こんばんは!
ちょっと久々の便乗(汗)ベストテンネタです。初めて私のブログを拝見された方の為にご説明させていただきますが、なぜに便乗かと言いますと元ネタはみん友さんであるGureさんのブログだからなんですね (汗
正統派のベストテンは
Gureさんのベストテンをぜひご覧いただいて、こちらでは私の独断と偏見に満ちた怪しいベストテンで行かさせていただきます (爆
今回は今旧車界の中でも人気のたかまりつつあります90年代車ベストテンで行かさせていただきます♪
私の独自ルールと致しましては、国産車のみを対象とさせていただいて尚かつ90年代にデビューしたものに限らせていただきます。
従って名車の誉れ高きE3系ギャランは92年まで生産されてましたがデビューが87年ですので対象外、私が愛して止まないWY30グロリア・ワゴンも99年まで生産されてましたがデビューが84年ですのでこれまた泣く泣く対象外とさせていただきます (汗
それでは早速行ってみましょう!
第10位 ホンダ・オデッセイ RA1/RA2 1994〜1999年
好きな方や必要に迫られてお乗りになっている方には申し訳ないのですが、実は私ミニバンニガテなんですよ (汗
特にダメなのが運転すると眠くなるんです。昼飯食べた後なんかはホントすぐに眠くなりますね。
重心の高さとソフトな乗り心地からくるコーナリング時での大きなロールとステアリングインフォメーションが伝わり難いハンドリングが原因なのでしょうか。
そんな私が乗ったミニバンの中で運転していて眠くならなかったクルマがE52エルグランド・ハイウェイスターとこの初代オデッセイだったんですね。
このクルマを運転するまでは然程興味も無くなぜあれだけバカ売れしたか正直理解できませんでした。
あれは2〜3年位前だったでしょうか、初期型のオデッセイで高速使って県北部まで行ったんです。もう23万kmも走っていてATも一度中古に載せ換えてる程のヤレた個体でした。
丁度昼飯食べたすぐ後に出発したので絶対眠くなる、これはヤバいと直感的に思ったのですが、いざ走り出してみると並みのセダンよりもよっぽど走りがよく、実に安定した直進性とレーンチェンジでもふらつかないしっかりとした足廻り、トルクフルなエンジンとすっかりこのクルマが気に入りまして全く眠くならずに運転を最後まで楽しみながら目的地に到着しました。
後々調べてみると実によく考えられて設計されていたようで開口部が多いミニバンにありがちなボディの緩さをモノコックにビルドインフレームを追加してしっかりとした骨格と結果フラットなフロアを実現。ホンダ得意の4輪ダブルウィッシュボーンの足廻りもリヤは上下のアームをホイール径内にコンパクトに収めてコイルとショックをそれらと分離してマウントし、リヤスペースの効率を向上してたそうです。
第9位 日産・マーチ K11/HK11 1992〜2002年
軽量で軽快ないい意味で大衆車らしかった先代K10とは一転、可愛らしい外観とは裏腹にかつての日産らしい大変真面目な造りで完成度が高かったですね。
新設計されたCG10/CG13DEエンジンはついにツインカム化されましたが、日産のエンジンらしくよく回り、しかも回転上昇のフィーリングが気持ち良かったんですよねぇ。
個人的にはCG13DE+5MTの組み合わせが最良だと思いますが、残念な事に一番売れたのがCG10DE+4ATのig-fというグレード。エアコン付けて上り坂を走るとパワー不足で全く走らないんですよねぇ (> <;
激遅カーに乗ってるお前が言うなですかそうですか (汗
第8位 日産・スカイライン4ドアセダン2500GT-t 5MT ER34 1998〜2001年
このクルマに関しては最初の便乗ベストテンで第10位にランキングさせていただいたので
こちらを参照して下さい。
R34がこの順位に留まったのはもはや私が大きなクルマを必要と感じていないからかもしれませんね。
第7位 日産・ローレル2500クラブSターボ GC34 1994〜1997年
先代C33がスマートなスタイリングと巧みな商品展開でローレルとしては久々のヒット作となったものですからC34も期待したんですが、何とも不格好なスタイルで正直オワタと思いました (汗
この時代はそろそろミニバンやステーションワゴンが人気になりつつありセダンが少しずつ低迷し始めてきた頃でしたが、人気があり台数の出ていたC33に比べると人気も台数も激減してしまいました。
90年代の日産ってモデルチェンジしては失敗し、あれだけラインナップがあってもまともに売れたのはK11マーチとE50エルグランド、A32セフィーロとWC34ステージアがスマッシュヒットといったところだったでしょうか。この時期のモデルチェンジやブランニューモデルをやっつけでなくもっと慎重に企画して出してれば今の日産はもっと違ったものとなっていたでしょうに・・・。
そんな酷評してきたC34に私が興味を持ち始めたのはC35ですら消滅した2000年代半ば頃、C34は不人気で中古はすっかり値段がこなれていました。
クラブSターボはネオ化される前の丈夫なRB25DETエンジン搭載だし、これまた値段のこなれたR33スカイラインタイプMのハブとブレーキキャリパー・ローターを移植して5穴化&4ポット化、5MT載せ換えして内外装は弄らずスリーパー化したらダサかっこいいのではないかと思い、その頃導入したパソコンでヤフオクや中古車検索しては妄想をふくらませたものでした。
でも嫁殿と付き合い出してクルマ趣味に時間もお金もかけられなくなったのと面倒くさくなった事もあり妄想で終わりました (汗
C34ってよく見ると前後のピラーが立っていて居住性がいいのとピラードハードトップ化された事によりボディ剛性がアップした点もいいですね。オワタと思ったスタイルもどういう訳か今はなかなか悪くないと思いますし、実は平成に入ってからのローレルの中では一番好きだったりします (爆
(注) C34自体のデビューは1993年なのですが、クラブSターボは翌年追加でした。
第6位 ホンダ・ビート PP1 1991〜1996年
実は登場間もない時に高校時代からのクルマ好きな親友からビートは乗ると面白いから是非試乗してみるべきだと言われ、言われるがままに試乗させてもらったのですがその時はそれ程までとは思わなかったんです。
それからずっと後の7年位前に再び乗る機会があったのですが、感想はこんなに運転が楽しいクルマはそうそうあるものではない・・・でした!
