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土星@どいのブログ一覧

2017年11月22日 イイね!

~ワイヤレスマイクは無いけれど~ SANSUI SCR-3 レビュー

~ワイヤレスマイクは無いけれど~ SANSUI SCR-3 レビューSCR-B2と同時期に発売されたと思われるモノラルラジカセ。こちらは当初お迎えしないつもりでいましたが、よくよく見るとデザイン以外に、最近のラジカセではすっかり失われたような特徴を色々持っているのが気になり、結局お迎えと相成りました。

※2019/5/30.追記 カタログ落ちしたのか、HPから消えていました…




こちらの元ネタは1974年発売のナショナル RQ-448"MAC ff" (以下オリジナル)。トランスミッターとしても使えるワイヤレスマイクを搭載し、当時爆発的に売れた機種です。私は実機を所有していませんので、こちらのサイトをご参考に。

http://plaza.harmonix.ne.jp/~ita/1123/RQ448.htm



外箱。個人的には、ダンボール地の色だったらもっと当時っぽくなったかも知れません。


全体。オリジナルは渋い感じの緑色ですが、サンスイ版は銀色でだいぶ雰囲気が違いますね。パッと見重厚感ある見た目ですが、持ってみるとかなり軽いので不思議な感じがします。 (70年代のラジカセは小型でも重いのが当たり前) サンスイのロゴが印刷ではなく、ちゃんとロゴのパーツを貼り付けている辺り芸が細かいです。
タイトルにもある通り、ワイヤレスマイクはありません。そのためスピーカーの格子が1列増え、新たに内蔵マイクが設けられています。


背面。こちらはSCR-B2とは違ってオリジナルの雰囲気が残っていますね。コードも同じ背面出しになっています。


ボタン、ツマミ類は質感こそチープなものの、オリジナルの形状そのままです。ただ、マイクミキシング、短波受信機能は省かれています。その代わり、トーン調整1個のみだった音質調整ツマミが低音、高音の2系統に分かれたタイプになりました。現代のモノラルラジカセでは異例の豪華装備です。
こちらはスリープ機能が健在。


こちらも恐らくラジカセに搭載されるのは30数年ぶりと思われる、針式のパワーVUメーター。
ただし、名前の通り音量の大きさに比例して振れ幅が変わる、いわゆるパワーメーターなので、かなり音量を上げないと元気よく振れません。他に所有するパワーメーター装備の子達…もとい機種だと部屋で鳴らせる音量だとうんともすんとも動かないのに比べ、幸いこちらはメーター自体が小さいためか、同じくらいの音量でもそれなりに振れてはくれます。
オリジナルでは更に電池残量、録音レベル、ラジオ同調が表示できますが、サンスイ版は前述の音量レベルのみ。せっかく目盛りが振ってあるのに実にもったいないです。


そのVUメーターがあるチューニングスケール部は、オリジナルと違って白基調のデザイン。なぜかダイヤルの針が透明なプラ板になっているので少々合わせづらいです。個人的には、せめて縦線でも引いて欲しかったところ。


ラジオに切り替えると、なんとダイヤルライトが点灯! この機能は説明書には書かれていなかったので意外でした…。因みにオリジナルでは、別に設けられたボタンを押している間のみ点灯するようになっています。


カセット部。メカはSCR-B2とヘッド以外同じ物のようです。右上の黒い四角のスペースは、オリジナルではテープカウンターが付いていますが、サンスイ版はありません。欲を言えば付けてほしい所ですが、近年ポータブルテレコでもカウンター付きの物を見かけなくなったので、部品自体もう作っている所が無いのかも知れません。
また、箱絵ではカセット部周囲がオリジナル同様に黒く塗られていますが、現物は塗られていません。少し残念な点です。


カセットテープを入れたところ。

音質の方ですが、ハイパワー4.8w出力を謳っているだけあってパワフルな音を奏でます。(オリジナルは最大2.5w) さらに前述の2系統に分かれた音質調整によって、表現力はオリジナルより向上していると思いますね。そこに針式のVUメーターという視覚効果も加わるので、使っていて楽しいラジカセに仕上がっています。
ただ、個体差なのか仕様なのかモーター音が大きめで、静かな曲や曲間の無音部分では気になる事がありました。また、他所有のモノラルラジカセ同様、カセットテープとの相性が悪いのか正常に録音された物でも音がこもる事がありました。モノラルラジカセの構造上仕方ない事なのかも知れません。


