暗電流測定
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
暗電流測定のためDC対応のクランプメーターをバッテリーマイナス端子から出ているアース線をひとまとめにクランプ。
果たしてこれで正しい値が出るのかわかりませんが、チャレンジ。
この写真はイグニッションONの時。よく見ると-(マイナス)の表示。エンジンかかってるので充電方向に流れてます。
本当はテスターで小電流でも測れるようにしたかったのですが、瞬間的に大電流が流れることもあり、テスターがやられてしまうので、クランプメーターにしました。
2
キーを持っていると反応する可能性があるので、イグニッションOFF、ドアロック後にリモコンの電池を外すことにより近くにリモコンがない状態に。スマホもBluetoothが反応する可能性があるので念のため機内モードに設定。
ただ、ボンネットは測定のために開けてあるのでバーグラアラームやドラレコは動作している可能性アリ。
(見た目は動作して無さそうだが)
3
ドアロックOFF直後。約8A弱の電流が流れてます。恐らくこれがボディコントロールマネージャ(BCM)の動作電流と思われます。この状態が3分ほど続きます。
4
3分経過後急に1A程度までダウン、それから数分かけてゆっくりと下がり続けます。
5
ドアロック後6分程度で630mA程度まで下がりましたが、ここからは30分以上待っても下がりませんでした。もっと待てば下がるのかどうかはわかりません。今回はここであきらめ。30分+α程度を3回行いましたが、いずれもこれより下には下がりませんでした。
ちなみに1回目はドアロックして待機。
2回目はOBD2が怪しいのでOBD2を外して実施。
3回目はイグニッションOFFにしてドアロックはせずに待機。(OBD2外したまま)
2回目は少し早く待機状態になったような感じがしましたが、全体の動作として大差はありませんでした。
6
結論としてはちゃんと完全な待機状態になっているかは不明。仮に今の消費電流だと一晩くらいではバッテリーは上がらないが、丸2日だと怪しい。でも、一晩経ってもバッテリーの弱りは感じないので、ひょっとするともっと時間をかけて小さな電流に移行してる可能性もアリ。
その他の実験としては...
(1)リモコン接近
⇒電池を入れて、リモコンキーを車体に接近させたが、電流値は変わらず。ドアノブ触るまでは特に認識してない模様。
(2)待機中にルームランプON
⇒8A弱まで復帰。ルームランプONにしただけでもボディコントロールマネージャが起動している模様。イグニッションOFFでも消費は大であることに注意する必要あり。
(3)ACC状態
⇒+2A増加。マツコネ、オーディオ起動でこの程度の消費。
(4)ドアロック待機中にリモコンキー無しでドアノブロック解除操作
⇒センサー部分タッチした瞬間のみ30mAの増加。BCMは起動しないのでイタズラで触られたり、強雨で反応してもバッテリー上がりの心配は無さそう。
7
オマケ①
20Wのフォグランプを測定。写真を撮った瞬間は1.5Aくらいだが、実際は1.65A程度で安定。DCクランプメーターでも大体正しい値が出ていることがわかる。
8
オマケ②
ボディ右側にあるエンジンアースのエンジン起動中の電流測定。おおむね40A程度の数値でした。結構大きな電流が流れていることに驚き!アーシングすれば効果ありそうな気配。
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