当時は普段セダンや軽トラばかりに乗っていたせいもあって着座位置の低いスポーツカーのビートは新鮮に感じ、エンジンもアクティなんかと共通のE07Aなのにホンダエンジンらしく実によく回る回る!(3連スロットルと10.0の高圧縮比、コンピューターの新マッピングなどビート用に手直しされてるそうです)
ハンドリングもクイックでいつまでも乗っていたいと思った程運転の楽しいクルマでしたねぇ。
スタイルもかわいらしさもありつつ実にスタイリッシュ! 今でも人気が高いのがよくわかりますね。
今週のスポットライト スズキ・ワゴンR CT21S/CV21S 1993〜1998年
惜しくもあとひと息でベストテン入りを逃したクルマのご紹介。
初代ワゴンRが出た時はてっきりホンダが72年に出したライフ・ステップバンをリバイバルデビューさせたかと思いましたね。
このシンプルな道具感が新鮮でこのクルマのある生活ってきっと楽しいだろうなぁと思わせるところが良かったです。
実はモデル末期の頃に出たエアロRSのマニュアルが欲しくてカタログも貰ったのですが、その直後2ストのSJ30ジムニーにハマってしまって買う事はなかったのですが、もし買っていたら当時趣味だったスノボや今も続く趣味のキャンプに引っぱりだこだった事でしょう。
あれだけ走っていた初代ワゴンRもここ数年ですっかり少なくなってしまいました。錆易いボディやスズキ自体も予想だにしなかった大ヒットにつきかなり増産した結果クオリティにバラツキがあって故障が頻発した個体も多かった事からか市場から淘汰されてしまったようです。
ですが90年代を代表する1台には間違いなく、今のうちに程度の良い個体を探して安く手に入れて大切に乗り続けたらなかなかの趣味車になる事は間違いないでしょう・・・と思っていたら目ざとい友達が既に実行しておりました (^^;
さてベストテンランキングに戻りましょう!
第5位 トヨタ・カローラ1500 AE100 1991〜1993年
通称バブル・カローラ。バブル期に設計されたクルマだけあって実にクオリティの高い造りでした。
先代91型で不満だった居住性も向上。
FFになってからのカローラで一番好きな型です。この後のモデルはモデルチェンジごとにコストダウンされて、義父が乗っていた思い出深い140系以外あまり興味持てなくなってしまいました・・・。
尚この100系は95年まで造られましたが、後期のデザインはあまり好きではなく、対象は93年までの前期のみにさせていただきました。
第4位 スバル・プレオ スーパーチャージャー RA1/RA2 1998〜2007年
実はこのクルマもオデッセイと一緒で運転するまでは全く興味がありませんでした (汗
でも10年ちょっと前にこれのDOHCスーパーチャージャーのCVT車に乗る機会があり何の期待もせずに運転させると・・・シュルシュルっと滑らかに回るEN07エンジンと安定したコーナリング、快適な乗り心地と軽の枠を超えたレベルの高さに驚いたと同時にすっかりこのクルマが気に入りました。
私の周りにはビビオを箱替えしながら乗り続けたり最終型ステラのマニュアルを探して乗り出したり、クルマにうるさいマニアがプレオに乗ったりとディープなスバルの軽マニアがいるんですけどハマるのも納得です。
嫁殿と付き合い始めた時キャンプ道具一式が載る軽に乗っていると聞いた時、密かにプレオ・スーパーチャージャーだったらいいなぁと思ったのはここだけのヒミツと言う事で (^^;
第3位 日産・プリメーラ2000 HP10 1990〜1995年
FFの普通のミドルクラスのセダンなのにこれ程運転の楽しいクルマはそうそうないです。
実際本気で買おうかとも思いました。
そんな惚れ込んでいたP10プリメーラを1位にしなかった理由はマイナートラブルが多かった事。経年変化でガラスランラバーが硬化するとドアガラスの上り下がりが重くなり結果レギュレーターが壊れてガラス落下したり、ラジエーターアッパーホースから漏れたクーラントがオルタネーターに掛かって発電しなくなったり、自慢だったマルチリンクフロントサスペンションのアッパーリンクがガタが出やすいなどなどぱっと浮かんだだけでもこれだけ出ました。新車の時に極めて高いと感じたボディ剛性も8万キロくらい走ると何となくヤレが感じられたんですよね。