とまあ、今一つな部分も多けれど予想以上にいいラジカセでした。旧車にお乗りの方なら、イベント等で展示する際のアクセサリーとしてもちょうどいいかも知れません。
近年はカセットテープが静かなブームを見せていると聞きますが、まさか今になってこんな物まで出てくるとは思いませんでしたね。サンスイのラジカセが、今後もこの路線で行くのかどうか気になるところではあります。
80年代初頭に流行った大型ラジカセもいつか復刻されたりしないかな…?


~~余談~~



電池ボックスの奥に電圧切り替えスイッチの取り付けスペースがあるのを発見。SCR-B2同様、こちらにも元の姿があるのか気になります。

Posted at 2017/11/25 14:26:05 | コメント(3) | トラックバック(0) | オーディオ | 趣味
2017年11月22日 イイね!

~ダックスフントはいないけど~ SANSUI SCR-B2 レビュー

~ダックスフントはいないけど~ SANSUI SCR-B2 レビューツイッターのフォロワーさんからの情報で、偶然存在を知ったレトロデザインのラジカセ。調べたら今年の9月頃に発売されたようでした。
デザインの元ネタとなったラジカセを持っている事もあってお迎えを決意。地元庄内地区では置いている店が無かったため取り寄せてもらいました。新品のラジカセをお迎えするのは実に10数年ぶりです。

http://doshisha-av.com/acoustic/sansui_cd.html




外箱。


全体。あえて言いますが最新機種です。


そして、デザインの元ネタになったサンヨー MR-U4TⅡ"Town U4" (以下オリジナル)。恐らく80年代中頃の物と思われます。私が所有する個体は、7年前に近所の廃品回収屋で見つけた物を売ってもらいました。修理して動くようにはなったものの、不調続きで最近はあまり動かしていません。


全体の大きさを比較するとこんな感じ。わかりづらいですがサンスイ版の方が若干大きくなっています。
また、赤い部分がオリジナルではわざわざ色の違うプラスチックを組み合わせているのに対し、サンスイ版は塗装で表現されています。スピーカーの枠もサンスイ版は銀メッキになっていて、かなり印象が違いますね。
ツマミやボタン、スイッチの配置や上面パネルの色も全く違います (当時とは異なるメカなので仕方ない) が、恐らくこれ以前の型のU4を参考にしたようなデザイン処理になっています。個人的にはこういうボタン配置の方が好みですね。因みに本体の重さはほとんど一緒でした。


前面右側。オリジナルではU4シリーズの象徴とも言えるダックスフントのイラストが入っていますが、当然サンスイ版にはいません。また、テープカウンターと電源/ラジオ同調を示すLEDもサンスイ版では省かれています。個人的にはLEDだけでも付いていて欲しかったですね。しかし、蓋にあしらわれたテープ走行方向の矢印も兼ねた模様は、いかにも当時のラジカセにありそうなデザインで好感が持てます。
スピーカー右上の━は内蔵マイクですが、オリジナルが両側にあるのに対しサンスイ版は右側1個 (左側はダミー) のみで、周囲の音をステレオで録音する事はできません。


上面パネル右側。切替スイッチの位置と役割はほぼ一緒ですが、サンスイ版では後述するmp3再生/Bluetoothスピーカー機能の追加により、スリープ機能 (テープの分数を利用してラジオの電源を切る機能) が省かれています。


上面パネル左側。ひときわ目を引くのがSDカード/USBメモリーのスロット。そう。実はこのラジカセ、なんとSDカード内のmp3音源の再生、Bluetooth接続機能でスマホ等のスピーカーとしても使えるのだ! 80年代そのままの外観に現代的な機能…ロマンあふれます!
ただしmp3音源をカセットテープに録音する事はできるものの、残念ながらその逆はできません。過去に録り溜めたテープをmp3化して保存したい人にとっては惜しい点かも。操作性も良くはなく、殆どおまけみたいな機能ですね。個人的にはスロットにカバーも付けてほしかったです。
なぜか音質調整ツマミがオリジナルとは逆で、右へ回すたびに低音が増していく仕様になっています。


