みん友さんの
Gureさんとの「相互OEMコラボ・ベストテンブログ」も第3段で私が一番大好きな70年代車をやらさせていただきます!
70年代の国産車は前半は60年代のスポーティ・高性能路線をさらに加速させていったのですが、73年のオイルショックや75〜78年にかけての厳しい昭和50、51、53年排気ガス規制によりドライバリティの低下やFF2BOX車の台頭など前半と後半でガラリとクルマ造りが変化致しました。
ですが、私が幼少の頃クルマに興味を持ち始めた年代のクルマで特に自分の身近にあったクルマや憧れたクルマには強い思い入れがありまして一応ランキングしたものの全て僅差であります。
よって現愛車、PB210サニーエクセレント及びB210、HB211、GB211エクセレントは今回ベストテン対象から外す事にします m(_ _)m
現愛車でありますし、自ら手をかけて10年以上所有している訳ですから、もう1位か2位にランキングしてしまうのは間違いないですからねぇ (汗)。B210サニーが抜けた分1台だけではありますが、ベストテン内に加える事が出来ました。
今回もランキングの対象車は70年代にデビューした国産車に限らせていただきます。
70年代だけでなく今も国内外で大人気の日産・フェアレディZ、S30系は残念ながら69年デビューなので除外、「ハイウェイのカモシカ」のキャッチフレーズで人気だったKP30/UP30系パブリカも70年代の路上で大変見掛けたものの69年デビューなので除外させていただきます。
あと過去の便乗(汗)ベストテンで70年代車好きの私らしく多数ランキングしていたので、効率を重視してコピペも加筆しながら活用させていただきました。気合い入れてブログUPするとか言って手抜きしてしまいましたが (^^;
またまた前置きが長くなってしまいましたが(汗)、ベストテンランキングに行ってみましょう!
第10位 スズキ・フロンテ 71/72/ニュー LC10Ⅱ/LC10W (1970〜1973年)
こちらは過去のベストテン内には入れなかったもののスポットライトにて登場しております。以下の文をコピペさせていただきます。
〜スズキ2サイクル3気筒エンジンの咆哮は実に味わい深く、大好きなんですよ。
親父が乗っていたらしい前期型の角目2灯、三角窓付の方が好きでしたが、今は箱スカ顔のこちらの方が気になっております。去年ブログで上げた通り師匠の友達のクルマ屋さんにこれがあるんですよねぇ。私にもっともっと甲斐性があれば救ってやりたいんですが (泣 〜
第9位 トヨタ・カローラ E20系 (1970〜1974年)
20カローラは今で言うプリウス、アクア、プロボックス以上にポピュラーな存在で身近なところでは実家の両隣でそれぞれ中期、後期4ドアセダン、親父のすぐ下の弟である叔父が中期2ドアバンに乗っておりました。
初代最終からキャリーオーバーした3Kエンジン1200ccOHVのみで登場後、約半年後にT型1400ccを追加、72年にはふたクラス上のセリカ1600GTに搭載されていた1600ccDOHCの2T-Gエンジンを搭載し、足廻りを硬め快適装備を簡略化されたスポーツバージョンのTE27型レビンが追加されたのはあまりにも有名な話ですよねぇ。
このクルマが登場した経緯は東大卒のエリートで当時トヨタの新入社員だったエンジニアの久保地理介氏が「カローラに2T-Gを積めば強力なラリーカーが出来る」とアイディアを出し、それを当時の上司で後に副社長を努めた佐々木柴郎氏が認め、誕生したそうです。
久保地氏はラリーが大好きで運転が上手かったとの事ですからこうした発想が出来たのでしょう。
20カローラは70年5月デビューの初期型と71年8月にマイチェンした中期型、72年8月にマイチェンした後期型と3種類ありまして、27レビンは72年3月にデビュー、そして僅か5ヶ月後に後期型にマイチェンされますので、中期顔の27レビン初期型は大変レアです。私はことのほか中期型が好きなのでレビンも初期型が最も好きです。
久保地氏は後にトヨタ車体の代表取締役まで努めましたが今年初めに残念ながらお亡くなりになったそうです。ご冥福をお祈り致します・・・。
第8位 ダットサン・ブルーバードU ハードトップSSS系 K610 (1971〜1976年)
こちらも過去のベストテンランキングからコピペにて失礼 (汗
〜前述の従兄が810ブルの前に乗ってまして、プライベートで国内ラリーに参戦してたそうなんです。白のボディカラーにつや消し黒のボンネットの出で立ちが実にカッコ良かったです。
