マスターシリンダーとフロントキャリパーを本体へ組み付ける。
取り外して分解清掃しているから油や塵などの堆積物がなく整備中に混入する事へ気を遣う必要が無い。
マスターシリンダーの上蓋を閉めているネジの錆を落とすか悩んだが、気分の問題と時間の都合でやらない事にした。
一人で車のブレーキフルードを交換しようとすると1wayバルブ付きのホースを用意しなければ作業が成立しないが、こういう小型バイクだと必要が無い。何なら挟む力が強めのクリップさえあれば事足りる。
フルードは、リザーバタンクを満たしてキャリパーのエア抜きバルブを開放していれば自重で勝手に溜まって抜けていくので、大きなエアが無くなるまでタンクへ継ぎ足し。
細かいエアになった時点で一旦バルブを閉じてエアが落ち着くのを待ち、ここからブレーキレバーで圧力を掛けると、バルブ開放と共に勢いでエアを抜く段取り。
この時点でマスタシリンダーピストンが正常に作動している事が分かり安心した。
グリップも新品になり、前オーナーの手垢などともお別れである。
この後に試走となるわけだが、走り出し1mでステムがガタガタするので再び整備スペースへ戻る事になった。痛恨の締め込みミス。
他、後で本締めするからと放置の甘締め箇所多数が判明し、不幸中の幸いというか、素人作業の怖いところでもあるので注意したい。
結局またフロント周りを全バラにして組みなおす事となった。タイヤの件といい同じ作業を2度3度やるとバラしも組み付けも早くなるが、失われる時間もしかり。
テスト走行が出来たのは日が暮れてから。
ブレーキは、液漏れしてたわけじゃないんでタッチに変化はナシ。パッドも正常に働いていて問題なく止まれました。
特に問題が起きないなら次にブレーキを整備するのは1年後だな。
Posted at 2023/03/19 13:52:00 | |
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YB125SP | 日記