背面。オリジナルでは電池ボックスが単三6本ですが、サンスイ版は単一4本。この小ささでどうやって単一を4本も入れるのか気になっていましたが、こんな風に改修されていました。消費電力が小さくなった (9V→6V) 事で電池の本数が減ったのはいいですが、デザイン的に無理矢理感がありますね…。単三が使えない理由が何かあるのでしょうか?
地味に、外部電源がDCアダプター式からACコード式に進化してます。


ただ、コードは背面出しなので置き場所に制約が出そう… ここはオリジナル同様側面出しが良かったです。


蓋を開けたところ。メカは現行の安いラジカセでよく見かけるタイプです。オリジナルではテープ残量を見やすくするためのミラーが付いていますが、サンスイ版はありません。


カセットテープを入れたところ。

音質の方ですが、これが意外にも音質調整次第でオリジナルとほぼ変わらない、小型機の割に低音/高音ともメリハリのある音を奏でてくれます。ジャズ等の繊細な音の多い楽曲も難なくこなし、伊達にサンスイを名乗ってるわけじゃないって感じでしたね。


~~余談~~


元の姿と思しきラジカセを発見。赤色の部分がなぜ塗装なのか判明しました。この配色も意外とイケてますね。



Posted at 2017/11/25 14:24:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | オーディオ | 趣味
2017年11月14日 イイね!

今更レビュー ドリームトミカ「バースデイスイーツバス」

今更レビュー ドリームトミカ「バースデイスイーツバス」今から2年前、トミカ誕生45周年の記念として出たモデルです。デザインは著名なパティシエの辻口博啓氏が手掛け、実際にこれをかたどったケーキが作られたりもしました。 出た当初、私は全く気にも留めなかったモデルなのですが、今年になって急に欲しくなり、その後成り行きで図らずも全色が手元に揃ったため、今更ですが紹介します。







まずは通常版。 地元の百貨店に一つ売れ残っていた物を入手しました。ミントケーキを思わせる配色にハート形の窓、さらには屋根に乗ったマカロンと可愛さ抜群の外観。今にも甘い香りが漂ってきそうです。 箱も水色と白の縞模様にマカロンが散りばめられるなど、本体に劣らぬ雰囲気。通常の番号ではなく、「SP」となっている所が特別感ありますね。


フロントは、グリルにハートがついた丸目2灯の顔と行先表示板がチャームポイント。書体がちょっぴりハロウィンチックなのもいいですね。


実は内装も再現されており、運転席にはハンドルやダッシュボードまであります。架空のクルマであってもその辺きちんと作り込む辺りは流石トミカですね。因みに座席の数を数えたところ、運転席を除いて15席でした。一般的なマイクロバスよりちょっと少ない位です。


そして、9月の遊佐町クラシックカーミーティングのフリマで偶然発見した2015年度株主優待版。文字通り株主限定で配布されたモデルで、本来はなんとハコスカとセットになっていました。 (因みに、2台揃った方も同じ所で売られていました)
こちらはイチゴケーキな見た目。通常版とはまた違った可愛さです。


最後にトミカショップ限定版。こちらはチョコレートケーキで、他の2台とはだいぶ印象が異なって見えます。また、これだけ窓の色がピンクではなく濃い目の赤色になっているのも特徴で、屋根のマカロンの赤と相まって落ち着いた雰囲気の中にも華やかさがありますね。


3台の並び。形は同じでも三者三様って感じです。やはりトミカショップ版の印象の違いが目立ちますね。


似たコンセプトのドリームトミカで、去年発売された「おかしのくるま」があります。こちらは森永製菓とのコラボモデルで、バースデイスイーツバスと違い実車 (シトロエン Hトラック) がベースになっています。フロントグリルをチョイスビスケットにするセンスは見事。お菓子が美味しいというイメージでベースにフランス車を選んだのだとしたら、かなり的を得たチョイスのような気がしますね。


