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2020年11月18日 イイね!

2020年11月6日 大阪府和泉市 府道61号線 未舗装区間

2020年11月6日 大阪府和泉市 府道61号線 未舗装区間前回記事「2016年9月29日 大阪府和泉市・河内長野市 府道61号線 塩降隧道」の続きになります。

塩降隧道訪問から4年後の2020年11月、同隧道近くの大阪府和泉市内に存在する大阪府道61号堺かつらぎ線の未舗装区間を走ってみました。

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(出典:グーグルマップ)
↑問題の区間は塩降隧道の北西、和泉市善正町から槇尾山町にかけて存在します。途中にある布引不動尊の付近は舗装されていますが、その舗装区間を挟むように短い未舗装区間(北側300m 南側250m)が今も残されています。

4年前の塩降隧道訪問の際に同区間の走行を試みたのですが、工事通行止めの為通れませんでした。

今回は和泉市の槇尾山町から善正町へ向けて当該区間を北上してみました。



余談ですがこの府道61号堺かつらぎ線は大阪府堺市から和歌山県伊都郡かつらぎ町に至る道路です。立派な4車線の区間もあれば本記事の未舗装区間もあり、そして大阪・和歌山府県境には「蔵王峠」という名の狭路が延々と続く離合箇所ほとんど無しのスーパー腐険道区間もあります。

さすがにパイザーで蔵王峠に突っ込む気にはなれなかったです(^_^;)



↑4年ぶりの塩降隧道。4年前に比べるとかなり古隧道っぽくなった感じです。相変わらず落書きは多いですが…。



↑塩降隧道をバックに。



↑峠を下っていくとダートの道が分岐する三叉路に到達します。



↑府道から分岐する未舗装路。地図によると、この道を進むと槇尾山施福寺に行けそうな感じですが…。



↑道の脇にはこんな看板が。

この道はもともと施福寺への裏参道でもあり行けない事もないのですが、途中から徒歩で登山しなければならない為、マイカー利用の場合は西の府道228号線経由でのアクセスを推奨しています。

この裏ルートにナビに誘導されて迷い込む人も結構多いようです。



↑そしてこんな物々しい看板が。

通行の少ない道の為、不法投棄が後を絶たない模様。



↑道の脇には東槙尾川の清流が。

マイナスイオンたっぷりの癒しの空間のようでいて、なんとなく物々しい雰囲気の空間でもありました。

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↑三叉路からは狭い舗装路がしばらく続きます。

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↑道幅がかなり広くなった所に到達しました。



↑どことなく荒涼とした雰囲気の空間ですが、それでも秋の深まりを感じる事が出来ました。



↑その先の道は狭くなり、さらに鬱蒼とした空間が…。



↑ここからいよいよ南側の未舗装区間。



「幅員狭し、危険・徐行」と大書された看板。

この看板が設置されているのはこの南側の区間だけです。

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↑看板の通り、道幅は車一台がやっと通れる位。路面状態も悪く、穴や水溜りがアチコチにあります。

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これでも二桁ナンバーの府道で、「腐」度は結構高め。顎と腹を擦らぬよう、慎重に進みます。



↑路面が抉れているところも。進入禁止のロードコーンが設置されています。

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↑実は数日前にも下見の為にこの道を通ったのですが、その時にはロードコーンは設置されていませんでした。曲がりなりにも「府道」なので、そのあたりはキッチリと管理されているようです。



↑府道とは思えぬガタガタの砂利道は一旦終了、舗装区間へ。

なぜか石ころが結構転がっています。



↑狭い道の両サイドを不法投棄防止用と思しきフェンスがガッチリとガードしている為、圧迫感を感じる道です。



↑フェンスの切れ目から撮った東槙尾川の清流。

このような美しい風景をフェンスで遮らなければならないのは実に残念な事です…。



↑短い舗装区間の途中にある布引不動尊。

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(出典:グーグルマップ)
この道のユーザーはこの布引不動尊への参拝客と、沿道に点在する採石場・資材置き場に出入りする業者さんの車がほとんどです。あとは一部の物好き(私を含む)と前述の施福寺を目指して迷い込んだ車くらいで、通行の少ない寂しい道であります。



↑布引不動尊を過ぎると再び未舗装区間に。

この北側の区間は未舗装ながらも道幅は広く、路面の状態も良好で走りやすいです。

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↑某建設会社の資材置き場の脇を過ぎると再び鬱蒼とした森の中へ。



↑森の中にて撮影。私好みの鬱蒼とした空間です。




↑森の中の区間は長さ100m位と短いですが、なかなか良い雰囲気です。



↑この一連の区間の各所でよく見かけた看板。

市街地近くの二桁ナンバーの府道ながら、未舗装・未整備のまま残されている理由はこの看板に書かれている事から推察できそうです。



↑森を抜けるとそこから先は幅の広い舗装道路。



↑ここまで通ってきた道を振り返って。



距離は短いですが、「府道」ながらも林道気分が味わえる面白い道でした。
Posted at 2020/11/18 00:03:40 | トラックバック(0) | ドライブ | 旅行/地域
2020年11月14日 イイね!

