
毎度おなじみ鉄道駅巡りブログです。
今回はJR和歌山線の
布施屋(ほしや)駅で、下記リンク記事の番外編になります。
「
2018年3月13日 青春18きっぷの旅1日目 JR和歌山・桜井線 105系電車に乗るっ 」
↑和歌山10:20発の粉河行きの電車に乗って、布施屋駅にやってきました。
次の電車は30分後の奈良行きなので、それまでここ布施屋駅にて怪しく(笑)時間を潰そうと思います(^^)
↑ここ布施屋駅には私好みの古い木造駅舎が残されています。なので、以前から訪れてみたい駅の一つでありました。
↑が、グーグル・マップでの机上偵察では駅周辺の道は狭く車を停めるのがチト難しそうな感じ。なので今回は乗り鉄ついでの訪問となりました。
↑電車が去った後の2番ホーム。やたら長いホームで、駅そのものもかなり広大な構内を有しています。
この和歌山線、今は閑散ローカル線に転落してしまったものの、かつては急行・準急列車や長大編成の貨物列車、果ては東京駅直通の寝台車まで走ったという栄光の歴史を持つ路線です。
この長いホームに広大な構内は、昔日の栄華の名残でもあります。
↑2番ホームの南側には思いっきり線路を剥がしたと思しきスペースが。
そのさらに南側に下り電車が発着する1番線があります。
↑和歌山寄りから見た2番ホーム待合所と駅舎。
こうして見ると棒線駅が2つ並んでいるように見えます。
↑1番ホームの側壁にある「停車場中心」のプレート。
和歌山線の起点は関西本線の王寺駅(奈良県)で、ここは王寺駅から79kmと900mのところにあります。
↑2番ホーム王寺寄りから見た駅舎。
↑駅の王寺寄りには屋根のない跨線橋があり、駅舎のある1番ホームと2番ホームを連絡しています。
↑跨線橋の上から見た駅構内、和歌山方面です。
↑こちらは王寺方面。
上からみると広大な構内に、ゆったりとした配線を有する駅である事がよく判ります。
↑そしてこちらは跨線橋の上から見た駅舎。
↑跨線橋を渡って1番ホームへ。
↑1番ホームから見た2番ホーム。煉瓦積みの古風なホームです。
ちなみにここ布施屋駅は1899(明治32)年の開業です。
↑ここも例によって汽車用の低いホームを電化時に嵩上げした為、駅舎とホームとの間に傾斜の急なスロープがあります。
↑改札口。無人駅なので集札箱がある以外、何もありません。
私が訪れた時点ではIC非対応でした。
↑この駅では地元の学生さんの描いた絵が至る所に飾られています。この作品にはクリーム色にオレンジの帯を纏った旧塗装の105系電車の姿が。
↑ごく普通の駅舎待合室。古い駅舎ですが、リフォームされています。
↑食券の販売機のような自動券売機が設置されています。
↑駅舎内にも学生さんの絵画が。
何だかほのぼのとしていて心が和みますです。
↑布施屋駅の駅舎。リフォームされてはいますが、前述の通りの古い木造駅舎です。
↑ちょっぴり「廃」な雰囲気を演出する駅舎脇の電柱の遺構と錆びたドラム缶。鉄道模型のジオラマを作るならこういう小物も置いてみたい所です。
↑和歌山寄りから見た駅舎。出入り口とその周辺はプチリフォームされていますが、こちら側は窓が塞がれている事を除き、ほぼ原型の姿となっています。
↑次に駅前へ。
駅前の道は狭く、駅舎の斜め向かいには歴史を感じさせる古商店があります。
↑店のシャッター前には野菜の無人販売が。長閑な風景です。
↑前回記事に登場した105系3ドア車の回送電車。和歌山方面から進入してきて、2番線に停車しました。
1番ホームにはチラホラと人が集まり始め、下り電車の到着が近いようです。
↑しばらくすると王寺方面より下り電車が到着。こちらは103系からの改造車です。
↑布施屋駅にて並んだ105系電車。
↑王寺方面へ向けて走り去っていく回送電車。この後、橋本駅と河内堅上駅でこの電車に遭遇する事になります。
上下の電車が出ていった後の駅は再び静寂に包まれました。
↑例によって動画を撮ってみました。
この辺りも典型的なクルマ社会でこの線も他のローカル線と同じく、クルマ社会に参加出来ない学生さんや高齢者の方々がメインユーザーです。
そうした人々の為にもこれからも「地域の足」であり続けて欲しい路線であります。
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Posted at
2018/07/12 10:44:20