
久しぶりのブログです。
出口の見えないコロナ禍、今年2021年は遠出出来ずに終わりそうです。来年こそはどこかへ行きたいものですが…。
さて我が愛車のパイザー、1997年11月の納車から24年と1ヶ月かかってやっと総走行距離が15万kmに到達しました。
↑雨の中、画像の地点にて15万km達成!!
↑数百メートル先のコンビニ駐車場にて。このお店にて野暮用を済ませて…
↑無事に15万km達成の証を記録する事が出来ました。
さて、15万km到達記念にどこかへ行こうかなと思い立ち、久々に府県境を越えて隣の県へ行ってみる事に。
イイ感じで雨が降っています。「悪天候ドライブ愛好家」の私としてはウズウズする空模様。
↑本降りの雨の中、旧の方の国道170号線を南下して河内長野へやってきました。ここを左折して国道310号線に入ります。
今回は国道310号線経由で奈良県五條市まで行くことにしました。
↑途中に立ち寄った観心寺にて。
↑雨のお寺というのも風情があって良いものです。
↑この
国道310号、大阪府堺市と奈良県五條市を結ぶ道路ですが、河内長野を境に全く性格の異なる道路でもあります。
堺から河内長野までは交通量が多く万年渋滞道路として悪名高い道ですが、河内長野から五條までは交通量が極端に少ない寂しい峠道です。
カーブが多く、奈良県側には狭隘区間も存在する為、山越えをする多くの車はこのR310を避けて長大トンネルが存在するR309やR371へと流れています。
↑大阪府側の最後の集落である石見川。この電話ボックスから先は人家が全く無い峠越えの区間となります。
↑急勾配そして急カーブの連続する道を上っていきます。五條の市街地の入り口までの区間ですれ違った車はこのトラック一台だけでした。
↑府県境にある「金剛トンネル」を通過。
↑トンネルを抜けて奈良県入り。
トンネルを抜けた先には以前はなかった交互信号が。この先で工事による車線規制が行われている為に設置されたものですが、それにしてはかなり立派な信号機です。
誰もいない山の中で、数分ほどボケーっと待たされました。そして向こう側から来る車も後続車もなし。
↑晴れている日ならばここから五條の市街を見渡せるのですが、全ては霧の中…。
まるで水墨画のような情景です。
↑濃霧の中、峠を下っていきます。
↑鬱蒼とした森の中を抜けて…。
↑やっと五條市街の入り口に到達しました。ここから先は二車線区間となります。
道路の左に見えるのはコイン精米所ですが、峠を越えてきてこの精米所が見えるとホッとします。
↑五條市内のとあるスポットにやってきました。
ここは以前よく訪れたトコロでして…。
↑国鉄(現JR)和歌山線大和二見駅から分岐、吉野川の畔にあった
川端貨物駅に至る貨物支線の遺構です。この貨物支線は1982(昭和57)年に廃止されましたが、今も一部の遺構が残されています。
画像は橋台と築堤の遺構で、古代遺跡のような佇まいです。
↑明治時代に築かれた煉瓦橋台。廃止から40年近い年月が経ち、自然に還りつつありました。
↑雨に濡れる廃線遺構というのも趣があって良いものです。
↑煉瓦橋台とパイザー。
煉瓦橋台の背後の空き地は一時期工事の基地としてプレハブや資材が置かれていましたが、今ではすっかり片付けられていました。
ちなみに貨物支線の終点、川端駅跡も近年までレールや標識等の遺構が残されていましたが、吉野川の護岸工事により破壊されて現存しないようです。
↑帰ってきたらフロントグリルに「お土産」がくっついていました。帰りもR310経由でしたが、どうやらそこで拾ったようです。
来年は以前のようにアチコチ行けたらいいなと思う私でした。
Posted at 2021/12/13 22:12:30 |
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