
前回記事からまたしてもかなり間が空いてしまいましたが(汗)、とりあえず久々の投稿です。
前回記事「
2018年9月19日 養老鉄道に乗るっ その2 西大垣駅→揖斐駅」までは養老鉄道の乗り鉄記でしたが、今回は少し寄り道してみます。
↑揖斐駅から養老鉄道で大垣駅へ向かい、やってきたのは
樽見鉄道の大垣駅。元国鉄樽見線だった路線で、JR大垣駅の構内に乗り場があります。
ここから画像の気動車「モレラ号」に乗って
谷汲口駅(岐阜県揖斐郡揖斐川町)まで行ってみようと思います。
↑立ち客もチラホラ出た状態で大垣駅を発車、隣の東大垣駅付近まではJR東海道本線にピッタリ張り付いて走ります。
↑揖斐川の鉄橋を渡り・・・・
↑しばらくは住宅地と農地の混在地域を進んでいきます。
↑本巣駅(岐阜県本巣市)に到着、ここで対向の気動車(右)と行き違いの為しばらく停車。
ここまで乗ってきた「モレラ号」も良いですが、個人的には右の気動車のカラーリングが好みです。
↑本巣駅を出発、ローカル線の駅とは思えないかなり広大な構内です。
この広大な構内を活用して車両基地が設けられ、樽見鉄道の運行上の要衝となっています。
↑織部駅を過ぎるといよいよ山岳路線の様相を呈してきました。
↑木知原(こちぼら)駅の手前辺りにて。目の覚めるような美しい風景です。
↑やっと目的地、谷汲口駅に到着。ここまで乗ってきた「モレラ号」を見送ります。
↑ここまでのまとめ動画です。
↑そしてこちらは本巣駅から木知原駅までの後方展望動画です。どちらもお時間のある方はどうぞ(^_^)
↑さて、ここ谷汲口駅は3年前の2015年9月に愛車パイザーに乗って訪れた事のあるスポットです。今回の旅はかつてドライブで訪れた所を鉄道利用で訪れてみようという企画だったりします。
↑駅ホームから見た樽見方面。
写っている木々は全て桜!! 開花シーズンは桜花で彩られる駅です。
↑こちらは大垣方面。
緩やかにカーブした棒線駅です。
↑桜の木の根元には真紅の彼岸花が。
緑に包まれた世界の中で良いアクセントになっていました。
↑谷汲口駅の駅舎。古い木造駅舎ではないですが、小ぢんまりとした好感の持てる建物です。
↑駅前広場。路線バスの発着があり、かなり広いです。
↑かつて駅前商店だったと思しき民家。
↑駅付近から見た風景。思えば遠くへ来たものです。
↑ここ谷汲口駅にやってきた目的の一つがこれ。
旧国鉄の旧型客車が駅の脇に保存されています。保存というよりは実質放置に近い状況ですが…。
↑こんな感じで、桜の木々に囲まれた格好です。
↑この客車の名は「
オハフ502」。元国鉄のオハフ33形客車で、樽見鉄道発足時に国鉄から譲渡された車両です。
1947(昭和22)年製造で、1984(昭和59)年に樽見鉄道に入線。主に朝夕のラッシュ時や桜開花シーズンの臨時列車等にて運用されました。
1990(平成2)年の廃車後はここ谷汲口駅にて静態保存されましたが、近年はほとんど手入れされていないらしく、状態はご覧の通り良いとは言えません。
3年前もこの客車目当てでここに来ましたが、その時よりもさらに劣化が進んだ感じです。
↑木漏れ日に照らされて、ひっそりと佇む「オハフ502」。
ここまで来ると「廃」なるモノの「美」を感じます。
↑駅の西側から撮ってみました。
↑ここでも彼岸花が良いアクセントに。
この風景、ジオラマで再現してみるのも面白そうですね。
↑長閑な風景の中、桜の木々に囲まれてひっそりと佇む「オハフ502」。
客車そのものの状態は芳しくありませんが、周囲ではゆったりとした時が流れていました。
↑駅の北側、樽見寄りにある踏切にて。
錆だらけの「踏切注意」の看板、そして奥には欠損した第4種踏切の標識が建っていました。
↑「第4種踏切」とは警報機・遮断器共にない踏切で、今ではかなりレアな存在になりました。
この踏切には警報機がありますが、かつては第4種踏切だったのでしょうか。
↑踏切近くの道路標識。錆びた支柱に色あせた標識がいい感じです。
そういえば汽車マークの「踏切あり」標識も最近ではあまり見かけなくなりました。
↑踏切から見た谷汲口駅。
↑こちらは樽見方面。森の中にカーブして吸い込まれていく感じの線路がイイ感じです。
↑駅の東側(裏側)からパチリっと。思いっきり逆光ですが…。
↑ここにも彼岸花が。
ホーム越しに見える客車と絡めて撮ってみました。
↑帰り際にホームから撮ってみました。
帰りの列車が来るまで一時間近く時間がありましたが、駅や客車の写真や動画を撮っていたら、あっという間に過ぎ去ってしまいました。
↑動画です。これもお時間のある方はどうぞ(^_^)
↑ここ谷汲口駅で過ごした一時間、私にとっては「至福のひととき」でありました(^^)
また訪れてみたいスポットであり、次は車で訪れてみたいと思います。
↑帰りの列車(…と言っても1両だけですが…)も、往路で乗った「モレラ号」でした。
終点の樽見駅で折り返してきたようです。
これに乗って大垣駅に戻ります(^^)
↑谷汲口駅からお隣の木知原駅までの後方展望動画です。お時間のある方はどうぞ(^_^)
↑大垣駅に戻り、ここから養老鉄道の旅を再開します。次回はいつになるかは未定ですが、近日中に投稿の予定です。