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2018年06月20日 イイね!

2018年3月13日 青春18きっぷの旅1日目 JR和歌山・桜井線 105系電車に乗るっ

2018年3月13日 青春18きっぷの旅1日目 JR和歌山・桜井線 105系電車に乗るっこれまでみんカラでは私の愛車、パイザーでのドライブ記録をメインに投稿してきましたが、今回は乗り鉄ネタです。

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↑さて3月のある日、こういう切符を買ってしまったのが事の発端。「鉄」好きの方なら説明するまでもないでしょうが、JRの普通・快速列車が5日間乗り放題の切符「青春18きっぷ」です。

青春というには程遠い年齢ではありますが(核爆)、今回はこの切符を駆使して乗り鉄を楽しんでみようと思います。

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↑まずその第一日目、近場から攻めてみる事に。遂に2019年度限りでの引退が発表された和歌山・桜井線の105系電車に乗ってみる事にしました(画像は2015年3月22日和歌山線大和二見駅にて撮影)。

この105系電車は1984(昭和59)年の奈良・和歌山線の電化用として国鉄の103系1000番台電車をローカル線仕様に改造したものです。奈良線からは早々と撤退しましたが、和歌山・桜井線の主力車両として30年以上も運用され続けてきました。

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↑改造元の103系1000番台車(画像はウィキペディア・コモンズより引用)は常磐緩行線~営団地下鉄千代田線にて活躍した車両で、首都圏で過ごした時間より105系として過ごした時間のほうが遥かに長くなっています。

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↑今回は和歌山駅からスタート。和歌山線ホームにはお目当ての105系電車が停車中です。

ドアの脇には戸袋窓が残されており、いかにも「国電」という感じのサイドビューです。

この個体は103系時代は中間車だった車両で、105系への改造時に運転室を新設して先頭車となりました。パンダ顔のフロントが特徴です。

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↑和歌山線ホームへ。この電車は途中の粉河駅止まりです。日中の和歌山~粉河間は30分間隔で奈良行きと粉河行きが交互に運行されています。

とりあえずコレに乗ってみる事にします。

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↑いわゆる「国鉄書体」の車番プレートが残る車内。

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↑10時20分に和歌山駅を出発。2両編成の電車の最後部に陣取って、前面展望ならぬ後方展望を撮ってみました。

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↑和歌山駅~田井ノ瀬駅間には車両基地があり、阪和線から撤退したばかりの103系電車が留置されていました。

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↑この辺りではほぼ平坦な道のり。真っ直ぐに延びた線路をモーターを唸らせつつ結構なスピードで駆け抜けていきます。

内蔵をシェイクされそうな揺れ具合ですが、その揺れがまた心地よき哉・・・。

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↑途中の駅にて下車してみました。

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↑降りた駅は「布施屋(ほしや)」。なかなかの難読駅名です。

ここ布施屋駅では趣味の駅巡りの一環として下車、色々と写真を撮ってみました。詳しくは後日別記事にて投稿したいと思います。



↑ここまでの動画です。

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↑布施屋駅で怪しく写真を撮っていたら、和歌山方面から回送の電車がやってきました。

ここ和歌山線ではレアな105系の3ドア車です。105系には103系から改造された車両と1980年代に福塩線・宇部線・小野田線用として新製された車両が存在し、この車両は後者に属します。

程なく奈良方面へ向けて走り去っていきました。

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↑布施屋駅に降り立って30分後の11時03分、奈良行きの電車がやってきました。

あとはコレに乗って奈良まで行く事にします。

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↑岩出駅の手前で、悠久の大河紀の川を渡ります。

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↑この辺り、愛車パイザーでよくドライブした所ですが、電車の車窓から見る風景はまた違って見えます。



↑で、また動画です。こちらは車窓の風景がメインです。

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↑途中から学生がドカドカと乗り込んできて、結構いい乗車率になった所で橋本駅到着。ここは南海高野線との接続駅でほとんどの乗客が入れ替わりました。

隣のホームには先程布施屋駅で遭遇した105系3ドア車の姿が。

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↑105系3ドア車(新製車)2両編成の回送電車。一体何処へ行くのでしょうか。