2016年9月29日 大阪府和泉市・河内長野市 府道61号線 塩降隧道

2016年9月29日 大阪府和泉市・河内長野市 府道61号線 塩降隧道
本記事は前アカウント時代に投稿したものですが、過去記事アーカイブスという事にて再投稿してみます。

今から4年前の2016年9月、大阪府道61号堺かつらぎ線にある古隧道「塩降隧道」を訪問してみました。以下、その訪問記です。

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(引用元:グーグルマップ)
↑大阪府和泉・河内長野市境にある延長158mの隧道です。近隣には滝畑ダムがあります。

なお、この塩降隧道を含む滝畑周辺の隧道・トンネルは例によって心霊スポットとしての風評が存在し、塩降隧道は「滝畑第三トンネル」と呼ばれる事もあります。

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↑未舗装区間が今も残るという和泉市側から府道61号線に入りましたが、工事の為終日通行止め…。やむを得ず引き返して河内長野市滝畑へ向かいました。

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↑峠の反対側にあたる河内長野市の滝畑にやってきました。雨上がりで山々にはガスがかかっています。画像の三叉路を右折して府道61号線へ。

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↑滝畑から数分で目指す塩降隧道に到達、まずは一旦通過してみます。



↑隧道を抜けた先で転回して再び塩降隧道に戻ってきました。



↑雨上がりのしっとりとした峠道にて我がパイザー。



↑ここは大阪府和泉市槇尾山町、カントリーサインが木の枝で隠れつつありました。



↑塩降隧道和泉市側坑門。カントリーサインと向かいあわせに建っている府道標識も木の枝に隠れています。



↑1932(昭和7)年竣工の塩降隧道。かつては素掘り・未舗装の不気味な古隧道だったそうですが、2002(平成14)年に補強・リニューアル工事が行われ、現在の姿になりました。

ちなみにその工事を担当した業者さんは過去記事の「中津原隧道」(大阪府南河内郡千早赤阪村)の補強・リニューアル工事も手掛けており、その為に酷似した風貌となっています。



↑坑門の表面からかなり奥まった所に扁額が。

リニューアルに際し、元の坑門の上に被せて新しい坑門を作った為、どうやら扁額の辺りだけ元の坑門が露出しているようです。

この時点でリニューアルから14年を経過しており、坑門の表面は苔生しています。



↑坑口脇には「トンネル点検銘板」が。通行の少ない隧道ですが、人の手が入ってしっかりと管理・維持されている証です。



↑洞内から見た和泉市側の風景。両サイドの路肩から緑に侵食され、通行の少ない道である事を物語っています。



↑この塩降隧道、和泉市側から入るといきなり急カーブになっています。しかもミラーもありません。なので、車両での進入には注意が必要です。



↑洞内から見た和泉市側坑口付近の急カーブ。



↑急カーブを過ぎると長い直線区間が続いていて、洞内はナトリウム灯のオレンジ色の光で煌々と照らされていました。



↑続いて河内長野市側の坑門前へ移動。和泉市側に比べると鬱蒼度150%な空間です。



↑ストレートな坂を登りきった先に隧道がある和泉市側とは対照的に、こちらはカーブした坂の先に隧道があります。



↑反対側と同一仕様の坑門です。



↑石積み風の近代的な坑門ですが、こちら側も経年による変化で、周囲の風景に馴染んできています。



↑河内長野市側から見た洞内。前述の通り、心霊スポットとしての噂がある事と大都市圏に近い為、落書きが多数あります(見苦しいのでモザイク処理済)。

定期的に消しているようですが、消しては書かれのイタチごっことなっています。

昼間は静かで平和な所ですが、夜間は訪れてはいけないスポットです。



↑洞内から見た河内長野方面。



↑今の基準でいくと「狭小」の部類に入る塩降隧道ですが、交通量が極端に少ない為、特に改良の必要はないというのが現状です。



↑塩降隧道から河内長野方面への下り坂。坂を下りきった先に滝畑ダムがあります。



最後にここ塩降隧道付近にて撮った画像を。

個人的にとっても気に入っている一枚であります。
Posted at 2020/11/14 22:21:44 | トラックバック(0) | 現役隧道・トンネル | 旅行/地域
2020年11月11日 イイね!

