目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
前回の燃料系パーツ交換に続き、「燃料ポンプを交換します」
2
911はリアエンジンなので、燃料タンクはフロントにあります
図の赤い部分に燃料ポンプはついています
3
燃料ポンプは、フロントサスペンションのスタビライザー(トーションバー)と共付けのカバーを外すと現れます
4
矢印のナットとボルトを左右2ヶ所づつ計4つ外すとカバーは外れます
5
カバーを外すと、燃料ポンプが現れます
本体は金属のバンドで固定されています
6
電源の端子も外す必要があります
「+」と「ー」ですが、それぞれボルトの径が違うので間違うことはないと思います
因みにワイヤーは、「+ = 黒色」「- = 茶色」でした
ポルシェ(この時代の欧州車?ドイツ車?)はグランドは大体「茶色」です
日本の感覚だと「黒」と「茶」がセットになっていると「黒」がグランドで「茶」がプラスと思ってしまいますが、だいたい茶色がマイナスになっています
7
タンク側は当然として、アウトプット側(エンジンに繋がる方)も結構な量のガソリンが吹き出します
今回、アキュームレーターを交換しポンプとエンジン間の圧力は抜けているはずですが、それでもそこそこガソリンが出てきました
タンク側はホースクリップで挟みますが、適当な栓を用意しておいて、抜いてすぐに指で押さえて、栓を差し込む方が良いのでは?と思います
この狭いスペースに上手く作用するホースクランプがあれば良いですが
写真は取り付けた後です
タンク側はホースバンドで締め付け、エンジン側はバンジョーボルトを17mmの六角ナットを締め付けます
パーツリストには、バンジョーボルトの上下にパッキンのワッシャーを挟むようになっていたので、内径12mmの銅ワッシャーを用意していましたが、新品のポンプにも付属していないし、元のポンプも使用されていませんでした
一応、銅ワッシャーを挟んでおきます
パッキンにはアルミと銅がありますが、どちらも鉄より柔らかく、締め付けることによって密着されます
なので再使用は不可です
以前、別の場所でバンジョーボルトを締めすぎて捩じ切ってしまったことがあるので、少し遠慮気味にしました
アルミより銅の方が丈夫ですが硬いので、もっと絞める必要があって、ポンプを回したらガソリンが漏れてきました
増し締めし、もれは止まりました
8
全体の写真です、この後ガソリンの漏れのチェックをした後カバーをつけます
エンジンを回し、先に交換した「アキュームレーター」「フィルター」周りもガソリンの漏れがないか厳重にチェックします
怖いので、目視でOKであればティッシュを押し付けて漏れがないかもさらにチェックします
バンジョーボルトの方も大丈夫でした
9
エンジンをかけると基本の空燃比が若干濃い方向になりました
と言っても 0.2~0.3:1くらいです
あまり変わったような気がしません
「アキュームレーター」も「燃料ポンプ」古いけどまだ仕事はしていたようです
時間がなく、暖気してのチェックまでしていないので
また試走してみます
やはり電気系もやらないと、、、、
どちらにしても、80,000km近くなってきたので鬼門の「CDI」も考えておく必要があるので、次は点火系を一新しようと思います
既にクーラーが必要な季節になってきたので、エアコン無しのこの車もシーズンオフなので、半年後の次のシーズンまでに色々とやっていきます
写真は古い「燃料ポンプ」ですが、まだ使えそうなので、ガソリンが抜けきったら「アキュームレーター」と保管しておきます
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