この後、この回送電車に行く先々で遭遇する事になります・・・。

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↑橋本駅停車中の奈良行き電車の車内。

これから県境を越える事もあってか、お客さんは少な目です。

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↑橋本駅ではそこそこ停車時間があったので、乗ってきた電車をパチリと。

奈良寄りの車両は103系1000番台車そのままのお顔ですが、こちら和歌山寄りの車両はパンダ顔です。

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↑和歌山・桜井線の105系電車はワンマン仕様になっていて、運賃表・運賃箱が設置されています。

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↑105系回送電車と南海電車に見送られて橋本駅を出発。

ここからはまたしても後方展望を撮りながらの旅となります。

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↑和歌山県側最後の駅、隅田(すだ)駅にて下り電車と行き違い。

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↑ここ隅田駅もパイザーで訪れた事のある思い出の駅で、「毎日が文化祭」な駅舎も健在でした(2015年6月撮影)。

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↑奈良県に入って最初の駅である大和二見駅。ここから1982(昭和57)年まで川端貨物支線が分岐していました。画像左側のホーム脇のスペースがその廃線跡です。

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↑この辺りも愛車パイザーで徘徊した思い出の地でもあります(2015年1月撮影)。

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↑程なく五条駅(奈良県五條市)到着。



↑ここまでの動画です(橋本~五条間後方展望)。

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↑五条駅停車中の奈良寄り先頭車「クハ105-4」。103系1000番台車の制御車であるクハ103-1000番台からの改造車で外見上は改造前とあまり変わっていません。

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↑五条駅を出ると、峠越えの区間に入っていきます。

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↑その途中にある北宇智(きたうち)駅。急勾配区間の途中にある為、2007(平成19)年までスイッチバック式の駅でした。スイッチバックを解消してから結構な時間が経っていますが、スイッチバックの遺構は健在でした。

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↑ここ北宇智駅もパイザーで訪れた所の一つ。閉鎖された旧駅舎前にてこういう写真も撮っていたりします(2015年3月撮影)。

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↑北宇智駅を後にしてさらに上り勾配をグイグイと上っていきます。

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↑近鉄吉野線との接続駅である吉野口駅に到着。ここでも僅かながら停車時間があったので乗ってきた電車を撮ってみました。



↑ここまでの動画(五条~吉野口間後方展望)です。

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↑高田駅に到着。ここで向きを変えて桜井線に入ります。

上の画像はここまで先頭車だったクハ105-4の運転席で、ここからは最後尾になります。

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↑クハ105-4@昼下がりの桜井線。春の穏やかな陽光が閑散とした車内に降り注ぎ、まったりとした空間でした。

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↑11時03分に布施屋駅を出発してからほぼ3時間後の13時58分、やっと終着駅の奈良駅に到着。一度やってみたかった和歌山・桜井線の乗り通しですが、何とか完乗できました。

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↑おまけ。この後関西本線(大和路線)の河内堅上駅にて、布施屋・橋本駅で遭遇した例の回送電車にまた遭遇しました。さてこの回送電車は一体何処へ向かっていったのでしょうか。

・・・と、青春18きっぷの旅一日目は無事終了、二日目へと続きます。
Posted at 2018/06/20 23:10:08 | トラックバック(0) | 鉄道路線・駅巡り | 趣味
2018年06月11日 イイね!

2017年10月10日 鳥取県岩美郡岩美町 網代隧道

2017年10月10日 鳥取県岩美郡岩美町 網代隧道皆様、ご無沙汰しております。

今年春以降、公私共に色々とありまして、みんカラへの投稿が困難な状態でした。が、ようやく落ち着いてきましたので、投稿を再開することにします。
何はともあれ、今後共よろしくお願いいたしますm(_ _)m


…はさておいて、今回は昨年10月10日に訪問した鳥取県の古隧道、「網代(あじろ)隧道」です。

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↑まずはその位置を。鳥取県東北部の岩美郡岩美町にある隧道です。

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↑さらに拡大。海岸のすぐ近くそして漁村の真っ只中にあるという立地です。

これまで当ブログで扱ってきた物件は人里離れた山奥にあるモノがほとんどで、海のそばというのは多分初めてではないかと思われます。

余談ですが、ここ岩美町はTVアニメ『Free!』の作中に登場する「岩鳶町」のモデルでもあり、この「網代隧道」もその「聖地」の一つだったりします。
なので所謂「聖地巡礼」の一環として訪れる人も多いとか。