これの前にも510ブル1600SSSでラリー参戦していたそうなんですが、窓面積の小さいブルUの方が従兄にとっては飛ばしやすく、ラリーで好成績を残したそうです。従兄とブルUは相性がよかったんですね。
歴代ブルーバードの中でこれも人気のない部類ですが、私にとっては未だ1〜2位を争う位好きなブルです。
今乗っているエクセレントを買う時もこのクルマも欲しかったのですが、希少過ぎてどこにもなかったのと部品がなかなか出ないであろうと予測しまして諦めました。〜
第7位 スバル・レオーネ AB系 (1979〜1984年)
こちらも過去のベストテンランキングからコピペにて失礼 (汗
〜私が小学4年〜専門校時代の10年に渡って共に過ごしたクルマでしたから深い愛着があります。
レオーネならではの独特な乗り味、今も忘れられません。
名車スバル1000、ff-1を80年代流にアレンジした少し丸みを帯びてなだらかに下がったトランクリッドなどスタイリングも好きですね。
1982年に追加発売されたハードトップ4WD RXもまた魅力のスポーティカーですね♪
現在の殆どのスポーツタイプは豪華で快適、誰でも速く走れるものばかりで全く興味が持てないんですよ。
私も旧い人間ですので(汗)、このレオーネ4WDRXの装備は必要最低限、でもクロスミッションやLSD、ハードタイプのサスペンション、ツインキャブ搭載のEA81エンジン等、絶対速度は決して速くはないけどその気にさせる汗臭さが堪らなく好きです。
ワインディングを攻めて、山頂で美味い缶コーヒーをカッコつけて飲みたい、そんな事思わせるクルマです。〜
第6位 ダットサン・サニー B310 (1977〜1981年)
歴代サニーの中でダントツで名車だったと言い切れるのは2代目のB110シリーズですが、私はより身近だった4代目B310シリーズの方がより好きなんです。
B110よりも車体寸法が大きくなった分重くなり運動性能は低下したものの直進性が上がり、リヤサスが板バネから4リンクリジットに進化して乗り心地と安定性が向上しました。
未だ伯父が乗っていたのと同じ前期セダン1400GLのマニュアル、シルバーでしかも当時ナンバーだったら激しく乗りたい衝動に駆られます (汗
またも過去ブログから以下の文をコピペさせていただきます。
〜ただ310シリーズは終始地味な印象が拭えず、後年になって素性の良さから恰好のチューニングベースとして人気が出ましたが、当時の販売台数も爆発的なヒットとはなりませんでした。
310サニーは私にとっては専門学校在学中の1991年に同級生に見せて貰ったチューンドカー雑誌「CAR BOY」誌の改造310サニーに魅了されて、地味で大人しい佇まいでもとんでもない潜在能力を持ったクルマなんだと惚れ込んだ上やっとの事で購入。10年もの間楽しませてもらった名車です!〜
〜今週のスポットライト 第11位 日産・セドリック/グロリア 330系 (1975〜1979年)〜
惜しくもあとひと息でベストテン入り出来なかったクルマをご紹介♪
実はこのクルマとフロンテ、どちらを10位にしようか大いに迷いました。
結局は軽が1台も入っていないベストテンは自分らしくないと思いフロンテを第10位ベストテン入りさせたんですが、いにしえの刑事ドラマ「大都会パートIII」「西部警察」の活躍や一部の自動車評論家からは「やりすぎだ」と言われたスタイルも私は重厚で好きでした。
メカニズム的には好評だった先代230からほとんどキャリーオーバーで目新しかったのはEGI(電子燃料噴射装置)の採用くらいでしたが。
それとこのクルマが好きな大事な理由は亡き親友
クロさんが大好きで2台所有してまして、色々な思い出があるからなんですよねぇ。
主にセダンが好きですが、4ドアハードトップも同じ位好きですね。
第5位 三菱・ランサーEX A17系 (1979〜1987年)
こちらも過去のベストテンランキングからコピペにて失礼 (汗
〜このクルマは残念ながらインタークーラーターボ以外はもはや忘れられた感がありますが、私が親父のクルマの代車で運転した1600XL-5は正に自分の手足のように動くクルマで今まで運転してきたクルマの中で最良の1台です。
この年代までの三菱車ってとても質実剛健なイメージがありますね。
Aセッサーノデザインは実にスッキリしていて室内のパッケージングも実に優れていてFRで結構小さいクルマだったのに大人4人なら普通に乗れました。トランクも広大で実に優れた実用車。こんなクルマが新車で出たらすぐにでも買いたいですね。〜
第4位 三菱・ニューギャラン A11系 (1973〜1976年)
この画像を見てギャランとわかる方は一体どのくらいいるのだろうか?
