
自動(ガソリン)車はHC(炭化水素)を主成分とする燃料と空気中のO₂(酸素)を燃焼爆発させ動力に変換します。
理論空燃比と呼ばれる空気14.7:ガソリン1の重量割合で均一に完全気化(ガス化)した状態で正常な点火をするとCO₂(2酸化炭素)とH₂O(水蒸気)に化学変化し,エネルギー(出力)効率も最大になります。※窒素他の空気成分や添加成分を除く
エンジン暖気時や加速中などの高負荷時は理論空燃比よりリッチ噴射とし低負荷巡航時は理論空燃比若しくは燃費向上を主目的としリーン噴射よりに制御します。
車検で用いるCO・HCテスターのようなもので排ガス成分を細かく分析・フィードバックをかけるのが理想的ですが,コストや応答性を含めO₂センサで排ガス
(主にリーン領域)の状態を検知し補正制御を行います。
-----------上記訂正-----------
グラフのO₂はリーンになるほど上がりますがO₂センサの出力電圧グラフは上記と異なりO₂が無ければ1V付近,O₂過多なら0V付近の特性を持ちます。
自身 原2バイクに数百円(Amazon)で買ったデジタル電圧計でO₂センサ電圧をモニタリングしてますが,リッチやリーンの変化が勉強になります。
(主にリーン領域)の状態→(主に理論空燃比前後)の状態
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ざっくりですが理論空燃比付近で燃焼するとCO₂がMaxとなりHCがMin,リッチ領域ではCO₂となるべき成分が酸欠のためCOに,リーン領域ではガソリンが薄く酸素過多でエンジン内をそのまま通り抜けるO₂が排ガス成分に含まれてきます。
※素人分析の【ウンチク】につきより知識のある方の突っ込み・ご指摘大歓迎です。
Posted at 2024/12/30 09:27:20 | |
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