さらに余談ですが、静岡県熱海市にも同名の隧道が存在します。

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↑兵庫県新温泉町方面より鳥取県へ・・・。

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↑途中道に迷いつつも(苦笑)、岩美町網代に近づいてきました。

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↑目指す「網代隧道」は右の細い道へ。

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↑そして住宅密集地の中の狭い道を進んでいきます。

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↑さらに右へ。なお、隧道を含むこの道は北行の一方通行となっており、車では北側からの通行は不可です。

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↑いよいよ「網代隧道」に到達。パイザーで颯爽と(?)駆け抜けてみました。



↑例によって動画です。



↑パイザーでの通り抜けの後、改めて徒歩で「網代隧道」へ。上の画像は北側から見た隧道方面で、北行一方通行の為、「車両進入禁止」の標識が建っています。



↑生活臭漂う路地の奥、先程我が愛車で通り抜けた「網代隧道」が佇んでいました。



↑「網代隧道」北側坑門。この「網代隧道」は1912(大正元)年竣工、延長49.3m・幅員3.0mというスペックの隧道です。

坑門は石積み+煉瓦という、建設年代からするとオーソドックスな構成となっています。



↑隧道のすぐ近くまで民家が迫り、生活臭満点の空間。

隧道の手前の民家にはタバコ屋さんの遺構(?)が。ドライブスルーでタバコが買えそう・・・。



↑坑門手前には水道と古風なタイル張りの流し台が。蛇口にぶら下がったタワシが生活感を演出しております。

赤煉瓦と青いタイルのコラボが良い感じです。



↑例によって見上げて一枚。扁額はありません。



↑北側より入洞。坑門付近は煉瓦巻きですが、その他はコンクリート巻きになっています。コンクリートが新しい感じがするので、かつては素掘りだった可能性が高いです。



↑隧道内部から見た北側の街並み。



↑前述の通り、コンクリート巻きの区画は近代的で新しい感じです。なので古隧道特有の「如何にも」な雰囲気は微塵も感じられず、安心して歩けます。



↑隧道内に置いてあった竹竿。



↑短い隧道なのですぐに南側に出てきました。

坑口の先は北側と同じく住宅密集地の風景です。



↑「網代隧道」南側坑門。北側と同一仕様です。



↑日当たりが良いせいか、北側に比べると坑門周りの植物の生育が良好です。



↑南側にも扁額は確認できませんでした。



↑南側坑口付近から見た隧道内部。




↑ここ南側坑門前では石仏と石碑がガッチリと両サイドを固めるかの如く鎮座しています。

お供えの新鮮な花が、今もこの道が地域にとって重要な道であるかを如実に物語っています。



↑隧道を抜けてさらに南側へと歩いてみます。



↑クルッと振り返って隧道方面を。

人里離れた山奥の隧道とはまた違った趣きがあります。

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↑さて、ここで例によって旧陸軍の5万分の1地形図を(明治30~31年測図/昭和7年修正)

この地図にもしっかりとこの「網代隧道」が載っています。が、隧道のすぐ脇にまで海が迫り、今とは全く異なる風景であった事に驚かされます。

そしてこの隧道が穿たれた理由もこの地図から読み取れます。



↑上の画像の左半分がかつては海そして港でした。

この「網代隧道」こそが南北を連絡するメインの道でしたが、後年埋め立てが進んで海岸線は後退、さらに立派な道が海側に出来て旧道となり、今はひっそりと地域の生活道路として余生を過ごしています。



↑徒歩で撮った動画です。お時間のある方はどうぞ。



↑一仕事(?)終えて網代漁港へ、古隧道見学の後に見る海はとても眩しいです。



↑最後はみんカラらしく我が愛車の画像を。

この後、鳥取→若桜→戸倉峠→中国道というルートで帰路に。

この日は兵庫県但馬地方~鳥取県東部で以前から行ってみたかったスポットを一通り巡る事が出来て我ながら充実したドライブでした。
Posted at 2018/06/11 23:32:02 | トラックバック(0) | 現役隧道・トンネル | 旅行/地域

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