさまよう日々でした。
一番照射光が近いと思ったのは「PI○A」の製品でしたが、白みを出すためにバルブがブルーにコーティングされているため、それがリフレクター内に反射して「偽物」とすぐ分かるんですよね(^^)
それに何故か「PI○A」のは球切れが早かったんです。
(SO○Yタイマーに擬えてPI○Aタイマーと呼んでました。そういうわけで伏せ字です笑)

こんな感じにコーティングされてました。

(もっと青がかっていたような気も)

すると工学部の「エンジンマニア」だったI君が言うわけです。
「お前らね、ああいうバルブはHIDっぽい光を出すためにバルブ自体にコーティングしてるだろ?確かに見た目はHIDっぽいけど絶対的明るさはコーティングされていないバルブからみたら暗いし、雨の日は見難いよ。それにコーティングされているから放熱性が悪くなって切れやすいんだよ。やっぱバルブは見やすさでイエローよ、イエロー」と。

うーん、さすが工学部(笑)
言われてみればそうですよねぇ・・・
専門的なことは全く分かりませんが、ガラスの上に色を塗っているわけですから光源から発せられた光は減衰しますよね(^^;)
「でもイエローだって同じやんけ!」と突っ込むと「イエローは雨の日、見やすいんじゃあ!」との返答が(笑)
そんなIは東証二部に先日降格してしまった「あの企業」に居ます。今はイエローバルブでは無く、LEDヘッドランプの付いた某ドイツ車に乗っています(笑)

あの当時は「ケルビン数」が高ければ高い程「明るく白い」と勘違いしていました。
まぁ、それでもHIDっぽいハロゲンバルブをプレリュード時代はずっと付けていましたが(笑)

その後、アリストを購入して「本物の」HIDの明るさに感動しました。
やっぱり「本物」はいい・・・(笑)

HIDのバルブ(バーナー)も替えて楽しみました。
若気の至で9000ケルビンなんてのを付けて雨の日の視界の悪さで速攻で取り外したり(^^;)
ケルビンでは無くルーメン数値の方が重要という事を知り、5500ケルビン~6000ケルビン位で3100~3300ルーメン位あれば快適な夜のドライブが出来るという事を学習(笑)

HIDバーナーも各社の交換バーナーを試しましたが、やはりバーナー自体に色温度を上げるために「コーティング」されているものは暗く感じました。
私見ですがHIDバーナーは「BELLOF」と「CARMATE」製が色味も白が強い私好みで、雨天時等の見難さも無く、また明るさも満足いくものでこの二社の車検適合製品なら買って間違いないと思います

(最近はコーティングで色調を変えるのでは無く、バーナー内部の配合物質の調合で色調を変えていろうようですね)
現在はGT-Rには「CARMATE」、ハスラーには「BELLOF」を使っています。

話が相当脱線しました(汗)

その後はずっとHIDの車ばかり乗り、世の中を走る車も搭載車が相当増えてきた頃。
またもやHIDを超えるヘッドランプが。

今度は「LEDヘッドランプ」の登場です。
LEDは指向性が強くヘッドライトへの搭載は相当先になるだろうという話を聞いてから僅か一年ぐらいで出ました。
確かレクサスLSのHVモデルだったような気がします。
聞けば複数のLEDを配置し、さらにリフレクター技術でヘッドライト搭載を可能にしたとのこと。
技術の進歩ってすげぇなぁとこの時も思い知らされました。

レクサスLS600h ヘッドランプ「前期型」(LoビームのみLED)


そうこうしているうちにテールランプはLEDになるわ、ウィンカーもLEDになるわ、物凄いスピードで自動車灯体の「LED化」が進んでいきました。
「LED」は省電力の為「発電量軽減に効果的=ダイナモ負荷軽減が図られ、低燃費へとつながる」という事で燃費性能が重視される近年、搭載車が当たり前になってきました。

「LEDヘッドランプ」もレクサスLS600hに初搭載されてから進化が進み「Hiビーム」にも搭載され出したあたり、アウディから革新的な「LEDヘッドランプ」が登場します。

アウディA8に搭載された「マトリクスLEDヘッドランプ」
これは車載カメラ等やセンサー等で前走車や対向車の存在を察知し、ヘッドランプ内のLEDの消点灯をすることで前走車や対向車を幻惑させずに、その周りをハイビームと同じ領域で照らすという物です。