でもそんな欠点を差し引いても有り余る魅力があります。今の日産に求められるべきクルマのひとつだと思います。
第2位 スズキ・ワゴンR MC系 1998〜2003年
手前味噌でスミマセンが・・・現愛車です (^^;
このクルマがまだ現役だった頃は弟がRRに乗っていたものの全く眼中になかったですねぇ (汗
2代目ワゴンRは毎年のように小変更があり5型まであります。
R30スカイライン以上の小変更で毎年のように新型になって使い勝手も良くなるものですから最初の方で新車を買った方はそれは頭に来た事でしょう (> <)
でもこのMCワゴンRって街中に溶け込む嫌味のないバランスの取れた可愛らしいデザインだと思うんですよね。
かなり少なくなった初代CT系と違って未だMC系は殆どが満身創痍な姿ながらも見ない日はないって位目にしますが、沢山走っているからって嫌にならないんですよね。
運転はし易いしウチの5型のFTエアロはリヤシートスライド機構やコラムAT採用で足元も広々、シートの出来も実は軽自動車、いや普通車と比べても出来が良くて長時間座っても腰痛持ちの私でも腰が痛くならず、もう1台の家のクルマ、デイズ・ルークスと雲泥の差なんですよねぇ。
プレオと違って軽自動車を意識させられるクルマですが、逆に軽らしい気軽さを感じさせられる点も好きな所です。
あとは結婚前からこのクルマとの長年の付き合いがあって愛着が深まったのと、昔のB310サニーがごとく今は解体車が沢山出回っていて程度のいい中古パーツがてに入りやすく、色々と直したり手を加えたりするのに気兼ねなく出来るのがまたいいんですよね。
栄えある第1位は・・・
日産・ブルーバード U14 (但し2駆のSR18DE、 SR20DE、QG18DE車の5MT/4AT車に限る! ) 1996〜2001年
のっけからCVT車やQG18DD車の画像でスミマセン (汗
画像はイメージって事で (^^;
日産のミドルクラスセダン、ダットサンの末裔として長い間君臨してきたブルーバードの事実上最終モデルのU14ブルーバードは私の以前の愛車であった2代目P11プリメーラと基本シャシコンポーネンツを共通化した兄弟車となりました。
ですが第3位にランクインしたP10プリメーラの欠点であったマイナートラブルはほぼ解消されて実に信頼性の高い実用車として生まれ変わりました。確かに運転する楽しみはP10よりかなりスポイルされてしまいましたが、実用車として高い信頼性を得たのと、90年代車らしくまだ充分に運転している実感を感じさせる点など魅力に溢れています。
比較的錆易いリヤフェンダーのホイールアーチ周りはスチームでマメに洗浄してパネルとパネルの間にノックスドール注入すれば錆の進行は遅く出来る事でしょう!
どちらかと言うとスポーツセダンの代名詞のSSS系よりも気構えないで気軽に乗れそうなルグランが好みですけど、最後のSSSもまた魅力ですね♪
ベストテン外のランキングは以下の通り
11位 スズキ・ワゴンR CT21S/CV21S 1993〜1998年
12位 三菱・RVR N13W/23W 1991〜1997年
13位 スズキ・エスクード2000 TA52W 1997〜2005年
14位 スズキ・アルトバン HA12S 1998〜2000年
15位 日産・セドリック/グロリア Y33 1995〜1999年
これはあくまで私のランキングですのでユーノス・コスモがないだの3代目ジェミニがないだのB15サニーがないだずだのと言ったクレームは受け付けませんのであしからず (爆
90年代と言えば私が18〜29歳の時でしたので正に青春を過ごした時期でしたからねぇ。私の好きな70年代に次いで思い入れのある年代です。90年代には一昔前の80年代車ばかり乗り継いでましたが、その後90年代車はER34スカイラインとHP11プリメーラに乗りましてその良さを堪能いたしました。
燃費一辺倒の現行車に対して手に届く範囲で趣味性のあるクルマを手にするとしたら90年代車が趣味と実益を兼ねたベストチョイスかもしれませんね。
本日の音楽、90年代ミュージックから3曲 オリジナル・ラブ 朝日のあたる道
岡本真夜 alone
渡辺信平 よりかかって Only You