2017年6月17日(土曜日)
予定通り実家に帰省しました。翌月曜日に休みをもらえたためです。
病気明けということで会社も色々と私に気を遣ってくれて嬉しい限りです。
今週死ぬことはなさそうだと両親に報告がてらの帰省です。
250キロ以上を走行しましたので、虫が大量についてしまいました。
ただでさえ1ヶ月近く洗車していないため、酷いものです。
朝6時前に到着し、すぐに洗います。
写真:洗車後のマーチ。ちなみにとなりは弟のBRZ
綺麗に洗った後は、車を動かしたくなるものです。
夜中移動していたため、お昼寝をした後に養老の滝に行ってきました。
(厳密には、養老天命反転地の予定でしたが、入場料の750円が惜しくなり滝に変更しています)
写真:養老の滝。猛暑日ということで、涼を求める家族連れやカップルで賑わっていました。
駐車場から徒歩30分1kmは歩いたように思います。
良い運動になりました。
養老公園は養老ランドや件の天命反転地などが隣接しており、休日は賑わっているようです。
晴天ということもあって、県外ナンバーの車や観光バスもたくさん来ていました。
その日は、その後大垣アクアウォークにいっておしまい。
私が高校卒業した頃にアクアウォークを建設していたので、あまりなじみはないのですが、よく考えたら10年経過しているわけで、新しいというわけではないようです。
時の流れは速いものですね。
さて、翌日の6月18日日曜日は気合いを入れて車を汚しに行きました。
今回の早朝ドライブは「冠山林道」です。
地図:福井県岐阜県間の峠。林道王国。
地図で南の徳山ダムから伸びている国道417号は岐阜県大垣市と福井県南越前町を結ぶ国道です。
しかし、この国道は岐阜県揖斐川町徳山ダム~福井県池田町まで分断国道となっています。とはいえ、分断部分を結ぶ道路は存在し、それが赤色で示している「冠山林道」となります。分断区間である林道は国道指定ではない林道。要するに道路状況はお察しです。
その分断を解消するために現在、冠山トンネルを掘削中でして、数年後には開通する予定です。
(完成すれば岐阜県から福井県の蕎麦が食べに行きやすくなります。正直、恩恵はそれくらいかと)
他に岐阜から福井に行くルートはないのかというと、ちょっと東にある国道157号も同じく福井県につながる道路として存在しています。が、こちらは日本三大酷道と言われるほどに険しい道であり、2004年から2012年までの8年間通行止めになっていたほどの道路です。
所謂「落ちたら死ぬ」の温見峠のことで、酷道マニアは涎を垂らして走るような道路なわけです。ドライブ好きなら一度は聞いたことがある方が多いと思います。
つまり、岐阜県(岐阜市としましょう)から福井県に行くための一般的なルートは
国道21号経由で一度滋賀に出てから福井に北上するルートと、郡上市を北上し九頭竜湖を望む国道158号ルートしかありません。
それぞれ越美山地を迂回するルートとなってしまいます。
せっかく直進に近い道路が二つもあるのに、使えない。それじゃあダメだよね。もったいないよね。ということで、先ほどお話をした冠山トンネルにつながるわけです。
冠山林道の路面状況が悪いのは分かっていましたが、トンネル完成によって林道の廃道が現実味を帯びてきていることもありますし、せっかく帰省したのだから走りに行こうと思い立ったわけです。
長くなりましたが、今回はそう言うお話です。
ただ、今回は朝ご飯には間に合うように帰りたかったため、福井県側には抜けず、冠山峠の県境で折り返しています。
冠山林道のスタートは徳山ダムの最北端からスタートになります。
走り始めは午前6時10分です。
写真:徳山ダム最北地点駐車場とR417の終点。数年前までは、綺麗な駐車場だったがトンネル建設工事が始まって、ご覧の通り真っ白。
しばらく路面はガタガタで、道路も狭い状況が続きます。
先ほどの地図に載せています塚林道との分岐点を境に、道路は多少良くなります。
アスファルトの穴が埋められている程度には、手が入れられているようです。
写真:冠山林道。塚林道との分岐を過ぎると道路は良くなってくる。
写真:さらに登った場所。景色が良いが、晴天なら尚良かった。
写真:冠山林道。山沿いに沿って道路は続いていきます。スケールがデカい。
写真:南側を見た写真。山。
写真:南側を見た写真。山沿いの道路が分かる。ちなみにガードレールなんてものはない。断崖崖っぷちを走るスケールのデカさ。
と、そうこうしている間に冠山峠に到着です。
朝6時40分頃だというのに車が一台いました。
私が写真を撮っている間にさらに2台、3台と来ましたので、道路の割にずいぶんと賑やかな林道です。
写真:冠山峠頂上。登山口になっており、冠山にここから登ることが出来ます。
写真:冠山峠に関わる市町村の石碑。
写真:冠山石碑。少し登ったところにありました。眺めはあんまり良くないです。
写真:福井県側のゲート。ゲートは開いていましたので、福井には抜けられますが、朝ご飯まで時間がないので戻ります。
写真:冠山山頂。少し降りたところから冠山の山頂が見えます。雲に隠れているのが残念です。
気温は12,3度。標高1000メートル越え。なにもないので長居しません。
福井県側にはまた今度、時間がまとまってできた時に行くようにしましょう。
写真:冠山林道入り口。無事、冠山峠から下りてくることが出来ました。
この後、ご飯を食べてお昼までゆっくりしていたのですが、午後3時頃に思い立って再び車を汚しに行きました。
最初は、谷汲横蔵寺の奥にある神原小津林道です。
岐阜県道268号の分断地点を結ぶ林道ですが、下記の写真の通り鬼勾配でこの先の路面も不明だったので、ビビって引き返しました(笑)
ジムニーだったら行けそうなんですが……。
綺麗な「小津」と描かれた標識があるだけに、ちょっと予習してがんばってみるのもありかもしれません。でも、車が底すりそうで勇気がいります。
写真:神原小津林道入り口。鬼勾配と路面状況からビビって引き返しました。
このまま終わるわけにはいかないと、国道303号線へ移動して、旧303号を坂内から西に向かってトレースしていきました。
写真:旧R303。廃道は近い。
写真:旧R303。ロックシェード。
路面状況から交通がないわけではないようです。
しかし、落石が酷く、何度か車から降りて掃除をしたりしました。
使われなくなった道路の運命とはこういうものなのでしょうね。
しばらく西に向かって走っていましたが、夕食の時間に遅れそうなのでUターン。
ちょうど、鳥越峠の入り口付近での終了でした。
写真:林道や旧道を走った後のマーチ。すんげぇ汚い。
帰宅して車を見てみると、酷い有様だったので月曜日は洗車をしてから姫路に戻ることにしました。
朝5時45分から7時50分までおおよそ2時間かけての洗車です。
ピッカピカになりました。
写真:洗車後のマーチ。青空と相まって見とれてしまう。
昼過ぎに岐阜を出発し、夕方無事に姫路に戻りました。
残念なことに洗車した車は、高速道路を走っているうちに汚くなりました。