アウディ マトリクスLEDヘッドランプ


コレがあれば基本「Hiビーム」に固定しておいても他車にも迷惑を掛けず、夜間に最大限の視野を取ることができますね。
現在、この方式と同様のシステムを採用したヘッドランプは外国車、国産車を問わず広く採用されだしました。
安全につながる装備ですので、こういう装備はどんどん拡充していって欲しいですね。

と思っていたら更にアウディのそれを上回るヘッドランプが(笑)
BMW「レーザーヘッドランプ」
LEDの次は遂に「レーザー」ですか(笑)
その光に当たっただけで消されそうです(^^;)

その仕組みはレーザー光を基に作った光源を用いており(ってレーザー光自体がなんなんだ?笑)LEDヘッドランプより電力消費量は30%低減、照射範囲は2倍、明るさに至っては5倍・・・
なんちゅースペックよ・・・さすが「レーザー光」(笑)

BMWのHPによるとスイッチを入れておけば、70キロ以上で作動し、最大600メートル!先まで照らすそうです。

BMW レーザーライト(7シリーズ)


その照射イメージ

相当先まで見渡せますね。
警察は投光機を全てこれにすべきです(笑)

最初はEVスポーツのi8にオプションで設定されたそうです。

そのオプション価格、なんと・・・・・・

850,000JPY

この技術や価格を見ると

勝栗、ビックリ、ボッタクリ~♪ってな感じです(笑)

でも7シリーズでは16万円程度に下がったようです。
高いですが7シリーズを買う方変える方には微々たるものですね(^^)
私も「買えるなら」付けます(笑)

ヘッドランプの進化も留まる所を知りませんね。
自動運転になったらヘッドランプも不要な気もしましたが「他車や歩行者に自分の存在を知らせる」意味で必要ですよね。

ここまで書いていてふと思ったのが「LED」や「レーザー」が仮に球切れしたらどうなるのか?という事です。
ハロゲンやHIDならバルブ交換で済みますが。

調べた所、ヘッドランプASSYとなるようです。

まぁLEDやレーザーはハロゲンやHIDから見れば寿命時間が相当長いので、そうそう簡単に球切れ等は起きることはないでしょけどASSYとなると高そう・・・
まぁ、無い物の心配なので取らぬ狸のなんとかですが(笑)

でもヘッドランプASSYってところは「シールド・ビーム」時代に回帰してますね(^^)

私はLEDヘッドランプにすら乗ったことがなくクラウンやフーガに付いていた「AFS」で感動する始末ですから、マトリクスLEDやレーザーなんて乗ったら1人で「スゲー!スゲー!」と騒ぎまくっていることでしょう(笑)

GT-RはMy17モデルのLEDヘッドランプを私のMy11に取り付け出来るみたいですが高そう・・・
調べたら40万程度ですか・・・
その位出すなら他のパーツ買うよな(小声)
現状のHIDでも不満は無いのでこのままでいます(負惜しみ)

本日も最後まで辛抱強くお読み頂きありがとうございましたm(_ _)m

帰省ラッシュがそろそろ始まる事と思います。
バーンスタインもお墓参りには行ってこようと思います。
(というかお墓が有る所に私しか住んでいないので、お墓掃除から迎え火まで私がやらされてます。仏壇は実家にあるのでそっちは両親に任せて)

帰省される皆様、長距離ドライブになる方も短距離の方も道中お気をつけて行ってらっしゃいませ(^^)v

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何シテル?   01/30 03:26
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愛車一覧

日産 NISSAN GT-R 日産 NISSAN GT-R
ガンで入院し、その時主治医の先生がクルマ好きで話が弾み、先生が新型NSXを購入するという ...
トヨタ SAI トヨタ SAI
ハスラー君の代わりに我が家にやってきた新しい相棒・・・というかお袋のお下がりです(笑) ...
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GT-Rは普段使いが中々厳しいのでセカンドカーとして購入しました。 軽は初めてですが、快 ...
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記念すべき愛車第一号です。 学生時代にバイトをして買い、そのバイト代もガソリン代やパーツ ...

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