それが加わるとさらに華やいだ並びに。おかしのくるまのカラフルさが際立ちます。
出た当初はどうでもいいと思っても、後々何かのきっかけで急に興味を持ってしまう… ミニカーに限らずよくある事ですよね。




~~余談~~





PS3の洋ゲー「セインツロウ4」のDLCに収録されている似たデザインのクルマ。こっちはあまり美味しくなさそう。アメリカンテイストとも言えますが…



「おかしのくるま」のベースがシトロエン Hトラックなので、実車で再現できそうだと思っていますが、完全な架空のクルマである「バースデイスイーツバス」も、日産シビリアンの特装車にあるショートボディー仕様の外装を弄れば、こちらも実車として再現できそうですね。車体の角張り具合が近いように感じます。
Posted at 2017/11/18 21:21:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミニカー | 趣味
2017年11月12日 イイね!

9年ぶりのきらきらうえつ

9年ぶりのきらきらうえつ2014年を最後に、羽越本線から姿を消した485系… とは言え、485系を改造した観光列車であるきらきらうえつが唯一、今も変わらずに走っています。 しかし今年に入って、フリーz…いろどり号の引退、NO.DO.KA号も引退が決まるなど、観光、イベント列車として現役の485系も姿を消しはじめた事、きらきらうえつ自体も気づけば登場から10年以上が経っているため急に心配になり、先月28日、約9年ぶりに乗車してきました。










いつもは酒田駅を16時過ぎに出ていますが、この日は11時半発。事前に時刻表で調べた時はわかりませんでしたが、新潟駅から臨時のイベント列車が走るらしく、それに接続するためでした。


オリジナルとは車体や内装が変わってはいるけれど、車内に響く懐かしい走行音、そして久々に見る、村上駅手前での電源切り替えによる消灯…(現いなほのE653系は消灯しないので) 観光列車という違いはあれど、新潟に着くまでの間、気分は慣れ親しんだ485系の先代いなほでした。 果たして今後いつまで走るのかはわかりませんが、これからも羽越路の魅力を伝え続けて欲しいですね。


因みにこの日は「響け!ユーフォニアム」の晴香先輩の誕生日。車内からお祝いです。


蛍光灯のカバーや網棚が似ているせいか、どことなくオリジナルの485系の面影があるように感じます。


きらきらうえつ最大の魅力は、この前面展望スペース。デビュー間もない頃に家族で乗った時、私もここにへばりついてましたね(笑)


ラウンジカーの隅にあるプロジェクションマッピング。9年前乗った時はまだ無かったように思います。こちらも停まる駅名や沿線の見所が映像と共に流れ、下の細長く出っ張った部分に合わせてきらきらうえつが走ってくるなど、なかなか楽しいものでした。


この辺の列車でたまに見かける注意書き。10枚に1枚くらいの割合でカタカナになってたりしたら面白そう(笑)


今回新潟市内には出ず、駅で昼食の後すぐに新津へ。その理由は…




羽越本線内で最長の距離を走る各駅停車"831D"に乗って帰りたかったから。羽越のキハ40系は、個人的に小さい頃から何度もお世話になっているので大好きな車両です。塗装が数色あるうち、特に青と白の塗装は沿線の海の景色によく似合う色だと思いますね。


青いシートのボックス席が並ぶ車内がたまりません。2両目のキハ40はロングシートに改造されたものですが、車内の端から端まで延々と続くシートと吊り革が独特な景観です。


ゆっくり4時間揺られ、酒田へと戻りました。キハ40系も気がつけば製造から40年。そう遠くない将来、お別れの時が来ると思うととても寂しいですね…。今後も乗る機会を作っていけたらいいです。
たとえ車両が新しくなったとしても、ボックス席の並ぶ車内、その車窓からは青々と広がる海…という風景は変わらないであって欲しいです。
Posted at 2017/11/14 20:56:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道 | その他

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「昨日の出勤途中にて…
先の交差点で別れるまで、冬ならではの遊び心にしばし和まされました。」
何シテル?   02/08 20:21
アルトとデボネアに乗っています Twitter:< https://twitter.com/debo6486 >
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