初代シャルマンのようなブルーバードUのようなブラボーコロナのようなとてつもない地味なスタイルがまず魅力 (笑
1300、1500でデビューした先代コルト・ギャランが後期で14L/16L/17Lの1400、1600、1700に排気量アップされたエンジンは更に1600、1850、2000までに排気量アップされました。
先代で絶賛されたシャープなハンドリングは乗り心地重視のセッティングになってやや大味になってしまったのは残念なものの2000GS-ⅡはギャランGTO2000と同エンジンの4G52型でツインキャブレター装着のグロス125ps! CG誌テスト値で0-400m加速が残念ながらGTO-GSRの16.13秒には及ばなかったものの16.76秒をたたき出したのは大人しい外観から想像つかない見事なタイムです! これがふたつ目の魅力♪
あと子供の頃隣組のおじさん(7年程前に亡くなってしまいましたが)が白の後期型セダンに乗っていて親父のクルマと2台で牧場に行った思い出があるんですよねぇ。
それともうひとつ、高校の時母のエコノでお世話になっていたギャラン店に遊びにいったらこれの茶色の後期型セダンの超極上車が下取りで入っていてエコノの担当セールスさんに聞いたら「あげるよ」と言われ喜んでウチに帰って親に話すと免許も持っていないのであたりまえですが却下されました (汗
ああ、タイムスリップしてあのニューギャランを引き上げてきたいっす (爆
第3位 日産・バイオレット 前期型 A10 (1977〜1978年)
以前は同じA10でも兄弟車でちょっとスポーティなオースター・マルチクーペの方が好みでしたが、今ではとことん地味なバイオレットの初期型セダンが一番好みでして、特にこの画像のエビ茶色のGL-Lが堪らなく好きだったりします。以下、かつてのブログからまたもコピペさせていただきました (汗
〜オーナーズクラブであるバイオレット保存委員会でも70年代後半の日産旧車が人気が高まりつつある中今だ忘れられた感があると嘆いておられましたが、ちょっと地味だがシンプルで直線的なスタイリングと大きくもなく小さくもない絶妙なボディサイズ、オーソドックスなFR方式、信頼のL型、A型エンジン搭載(Zエンジンもありましたが、私は初期型派ですので・・・)などなど私には魅力満載で好きなクルマなんですけどね。〜
第2位 日産・スカイライン ハードトップ C110・C111系 (1972〜1977年)
こちらも過去のベストテンランキングから一部加筆のコピペにて失礼 (汗
〜マイナー志向の私が大人気車を2位に持って来てつまんないと思う方も数多くいらっしゃると思いますが、フェンダーカットされていないノーマルのGT系は特にカッコ良さを感じますね。
あと大好きなブルUや2代目レオーネを押さえてあえてケンメリを2位にしたのはドライビングポジションが良く、ハードトップながらリヤの居住性も十分で規制前でしたらエンジンも元気、つまりクルマの基本を押さえてある上魅力あるボディデザインを実現しているからなんです。ただし後方視界は劣悪ですが、スタイルの良さにそこは目をつむりました。
あとプリンス自動車が産み出した傑作エンジンG型を搭載した前期ショートノーズのスポーティシリーズ、これもケンメリを語る上では欠かせない存在です。
主流エンジンだったL型のインマニ・エキマニを左側上下に並べたカウンターフローに対して左右別々に並べ、一歩先じたクロスフローのG型4気筒。
日産の策略でL型より目立たなくしようとG型は廉価版の扱いでシングルキャブしか与えられませんでしたが、レスポンスよく、パワー感もL型4気筒よりずっと上でしかもショートノーズのハンドリングはボールナットながらかなり良好で隠れた名車だと思います。〜
第1位 スバル・レオーネ A2/A3系 (1971〜1979年)
〜やはりこのクルマである。このクルマだけは出来不出来、かっこいい、悪いを超越した存在である。
幼少の頃の思いを宿す自分だけの名車である。年々その思いは強まっている・・・〜
過去のベストテンブログからコピペしましたが、今でもこの思いは変わりません。
でも今このクルマを手に入れるのには色々と諸問題がありまして、敵わぬ夢で終わりそうです・・・。
さて11位以下のランキングは下記の通り
11位 日産・セドリック/グロリア 330系 (1975〜1979年)
12位 ダットサン・サニー B110 (1970〜1973年)
13位 三菱・ランサー A7/A14系 (1973〜1979年)
14位 ダットサン・ブルーバード 810/811 (1976〜1979年)
15位 トヨペット・コロナ T100系 (1973〜1978年)
16位 いすゞ・ジェミニ PF50/60 (1974〜1986年)
17位 日産・スカイライン ジャパン ハードトップ C210/211 (1977〜1981年)
18位 ホンダ・シビック SBI/SG (1972〜1979年)
19位 三菱・ギャランΣ/Λ A12/13系 (1976〜1980年)
20位 トヨタ・カリーナ TA1/RA1系 (1970〜1977年)
ベスト20圏外でもMS/RS60クジラ・クラウン、RX22コロナ・マークⅡGSS、カローラ30、KP61スターレット、40セリカ、N10パルサー、C130ローレル、ギャランGTO、ミニカ・アミ55、初代ミラージュ、S122A風カペラ、2代目カペラ、フェローMAX、初代シャレードなどは僅差で溢れてしまったクルマ達です。
物心ついた頃見掛けたクルマ達で特に親や親戚、近所で乗っていたクルマには強い思い入れがありますねぇ。
70年代車を所有する皆さんへ、増税や部品の製廃の増加等々所有していくにも苦労は耐えないですがここは是非とも大切に乗り続けて後世へ70年代車の素晴らしさを伝えていこうではありませんか!
それでは本日も70年代のヒット曲を3曲ご紹介しながらお別れ致しましょう。
尾崎紀世彦 愛する人はひとり
南沙織 色づく街
松崎しげる 愛のメモリー