2017年9月19日 京都府舞鶴市 日本板硝子舞鶴工場専用線跡

2017年9月19日 京都府舞鶴市 日本板硝子舞鶴工場専用線跡かなり間が空いてしまいましたが、前回記事「2017年9月19日 京都府舞鶴市 JR小浜線 松尾寺駅」の続きになります。

今回はJR小浜線松尾寺駅からかつて分岐していた貨物専用線の跡を我が愛車で辿ってみました。

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(出典:地理院地図を加工)
まずはその貨物専用線について簡単に解説しておきます。上図のピンク色の線がそのルートです。

元は旧海軍の第三海軍火薬廠と松尾寺駅を結んだ延長6.8kmの軍用側線で、第二次大戦中の1943(昭和18)年12月に開通しました。戦後は火薬廠跡に進出した日本板硝子舞鶴工場の専用線となり、板ガラスをはじめとする製品の出荷で活況を呈しました。

専用線は廃止され、線路跡は道路または自転車歩行者専用道に転用されています。

近畿地方の廃線としては結構メジャーな物件で、松尾寺駅に来たからにはココも是非行っておかねばなるまい…という事にて訪問した次第です。

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↑松尾寺駅の東にあるコンクリート製のアーチ橋を潜り抜け、駅の北側へ。

この手の狭小アーチを潜るとき、なぜかとてもワクワクします(笑)。

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↑松尾寺駅の北側に出ました。画像左手に草に埋もれた貨物側線が見えます。

専用線が現役の頃、この構内はガラス製品を満載した貨車で活況を呈し、ピーク時の1968(昭和43)年には板ガラスだけで20万トンもの取り扱い量があったそうです。

ここ松尾寺駅では1997(平成9)年3月までは貨物列車の設定があり、二年後の1999(平成11)年4月に正式に貨物の取り扱いを廃止しました。



↑JR小浜線と別れ、少し進んだ所にて。

ここは鬱蒼とした空間で、9月中旬の終わりながらも蝉の声が聞こえてきます。



↑パイザーの先にはトンネルがポッカリと口を開けていました。

このトンネルはこの専用線の数少ない遺構の一つ、「吉野トンネル」(延長327.2m)です。



↑吉野トンネル松尾寺側坑門。

歩道の幅がやたら広いのが印象的なトンネルです。車道の幅が狭く離合困難な為、坑口脇には「対向車注意」の電光表示板があります。



↑新し目の扁額が付いています。1996(平成8)年から改装工事に着手、翌1997(平成9)年に竣工しました。



↑吉野トンネル内部。前述の通り、歩道にかなりのスペースが割かれていて、車道は一車線分しかありません。

このトンネル、元は鉄道・道路併用で、現在の歩道部分に線路が敷かれていました。

専用線現役時代の姿は検索をかければ出てきますので、興味ある方はどうぞ。



↑洞内から見た松尾寺駅方面。鬱蒼とした濃緑の世界が広がっていました。

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↑対向車が来ないかヒヤヒヤしつつ、パイザーでトンネルを通過。




↑吉野トンネル西側坑門。

こちらはあまり鬱蒼とした感じがなく、パッと開けた感じです。



↑例によってトンネル内部から撮影。こちらも鮮やかな緑の世界です。

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↑トンネルからしばらく進むと線路跡転用の自転車歩行者専用道(画像右)は車道から離れていきます。

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↑パイザーは府道772号線に入り、しばらく北上。

線路跡(画像左)は舞鶴工業高専の手前辺りで府道と交差します。

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↑ここで松尾寺駅からこの辺りまでの航空写真(1975年撮影:国土地理院)を。
松尾寺駅構内には貨車の姿が見えます。あと、専用線との交差部にて府道のルートが若干変わっているようです。

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↑こちらは高専付近から日本板硝子舞鶴工場までの航空写真(1975年撮影:国土地理院)。

高専の辺りで大きくカーブした専用線は住宅地の脇を通って終点の日本板硝子舞鶴工場に至ります。

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↑住宅地の中に到達しました。画像左が線路跡の遊歩道です。


↑線路跡転用の遊歩道にてこんな橋を発見。橋台は鉄道由来のものでしょうが、アーチ橋は違うっぽい。



↑緑が眩しい並木道。かなりの大木が並び、廃線からかなりの時間が経過した事を物語っています。



↑気持ち良く散歩出来そうな道ですね。



↑さらに進むとこんな橋が。



↑装飾が施されていますが、鉄道由来のプレートガーダー橋のようです。



↑閑静な住宅地の中の遊歩道、道は真っ直ぐ日本板硝子の工場へ向けて延びていました。



↑廃線跡遊歩道をバックにパチリと。爽やかな風が吹く心地よい空間でした。
Posted at 2020/11/11 01:27:53 | トラックバック(0) | 鉄道廃線跡・遺構巡り | 趣味

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